第143話知ってる声
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
かれこれ50戦以上やっている雫は、(セレスめっちゃ強いや)っと心の中で強く思った
「セレス、疲れてはないな」
「一切疲れてない」
「どんどん行こう」
連戦を開始します
「ポンちゃん強いねぇ!」
「・・・・うーん?」
どこか、別のゲームでクッソ聞いたことある声が、耳を通る
「次の対戦あい、ても、、、」
奴と目があう
「え?、え?」
試合を開始します
「主、この豚倒していい?」
「少し待て、、えーと今の名前はなんだ」
「くれんです。昔の名前と同じです」
「九連よ。お前どこの町にいる?座標を教えろ」
「私またなんかやりました?」
焦り始める九連
「後で話す。とりあえず座標を教えろ」
「ここです」
座標を教えられる
(ここでも届くんだな)
「九連、降参する気は?」
「します。降参で」
ペット対決が終わった瞬間、闘技場に戻り、町へ戻った
「主急ぐ?」
「ああ、急ぐ。奴は絶対に何かやべぇことをやってる」
上方向へ凄まじいジャンプをする、そしてミラに乗る
「ミラ急いでくれ」
「グオオ!」
気合を入れ、咆哮をあげるミラ
九連と言う少女は、龍桜雫が出会った人の中で一番ヤバい奴だ
杏夏視点
「はぁー、、忙しすぎ」
「諦めて下さい。あなたのせいです」
聞き覚えのある、鎧の音が聞こえる
「九朗少年達、お帰り」
「はい。ただいま戻りましたー」
「町の様子はどうでした?」
「人一人もいませんでした。まだ調査すらされてないようです」
「そうですか。ああ、そうだ。雫さん結構前からこのゲームに帰ってきましたよ」
「・・うん?マジすか?」
「マジマジ、化け物みたいな強さ持ってますよ」
九朗少年に疑いの目を向けられる
「千香ちゃんに聞いたらどうですか?そこで放心状態になってる千香ちゃんに」
「おーい」
千香ちゃんの目の前で手をブンブン振る、九朗少年
「は!フレンド欄確認しないと!」
正気に戻った、千香ちゃんは急いでフレンド欄を見ている
「・・・・います!いますいます」
「マジ!」
パン!っと両手でハイタッチする九朗少年と千香ちゃん
「麻衣にも伝えてくる」
「盛り上がってる所申し訳ないけど、また仕事頼んでいい?」
「聞いてから考えます」
「指名手配犯、暴虐の九連にまた狩場潰された可能性があるので、確認に行って下さい」
「了承します」
九朗少年の前に紙が出現する
「クエストは発生した。頑張ってくれ」
「行くぞ。千香」
「はい。拠点にお兄さんが帰ってきたら教えて下さいね」
「はいはいー」
雫さんはまた危ない目に合ってないだろうかと、面倒ごとを作ってないだろうかと考えながら、目の前の書類に手を付けた
「九連、、お前はまたやりすぎた」
「そうですか?全盛期のあなたなら余裕でしてましたよ」
「過去と今は違うぞ」