第155話模擬戦!村田vs杏夏!
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「さあ試合開始のゴングが鳴りました」
ゴングが鳴った瞬間、先に先制攻撃をしたのは村田だ
「おおと!先に攻撃したのは村田さんだ!」
「魔法使いは距離詰めて倒す。常識ですね」
杏夏の右手がひかり、魔法が放たれた
ゴキン!!
「超威力の魔法!村田さんの刀が軽々と弾かれました」
「相当高い威力の魔法ですね。村田さんの筋力的に相当あり得ないことです」
続けて杏夏の手のひらは色々な光を放ちながら、魔法がポンポン発射される
ガキン!ガキン!ガキン!
「村田が弾き続ける!少しずつ距離も縮まっているぞ!」
「魔法弾き返すのは難しいとされていますが、流石ですね」
「おっと納刀しました!」
「抜刀術、破壊」
一瞬で刀を抜き去った
「ど、どいうことだぁ!!攻撃をしていた村田が!逆に飛ばされたぞ!?」
「反射ではないですから、我々の目に追えない速度で攻撃したと言うことですね」
「今回の試合ルールは一発貰ったら終了ですが、終了してないということは」
「あそこで攻撃をガードしたと言うことですね」
「凄すぎるぞ!」
両者は少しの間見合った後、村田が動きだした
「村田さんが先に動いた!」
杏夏が何かを呟いた瞬間、村田が吹き飛んだ
「これはどういうことだ!?」
「命を灯した剣は光を超える」
バコン!!
「クリティカルヒットだ!勝者は副マスター!杏夏!」
ゴンゴンゴン!
「最初から使えば、、」
ナメが何かを言っているが、観客の歓声にかき消される
「隊長も凄かったけど、副マスはやっぱり強いね」
観客が各々の感想を言いながら、試合場から立ち去ろうとする
「杏夏。次は我だ」
セレスが試合場に入る
「あれ?雫さんどこ行きました?」
「主は、ウェポンマスター使ってないから使ってくるわって言い残して闘技場に行った」
セレスは雫の声真似をしながら、どこに行ったかを教えた
「そうですか、セレスちゃんこれは真剣勝負ですか?」
「真剣勝負」
セレスは真剣な眼差しで杏夏を見る
「えぇ実況は引き続きレオンがお送りします」
「解説はナメをクビにし、代わりに入った蜂蜘蛛の女王ヤドがお送りします」
「試合設定を変更するので少々お待ち下さい」
少し席が高くなった実況解説
「ここでヤドさんどっちが勝つと思われますか?」
「私としては、セレスちゃんに勝ってほしいですが、杏夏様は常軌を逸した強さをしているので、杏夏様が勝つと予想します」
「コメントありがとうございます。さあ試合が始まります!観客の皆さん、声援をお願いします!」
いつの間にか作られていた観客席でワアアアァァ!っと観客が声援をあげる
「制限時間は30分!勝利条件は相手のHPをゼロにすること!試合が始まります!」
試合開始のゴングが鳴った