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第152話幹部招集

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「あれ?雫さん?お帰りなさい」

「今抗争しかけられたって聞いたが」

「仕掛けられてますよ」

「勝てる?」

「面倒ですね。勝てますけど」

心底面倒そうに言う杏夏

「面倒な理由は?」

近くに合った椅子に座りながら、情報を集める

「まずは数が多いですね。関連ギルドも合わせたら、三千人ほどいることになります。生産職も数に入れてるので、もうちょい少ないはず」

「強さは?」

「上の奴らが強いぐらいですね。たまーに強い無名兵いますが、特に問題ではないです」

「他の面倒な要素は?」

「実を言うと、抗争はこれで10回目なんですよね」

「多いな」

置いてあったコーヒーに砂糖を入れながら、話を聞く

「3回目ぐらいから数多いし面倒ってことで、重要な拠点以外は本腰入れて守らなかったら」

「調子に乗って何回も来てると」

「そうですね。全滅させるのが本当に面倒なので」

「もう理由はないか?」

「残り一つだけありますね。うちの幹部連中が一切戦いに参加しなくて」

「そうか」

コーヒーを飲み干し、杏夏に頼み幹部連中を呼び出す


「初めて見ましたよ。全員集合するなんて」

「基本的に私以外来ませんからね」

防衛隊長の花蓮がそう言う

「すみませんね。仕事的に来れないので、、」

「大樹さんは別にいいですよ。遠いし忙しいので」

大樹が申し訳なさそうに頭を下げる

「今回村田とカジキと霧とステラいるんだな。めっちゃ珍しい」

副マスのミスターギルが驚いている

「杏夏、なんで呼んだ?つまんない話なら燃やすよ」

機嫌悪く椅子に座っている火焔

「少し待って下さい。あの人トイレに行ってるので」

「はぁ、誰が我々を待たせているんだ?」

「火焔邪魔だ。そこは自分の席だ」

ガタガッタン!

椅子から火焔が転げ落ちる

「杏夏、今抗争仕掛けてきたギルド名は何だ?」

「リミットオーバーです」

「そこ潰すからお前ら手伝えよ」

「了解」

全員の言葉が揃う

「じゃあ作戦を考えようか、カジキ、策を考えろ。致命的な穴は作るなよ」

「善処します」

「花蓮と大樹は守り方を考えろ。攻め込む時の守り方と物資もな」

「在庫考えないとな」

「攻城兵器も作らないとですね」

「村田、兵隊の士気をあげろ。そしてヤドとナメと仲良くしておけ、特にヤドとな」

「理解した」

「杏夏、お前のギルド潰すって書いたメッセージを相手側に送れ」

「原文そのままで送りますね」

アバウトな命令をどんどんと言う

「ギルは杏夏の補佐で、霧と火焔は村田を手伝いながら、兵の練度をちょっとでもあげろ」

「いつもと同じ仕事ですね」

「御意」

「はい」

「二日後に攻めてくるらしいから。あ!言い忘れてた。ステラは相手の拠点を探ってきてくれ。敵の頭もな」

「仕事与えられないかと思いました。じゃあ行ってきます」

「みんな自分の為に働いてくれよ」

各々、行動を始めた


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