第114話特に何もしてないが、王を救う
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「え!お父様が!」
「そうですね。こいつから聞いた情報によると、王の元にドラゴンが迫ってるらしいので」
さっき捕まえた監視者を、姫の前に出す
「強さは知らないですけど、名前聞いたことあるドラゴンだったので結構危ないですね」
「一体何故、、」
騎士は顎に手を置き考えている様子だ
「伯父の反逆じゃない?魔物を操る手段を手に入れたか、ドラゴンと交渉したか」
「行って見ないことには分かりません。力を貸して下さい」
「いいよ」
(セレス達を呼ぶか)
「・・・」
「・・・」コク
杏夏と目を合わせると何を考えているか分かったようだ
「じゃあ行くぞ」
鎖を空へと飛ばし、数分後鳴き声と共にミラが飛んできた
「急げ急げ―!」
「お父様ご無事で」
全速力でミラが飛ぶ
「・・・なんかいる!」
「あれがドラゴンですよ」
隣にぴったり合わせて飛んでいる杏夏にあれがドラゴンだと教えられる
「ミラと全然違くない?」
そのドラゴンは飛行機並みに大きく、黒色の鱗に覆われ、赤色の幻想的な炎が吐いていた
「ミラさんが相当変わってるだけですよ。普通のドラゴンこんなに早くないです」
(そうなんだ)
「前ちゃんと見てください!もう着きますよ!」
「おっと」
(他の魔物も凄い数来てるな。町にバリア?を張ってるからギリ耐えてるが)
「グオオ!」
ミラが急速に接近する
「騎士降りろ!姫様連れて王の所行け!」
「この高さだぞ!」
「行くぞ杏夏、ミラはこいつら届けたら戻ってこい」
「セレスちゃん達はどうします?」
「町に転移させとけ、それと俺が負けた時のカバーと周りに出る被害を抑えてくれ。セレス達が出す被害もな」
「あいあいさー」
何事にもバフは必要な為、ドラゴンに向かいながら周りにいる飛竜?と鳥を吸収しながら
頑張って向かった
呪いを解除しました。ステータスを奪います
「一点集中」
スキル【一点集中】を使用し、今倒した飛竜を踏みながらドラゴンの方へ飛ぶ
「グオオ!」
町のバリアに向かって、ブレスを吐き続け直焼している
「一発」
グサ!っとドラゴンの背を刺したが、
「グオオ!」
流石に短剣一発程度では、見向きもされなかった
普通の短剣ならこれで終わりだが、自分のメインウェポンの短剣は呪われている
呪いました
「グオ!?」
火を吐き続けていた、ドラゴンが驚いた様子でこちらを見た
「スタミナを奪え」
呪いを解呪しました。スタミナを奪いました
「グオ!」
「ダッシュ」
スキル【ダッシュ】で距離を取り
「グオオォ」っと炎と一緒に息を吐いているドラゴンとの戦闘が始まった