表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
138/250

第134話病魔の風

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「原種魔法合体、タイダルライトニング」

「変身ムチ」

奴の短剣はムチへと変化し、奴はそのムチを巧みに使いながら、タイダルライトニングを避けた

「ハハハハ!映画見ててよかった!」

「ゴボ、、」

咳に血が混じりだした。まだ体は動く

「ウオオオ!!」

雄たけびをあげ、体を気力で誤魔化す

パン!

「叫ぶのはそこそこ隙あるぞ」

またも頭に銃弾を食らう。まだ俺は生きていて、動ける

「原種精霊合成極大魔法」

「はぁ!お前滅茶苦茶やってるやんけ!」

「アルカトの呪い」

「・・・あ?」

手から白黒の光線が放たれる

「死んでくれ!」

神であり、精霊である。治癒の女神アルカトの名を借りた合体魔法を放つ



が名を借りた神を間違った

「なんでお前は耐えれるんだ!!」

「ハハハ、神の加護かな」

白黒の光線を真正面から受けながら、ゆっくりと歩いてくる

「ウ!おぇぇぇ」

「病魔に耐えるのもギリギリなんじゃないか?早く諦めた方がいいぞ」

「うるさい!俺は諦める訳にはいかないんだ!!」

ゲロを吐きながらも光線を出し続ける

「そうか、それじゃあ引導を渡してやる」

足が動かない。ゆっくりと奴の攻撃が見える

「転生したら、また会おう」

ザッシュ!

「・・・・」

「・・・なんか生き返りそうだな」

雫は勇者の頭を握り、頭蓋骨ごと頭を潰した

「これで大丈夫かな?」

ドサ、

壁際にぶん投げた後、秘宝の追跡を再開した

「・・・・」



「あの少年ヤバいですね。私でも無理ですよ。原種精霊合成極大魔法なんて」

「はぁ」

「原種合体とか、精霊極大魔法は出来ますけど、」

「はぁ」

「というか、神除いたら私だけしかやったことないですからね。あの少年が現れるまでは」

「・・・杏夏、さっさと会いに行かないのか?」

「窮地を救いたいじゃないですか。それだったら命令違反を帳消しにしてくれるでしょう」

「・・・・そうか」

「あ!移動しますよ。追いかけましょう」


大体三日後の町

「ここですか?指名手配犯龍桜雫が暴れたって場所は」

「そうだ。病魔をまき散らした為その除去をお願いしたい」

「分かりました」

町をゆっくりと進んで行く

「これは、テンタクルス病、こっちはマルキノコのキノコが、、何故こんな種類の病原体が?」

「辛うじて生きていた騎士の話によると、病魔の風と言うスキルを使った様だ。そして神占いでそのスキルを調べた所、一定レベルの致死量を持っている病魔がランダムで発症するそうだ」

「・・・・」

「奴は国際指名手配から、世界指名手配に格上げされた」

「そうですか、、!あの少年の病気は酷いですね」

壁に横たわっている少年に近寄る

「これは、三大災厄の魔病、、しかも感染型の、」

「災厄をも、発症させるのか」

「この少年を先に除去しないと、直した所から広がってしまう」

祈りを込め、回復魔法を使いながら、解析魔術と解毒魔法を並列しようしながら、ゆっくりと確実に除去する

「ふぅ、5割ほど終わりました」

「まだ君一人しか、ここには来れていない為、負担が大きいだろうが、頑張ってくれ」

「分かりました」

「奴は、、」

「!」

罹った場合死に至る、魔病、それに感染した少年が喋り出した

「奴はどこだ、、」

フラフラしながらも、立ち上がる

「動かないで下さい!」

「・・・君は、誰だ?」

「あなたは病魔に蝕まれています。それを除去するまではじっとしていて下さい」

「病魔?」

体に意識を集中させる、そして治せると確信する

「信仰魔法、クリアオール」

体のだるさが消え去る

「・・・あなたは何者ですか?」

上位騎士らしき人物が、驚いた様子で聞いてくる

「俺は、、勇者だ。救いの勇者ヒロトだ」

勇者が復活した



「待てよ!秘宝!」

「誰か助けて!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ