表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
160/250

第156話戦闘!狂乱の大魔導士杏夏ネフル

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「最初から本気で行く。暴食姫の餓鬼」

「そうですか。マジックアイテム展開」

杏夏の周りに浮遊物が何個か浮く

「セレスちゃんは強いですからね。装備もガチで行きますよ」

魔法使いがよく被っている白の帽子に、白のローブに大きい杖と小さいワンドを装備した

「あの装備はなんですか?初めて見ます」

「わたくしも初めて見ますね、杏夏様のガチ装備でしょうか?」

杏夏は大きな杖を魔法で浮かせ、手には小さなワンドを持っている

「天使の輪っかは要らないのか?」

「あれやると疲れるので、初動には出しませんよ」

「そうか。じゃあ死ね」

斬撃が飛ぶ

「おおと!先に攻撃したのはセレスだ!」

「余裕でバリアに防がれましたが、少しは耐久値が削れたでしょう」

「銀の狼が吠える」

狼の鳴き声が響き、杏夏に何かのバフが掛かる

「ウォーン!!」

セレスも共鳴し鳴き声をあげる

「セレスちゃんもバフを掛けましたね」

「羽を千切れ、地を這え、俺たちと同じ土俵に立て」

「面倒な制約ですね」

「これは知っています。両者共空中に浮けなくなる。スキルですよね」

「そうですね。セレスちゃんは地上戦が大の得意ですから、一方杏夏様は空中戦で負けたことがないと聞いたので、このスキルは杏夏様にとっては致命的でしょうね」

ジリジリと二人の距離が縮まって行く

「ダッシュ」

「ブリンク」

セレスが距離を縮めようと【ダッシュ】を使った瞬間、同時のタイミングで【ブリンク】と言う移動スキルを使用し、距離が開いた

「パン」

「!」

杏夏が何かを呟いた瞬間、セレスは防御態勢に入ったが、何も飛んで来なかった

「距離がまた開いた」

杏夏の後ろに魔方陣が大量に出現する

「魔方陣が現れた!」

「自分が巻き込まれないように、相当距離取った後に使いましたね。いつもは空中で使っている魔法ですが、地上ではどうなるんでしょうか?」

「頑健。死の神よ!加護を与えよ!」

セレスの体を黒い靄が保護する

「雫さんの鎧ぐらいなら消し飛ばせますよ」

そこからは一瞬だった

「魔剣の女神ライトよ。我に最高の魔剣を」

剣が出現し、魔法が放たれたと同時にその剣を振るうと

「こ、これは何が起きたんでしょうか?」

「わたくしの複眼では魔法が混ざり合って、それにセレスちゃんも巻き込まれて、、全て消えましたね」

「しょ、勝者は!副マスター杏夏!」

動揺しながらも、勝者の宣言をするレオン

「え?何が起きたの?」「分からん。なんも見えなかった」「副マス強すぎない?」

観客席からも動揺の声が聞こえてくる

「クッソまた負けた」

試合が終わり。蘇ったセレスが悔しそうな声をあげる

「セレスちゃん、あれに勝てると思ってたんですね」

「いや行けた。距離詰めたらあの魔法陣連打は出来ないし、魔剣は魔法がないと何も出来ん奴だったから、魔方陣連打させなければぁ!」

頭を抱え、悔しそうな声をあげる

「・・・後悔の仕方がマスターとそっくりだな」

横で見ていた村田が少し驚いている

「次はだれとだれの試合を」

ウウーーー!!!!

警報が鳴り響く

「攻め込んで来てますね」

「杏夏!今日こそお前のギルドを無くす!」

悪役声の男がワイバーンに乗って突撃してくる



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ