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第137話空の秘宝

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「・・・・なんですかこれは」

「・・分からん」

(でけぇ)

遺跡の外に出ると、空に蜘蛛の様な何かがいる

「く、もですかね?」

「足多いが蜘蛛かね?」

「秘冥!これお前狙われてるぞ!」

「・・・」ダ!

秘冥を遺跡の奥へ逃げさせた

「まほかみ様、あの蜘蛛ぽい何かはあなたのじゃないですよね」

「私のじゃないぞ。あと私はタレルだ。呼ぶことは許してやる」

「タレル様は手を出すことは禁止されてますか?」

「禁止されている。特にそこの死の神に手を出すのをな」

「大気よ。命を落とせ」

死の神の手から出た、黒い靄が一直線で蜘蛛の方へ突き進む

「よーし死んだ」

ズドーン

巨大な蜘蛛が空から降ってきた

「死の神、相手に耐性無いのは舐めてるぞ」

「死にましたか?」

遺跡から秘冥が顔を出す

「あれ?魔法の神様はどこに行ったんですか?」

周りを見回すが、タレル様はどこにもいなかった

「帰ったんじゃない?他の神に見られたら嫌なんだろうから」

「主よ。この蜘蛛?の死体なんか変だぞ」

死んだ瞬間、速攻死体を見に行っていた、フィアが違和感を見つけた様だ

「どこが変なんだ?」

「ここ」

お腹らへんを指さすフィア

「うーん?、、分かんねぇから裂いてみるか」

短剣を突き刺し、腹を裂くと

《空の秘宝》を入手しました。このアイテムは『S1アイテム』です

「え?なんで秘宝が?」

「・・・・どっかの神に気に入られたか、究極に運がいいかのどっちかだな」

「ラッキー」

グォォ

腹が鳴る音が聞こえた

「フィア!」

鎖でフィアを回収する

「秘冥逃げろ!」

「え?え?」

混乱しながらも、遺跡にダッシュする秘冥

「どうしたんだ?急に焦って」

遺跡の中に入った後に死の神が聞いてくる

「空の秘宝持ってた蜘蛛、あれまだ生きてます。腹の音が聞こえた」

「・・・死んでる気配がしてたぞ?」

「我も死んでると思ったぞ」

「ミラと一緒だ。死の竜成らぬ、死蜘蛛だ。死の蜘蛛」

「・・・それなら納得できるな、、」

ドン!

遺跡が揺れる

「やっぱ生きてたな」

「どうしようか」

(戦って勝てるかなぁ、、デカい奴苦手なんだよな)

「この遺跡脆いから、すぐ崩れるぞ」

「神様は、帰れます?3人は流石に担げない」

「加護だけやる。それで頑張ってフィアを逃がしてくれ」

頭に触れられた感覚と共に、「手に死の力を与える加護だ」そう言われた

「色々条件はあるが、生物には基本効く。頑張ってくれよ」

死の神の姿が消え去る

「うーん、、、よし分かってぞ。使う感覚が」

「この加護即興で付けたにしては、相当強いな」

短剣が喋りだす

「話は後だ。遺跡から抜け出すぞ」

秘冥を背負い、フィアを掴む

「行くぞ」

遺跡からダッシュで外へと出た

「でっか」

「シュルルル」

デカ蜘蛛は糸を飛ばしてくる

「一点集中」

足に意識を集中させ、高く飛ぶ。そして名前を呼ぶ

「ミラー!!」

「グオオオ!」

移動手段である、ミラがすぐさま飛んでくる



「神ってあの蜘蛛がなにか分からないんですか?」

「分からないよ。杏夏よ。この拘束を解いてくれよ。というか硬すぎるだろこの拘束」

「ふーむ、、なんでしょうねあの蜘蛛」

「無視しないでくれよー、、加護を授けたじゃないか」

「・・・雫さんの手なんか加護を感じますね。神も感じます?」

「うーん、加護だな。死の神の、、契約違反だっけな、あれ」

「ス―ス―」


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