第117話融合召喚!龍人瑞
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
ゴオオォォォっと音と共に幻想的な炎が口から吐き出された
「一点集中」
【一点集中】を使用し、空中へ逃げる
「ゴオオォォォ!!」
「まず」
当たり前だが、首を動かしこちらを狙ってきた
「ダッシュ」
「ゴオオォォォ!!」
(・・・首曲げる速度遅いな、、でもあのあたり判定、急いで黒ドラの周り走り回っても当たるな。魔法があってそれが効くなら、それを主軸にするが魔法一個しか持ってないし、バフやし無理で、あんなデカい奴と戦ったことないから分からねぇや対策)
策を考えるのを若干諦めながらも、少しずつ距離を縮めた
「ダッシュ」
「ゴオオォォ、、」
「?」
(流石に火炎放射限界か?)
足を止め、短剣でも振ろうとした所
「ゴオオォォォ!!!」
「アツツ」
少し息継ぎした後に、もう一度炎を吐き出してきた
(なんも出来ねぇ!)
炎は腕を掠ったぐらいだが、諦めるには十分だった
(これ一人じゃ無理やな。近づけねぇや)
「グオオオ!」
少しだけ遠くでミラの声が聞こえた
「はよ来い!」
「グオオ!」
上に飛び高度をあげる
「ハハハ!流石にここまでは届かないようだな!」
「グオ!」
そしてミラの背に乗る
「ミラ、抵抗するなよ」
ミラの背に手を当てる
「ガ、ガオ?」
「融合。6-4」
相当前に作ったが、使えなかったスキル【融合】を使用する
雫の体とミラの体が光出し、混ざり合う
「・・・」
黒ドラは静かにその様子を見ている
「融合完了」
背に翼を生やし、両腕がドラゴンの鱗に覆われ、トカゲのような尻尾が生えている
「龍人、、ミ、、水で龍人瑞」
(龍人瑞、いいね)
「・・・・」
(相当警戒してるな。当たり前か、急に融合したら怪しいよな)
「一点集中、モンスター」
足に力を溜め全力で黒ドラの方へ透明な板を蹴る
「おら!」
「グフ!」
一瞬でそばまで行き、咄嗟にガードをしている、ドラゴンの腕ごと吹き飛ばす
「ブレスも吐けるぞ」
「!」
またもガードをするが、ガードは意味がない
「毒ブレスだから意味ないぞ」
「死竜か!」
「ブッシュ―ーー」
口からゲロを吐き出すようにブレスを出す
「!」
バッサバッサと黒ドラは翼を動かし、毒ブレスを押し出す
「ダッシュ一点集中」
【ダッシュ】で近づき【スマッシュ】【一点集中】を発動しながら、黒ドラを殴る
パコン!
いい音を鳴らしながら、黒ドラが後ろへ後退する
「足腰強いね」
「ドラゴニュートが」
「傲慢な竜よ。死ぬ時が来たぞ」
(これ行けたわ)
「まだ我は死ぬ訳には行けない」
黒ドラの体が光出す