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第145話暴虐の惨劇

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「吹き飛べ」

「やべぇ!」

グサ!

「あ?」

肩に矢が刺さり、体の光が無くなる

「2秒!」

(スキル封印かな?2秒ってことは全スキル封印の可能性が高いな)

「十分!突進!」

体を少し屈ませ、九連に向かって【突進】している

「グ!」

威力は少ないらしいが、衝撃は凄まじい

「引き寄せ&バトルスマッシュ」

「それは無理だ!浮け!」

九連は自分自身を浮かせ、何もない所を蹴った

「浮いた所で、引っ張りは有効だ」

「引っ張ってみろ」

もう一度同じ、何もない所を蹴る

次の瞬間後方へ、とてつもないスピードで九連が吹き飛んだ

「引きづられるー!!」

全身鎧もそれに釣られ、一緒に吹き飛ばされる

「剣で斬る」

「紅蓮の火球よ」

九連の攻撃と同時に、火球が飛んで行った

(そろそろ地面に落ちるな、鎧の者はよく最後まで食らいついたな)

「回復を」

「頼んだ」

盾が無く、デカい斧を持って別の種類の鎧を着ている者と入れ替わり

後ろへと下がった

「破壊者の一撃!」

「反射」

(衝撃と威力ごと跳ね返ってるな、嫌い)

「破壊者の強撃!」

「暴君の一撃!」

攻撃がぶつかり合う

(このまま行ったら、九連がジリ貧やな。流石に数の差で負ける)

「そろそろバフをかけて戦ってやるよ。暴虐の惨劇」

九連から赤いオーラが出現する

「右腕」

「グア!」

(右肩が若干下がった、)

「痛いか?もっと痛がれ」

「バトルスマッシュ!」

「お前は右足だ」

「いってぇ!!」

反射的に右足を抑えている盾持ちの全身鎧

(あいつ凄いな、一瞬で逆転してるやん)

「次はお前だ。弓使い、その弓を寄越せ」

弓が引っ張られ、武器が無くなってしまう

「俺は使わんから壊させて貰うがな」

「・・・」

(全身鎧達は、痛みでそれどころじゃないようだな。後は魔法使いの子だけだが、味方巻き込むかも知れないから、魔法を撃ててない。詰みかな)

「仮面を外す!」

「!了解」

(なんか発動するのか、、うん?千香ちゃんじゃね?)

仮面を外した弓使いの子の顔が、いつぞやに出会った少女とそっくりな顔だった

「2つ名、封殺者千香」

「何かの準備か?声帯を使うな」

「・・・」パクパク

「それでは、鎧共には死んでもらう」

首に向かって剣が振り下ろされた所に、

「せい」

ドロップキックを食らわせ、止めた

「九朗少年と岩田君?」

「え!お兄さん!?いたたたた、、」

「助けてやろう」

「それは俺と戦うと言うことか?」

イラついている声が聞こえる

「ああ、戦う。俺の使い魔のセレスがな。セレス―!」

ミラの上に放置してきたセレスが落下してくる

ドサ!

「呼んだ?」

「呼んだ、あいつぶっ倒せ」

「・・・暴食姫セレス?」

(・・・初めて会った反応じゃない?あいつ2回目やろ、セレスと会うの)

「あなたに会ったことに驚きすぎて、使い魔の方を見るのを忘れていました」

「主、もう倒しても?」

「いいぞ」

暴食姫と暴虐の戦いが始まった


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