第149話名もなき戦闘員
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「ふーむ、、泳げないな」
「グオォォ」
海に来てからかれこれ、30分ほど自分自身が一切泳げなくて困っていた
「泳いでる所は見たことあるけど、自分泳いだことないんだよなぁ」
(そうだ、ギルドチャットで誰が泳げるか聞こう)
ギルドチャットを使ってみたいのと、ギルドチャットなら敬語が要らないと言う理由で使ってみた
《ギルドチャット》
誰か泳げる?
あなたは誰ですか?
僕は泳げますよ
お前忙しい?
そんなに忙しくないですよ
じゃあ座標送るから来てくれ
その後ギルドチャットに自分が今いる座標を送り付けた
(・・・なんで自分の名前とアイコンに靄掛かってるんだ?)
ギルドでのアイコンと名前が靄が掛かっていて、一切見えないことに今気づいた
(えーとギルド長権限で、、これやな)
自分の名前とアイコンの靄を消し、セレスがご飯を食べている写真をアイコンにした
「マップでギルド員の位置分かるのか、、さっきの奴を向かいに行くか。ミラ」
名もなき戦闘員、視点
「敵硬い、、でも多分ギルド長の頼みだからな」
ギルドメンバーで靄が掛かっているのは、ギルド長以外存在しない
そこから考えると、ギルド長の可能性が非常に高い。といかギルド長以外あり得ない
「ぐきゃきゃ」
「スキル発動居合一閃」
「ぐぎゃー!」
「ふぅ、、ようやく倒せた、ギルド長相当奥だから頑張らないと」
「お前か?」
突如、上から声がする
「ドラゴン?」
「さっきギルドチャットで泳げると言ったのはお前か?」
「そ、そうです」
(いつの間に降りたんだ?音しなかったぞ)
「じゃあ来い」
服を引っ張られ、ドラゴンの上まで連れて来られる
「ミラ、若干ゆっくり飛べ」
「ガオ!」
スピードがどんどん上がる
(はっや!落ちるかも!)
「落ちたら叫べよ。助けるから」
「わ、分かりました」
称号『大海原』を獲得しました
「え!」
「どうした?」
「称号を手に入れました」
「え?おめでとう」
(特殊マップとかなのか?)
「着いたぞ」
ドラゴンから少しだけ顔を出し、下を見ると
「海ですか!」
「そう。泳ぎ方教えて欲しくて」
「それですか。任せて下さい。子供に泳ぎを教えてるバイトしたことあるんで」
「頼むよ。じゃあ島に降りるから」
ゆっくりとドラゴンが降下していく
「シャアア!!」
「あの、めっちゃ蛇いません?」
降りようとしている島は蛇が大量にいる
「安心しろ。大丈夫だ。ミラ、毒ブレス」
「グオォォ!」
(蛇って毒耐性強いはずだが、、大丈夫かな)
数分後
「・・・全滅?、、蛇って毒耐性強いはずじゃあ、」
「毒の種類が違くからね。液体と気体ぐらい違う」
島に上陸した