第129話女子会
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「この紅茶美味し」
「そうでしょう。これもどうぞ」
「どうも」
「セレスちゃん達もどうぞ」
「ボリボリ」
「美味しいですわね」
「美味」
拠点近くの綺麗な平原で、椅子と机を設置し茶会をしている、杏夏御一行
「雫さんはまだダウンしてるんですか?」
「まだ寝てる、そうですよ」
「主様はなんで寝てるんですか?」
「限界超えて戦ったんでしょうかね」
「あの時のマスターはマジで怖かった」
ステラが紅茶をがぶ飲みしながら、そんなことを言う
「我とセレス、ヤドはその時いなかったんだが、そんなにあやつは怖いのか?」
「殺意バリバリ出てて、警戒心も爆増して、ずっと剣向けられてる感覚でしたね」
「アバちゃんとは、ずっと震えてましたから」
紅茶をいれながら花蓮がいう
「アバちゃんは人の感情を肌で感じ取れますからね、鈍感な花蓮さんでも感じる殺意を、アバちゃんがまじかで感じたら、ハハハ」
バカにするように笑うステラ
「その時いなくて良かった」
「そうですわね。元々の主様も怖くなりそうですわ」
安心してる様子のセレスとヤド
「・・・何故杏夏はずっと笑顔なのだ?」
不思議そうに死愛者が聞く
「雫さんめっちゃカッコいいなって、何回も頭の中で思い返してて」
「?」
菓子を食べるのに集中している、セレス以外頭の上に?マークを浮かべていた
「あの殺意マシマシの雫さんカッコよくないですか?」
「・・・そうでした、副マスはマスターに殺されたいんでしたわ」
「違います。殺されかけたいんです」
「我は主のことを食べたいぞ」
セレスが話に入って行った
「我はあやつの死体が欲しいな」
「紅茶のお代わり貰えます?」
「杏夏はどうやって殺されたいの?」
「どうやって?、、、首絞められながら殺されかけたいですね」
「我は主の頭を喰ってみたい」
右手でグットマークを作りながら、杏夏を見るセレス、若干話が合ってないように感じる
「伝令―!伝令ですー!」
変な話をしていると、アバが頑張って走りながら、こちらに来た
「マスターが、さっきログインした後に霧を斬り殺して、どこかへ行きました!」
「え、雫さんログインしたの、行かないと」
「後、門ごと斬り落とされたから花蓮直してくれって、ギルが」
「・・・マスターそんな強かったですか?」
「ログインしてすぐ、なんかのスキルを作ったんでしょうね」
「それと、紅葉って言う人がステラさんを呼んでました」
「妹さんもう来たんですか」
「セレスちゃんだけ着いてきて、後は自由に仕事しといて下さい。行きますよ」
「分かった」
セレスだけ連れて杏夏は雫の元へと飛んで行った