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第158話村田弦の戦い

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「あなたは私に勝てない!」

盾を突き出され、弾き飛ばされる

「勝てるさ、あの人の為ならな」

盾を拳で殴る

「無駄です、よ!」

またも盾で弾き飛ばされる

「なんでしゅん君を叩いちゃったの?」

昔の記憶が頭の中を駆け巡る

「ああ!イラつく!」

「相手は後遺症が残るほどの大怪我を負った!何故!お前は人を殴るんだ!」

元気だった頃の父さんの声が聞こえる

「ハハハ」

乾いた笑い声を上げながら、盾を拳で殴る

「グゥ!攻撃スキルでも使ったのか!」

盾持つが怯む

「何故お前はまた、、人を殴る、、」

「ハハハ」

気分が少しずづ悪くなる、吐き気が襲う

「お前は化け物だ。美恵さんと俺の子供が化け物だったなんて、、」

気分が悪い

「君のお父さんは、運悪く頭を強く打ったみたいで、いつ目を覚ますか分からない」

気分がとても悪い、胃液の匂いが鼻を突く

「お前の名前は?・・村田弦?いい名前だな」

拳で盾を殴る

「グオォォ、、威力が上がってる?」

気分が上がる声がする

「村田、釣りに行こうぜ」

「村田、狩りを手伝ってくれ」

「村田、俺のギルドに入らないか?」

笑みが零れる

「お前は人間だ。化け物じゃないぞ。殺人事件を起こしてから化け物を自称しろ」

「ハハハハ!!」

「何故お前に優しくするかって?・・・優しさに理由って必要なのか?」

「最高の気分だ」

「え?最後に喋れてよかった?死ぬの?・・・死ぬならお前の命を俺にくれよ」

「私はマスターの為に生き、マスターの為に死ぬ。これ以上の幸せはない」

不敵な笑みを浮かべる

「そうだと思わないか?」

「急に笑い出したと思ったら、次は意味不明なことを言って、頭がおかしくなったのか?」

「そうかな?そうかも、元々かも知れないし、後天的なのかも知れない」

盾を拳で殴る

ガコン!

金属が拉げる音が響く

「グアアアア!!」

「じゃあね。バイバイ、さようなら」

砕けた盾を横目に、奴の腹に拳を叩き込む

「カ、ハ、、」

リミットオーバー2番隊防衛隊長を倒した

「村田さん大丈夫ですか?」

心配した表情のレオンが走ってくる

「・・・」

レオンを引き寄せ、お腹に顔を埋める

「村田さん!?」

「嫌な記憶を思い出した」

「・・・」

「だが心地いい記憶も思い出した」

「そうですか」

「マスターに会ったらお礼を言おう」

ドッカン!!

爆発音が響く

「村田さん!」

「・・・」

「え?!村田さんこの状況で寝たんですか?!」

村田弦は安心した様子で眠りについた




村田弦、前科は付いていないが女子少年院にいた経験がある

小学5年生の頃、男子生徒とふとしたことで喧嘩になり、相手の左腕に後遺症が残るほどの

暴行をしたがまだ子供だと言うことで、女子少年院に入ることは無かった

中学1年生の頃、後遺症が残るほど暴行した、男子生徒がいじめられているのを発見し

間に入り助けようとしたが、そこで殴り合いに発展し、5人の生徒が病院に入院することになった

学校側が一時的に帰宅を命じ、帰宅した後に父親と口論になり、

興奮した父親が階段から落ち、意識不明の重体を負う

その後女子少年院に入り、出てきた後に今の龍桜雫に出会った



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