第130話杏夏ネフル
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「えぇ、、副マス以外でこんなことが出来るとは」
花蓮は驚いていた、一番強い人物と思ってる副マスターの杏夏と同じことを出来る人物がいたと
「たすけてくれー」
「霧？あなた斬り殺されたはずでは？」
「ギッリギリ耐えた、早くここから引っ張ってくれ」
門の下敷きになっている霧を引き上げながら、どういう状況だったのかを聞く
「なんか攻撃力あげるスキルを持ってたよ。後リンゴも」
「霧、あなた口調変わってない？」
「素、流石にロールプレイングするほどの余裕はない」
「・・・そんな怖いの？」
「怖いよ、酔っぱらった龍桜様よりも怖かった」
「・・・」
「妹様、今忙しいんですが、何か用ですか？」
「ステラちゃんが呼んだんでしょう！お兄ちゃんはどこですか？」
「マスターを探すので今忙しいのですよ」
「手伝いますよ」
「やめといた方がいいですよ。今怖い雰囲気なんでしょう？」
「慣れてますよ。ハハハ」
(マスターの妹だな。変な所似てる)
「では、あなたのファンの力を借りましょうかね」
「いいですよ。私が家に帰れたら早いんですけど、、忙しくて」
「ワールドツアーを予定してるんでしたっけ？」
「セレスちゃーーん！」
「天使の翼」
セレスは背に翼を生やし、早々に復帰してくる
「雫さん！」
「今忙しい」
パリン！！
半透明の剣を防ぐ
「着いて行くのもダメなんですか？！」
「ダメだ」
「無理やりでも着いて行きます」
「なら無理やり離す。剣舞」
雫さんの頭の上で３つの剣が舞う
「大将軍のリンゴ」
雫さんの上空に赤いリンゴが出現する
「俺の名は龍桜雫、杏夏、お前を倒す者だ」
プレイヤー名『龍桜雫』が名乗りをあげました。名乗りを上げてください
「私は狂乱の大魔導士、杏夏ネフル、貴様を止める者だ」
２つ名付きで名乗りをあげました、ステータスが上昇します
「じゃあ吹き飛べ」
「いやです」
ブオオオオオオ！！！
正面から突風が吹き荒れる
「あ」
少し、少しばかり油断をしていた、杏夏は足場で合った魔法板を踏み壊してしまった
「きょうかぁ！？」
「ミスったぁー！！」
突風に押され、翼すら生やせずに拠点方向へ飛ばされる
「セレス、お前も帰れ」
「・・・・あい、」
「クッソ、ミスった。顔に見惚れすぎた。あの人あんなスキル作る、素材あったのか」
マップを開き座標を確認する
「・・・移動早いな、、ミラちゃん」
「杏夏。今回は諦めた方がいいよ」
後ろからふわふわとセレスが飛んでくる
「主、絶対に一人でどこかへ行く気」
「絶対着いて行きます。そしてボコします！」
「何故？」
「あのミスは私が弱いと思われてます！あの人の性格上、弱い人を連れ歩きません、力を示して無理やり連れて行くことを強要します！」
「はぁ、」
「行きますよ」
半分呆れたセレスちゃんを連れて、雫さんを追った
「杏夏でもあんな凡ミスするんだな、なあミラ」
「ガオガオ」
