第123話魔法3種類
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「えーと次に集めるのは、、ゴーレムの心臓と魔鉄鉱石最高級を集めるのか」
「・・ここですか。大変ですね」
「物理防御高そうだな。ゴーレムだし」
「魔法あったら簡単ですけどね」
「作るか。遠距離攻撃は欲しい所だったし」
「装備用の素材は使ったらだめですよ」
「分かってる」
(…3個作れるな)
目的地に着くまでにスキルを3つ作った
「見えざる諸刃」
半透明の剣を手に出現させる
「・・・・魔法ですか?それ」
「力基準での魔法攻撃、当てたら相手に衝撃を与え、怯ませる。そしてこの剣は消える。10分で10本まで出せてMP消費は驚異の2」
「考えましたね。遠距離攻撃できないですけど」
「よく見ろ杏夏、ここの柄を蹴って相手まで飛ばせば遠距離攻撃だ」
パリン!!
【見えざる諸刃】は野球選手の剛速球、並みの速度で飛んで行き、壁に当たり砕け散った
「・・・・半透明であの速度は反応難しいですね」
「他には鋭利な人裂き」
50メートルほど離れている壁に、何かに引っかかれた様な傷が壁に付いた
「これは凄いですね!相当使えますよ!」
「これあんま使えない。HP消費するのと、クルータイムがそこそこ長い」
「HP消費はいいとして、クルータイムは何秒ぐらいですか?」
「1分」
「・・・短くないですか?」
「自分の攻撃スキルのクールタイム知ってる?スマッシュの3秒以外無いのよ」
「一点集中は「あれ溜めが必要なだけで、クールタイムは存在しない」
「・・・後一個はなんですか?」
反論を諦めた杏夏が最後の一個を聞いてきた
「これは、、説明むずいな。見せた方が早い」
ゆっくりと目を閉じる
「今から何が起きても攻撃するなよ」
「はい」
10秒ほど経った辺りで
ドッポン!!
「し、雫さん!!」
魚が水に潜った音と同時に、自分が魚の口に飲み込まれた
「後ろだ」
「えぇ!!」( ゜Д゜)
杏夏の顔が顔文字の様になった
「10秒目を閉じないといけない代わりに、相手の背後に一瞬で移動できるスキル」
「あの魚はなんですか!」
「分からなん、名前のせいかな」
「なんて名前ですか?」
「引きずり込む深海」
「何故その名前に?」
「おぼろげに思い浮かんだんだよね。深海って言葉が」
「しかし、発動条件厳しいですね」
「それについても安心しろ。目を瞑って戦えばいつ発動するか相手も分からん」
「目を瞑ってる時点で致命傷なんですよね」
「まあいい。素材集めよう!」
ゴーレムを倒そう!