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第112話騎士

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「止まれ!」

「包囲されたか」

走って数分後囲まれてしまった

「おとなしくその女を渡せ。そしたら命は助けてやる」

「残念時間切れだ」

「グオオ!!」

ミラの咆哮が森に響きわたる

「ドラゴンだと、、何故こんな場所に」

「一点集中」

追手が混乱しているうちに【一点集中】を使い、空へと飛んだ

「ミラー!」

「グオ!」

思ったより近くにいたミラが、自分らを背に乗せてくれた

「さて、どこに行きます?」

「私が決めてもいいんですか?」

「自分ここの立地知らないんで」

(杏夏に頼んでもいいけど、敵が何かあんま分かってないからなぁ)

「・・・ここの近くにある町で私の騎士がいます。そこまでお願いします」

「いいよ」

(死んでそう)

貴族の娘に道案内を頼み、ミラが頑張ってそこまで飛んで行った


「あそこですわ!」

「ok」

町が見えてきたのでミラから飛び降り、地上に着地する

「きゃああああ!!」

「多段ジャンプ」

透明な板を踏みながら、ゆっくり落下しながらも、凄い速さで町まで近づく

「到着」

ズザーっと着地しながら、町の門まで辿り着く

「ぷぎゅーー」

貴族の娘はダウンしている

「だ、大丈夫ですか!」

「大丈夫ですよ。この子はダウンしてますけど」

驚いた様子で門番が近づいてくる

「え!?」

貴族の娘の顔を見た瞬間、門番が驚きの声をあげた

「王女様!?」

「ハ!」

王女と呼ばれた瞬間貴族の娘が目を覚ました

(・・・相当ややこしくなってるな)

貴族の娘と思っていたが、王女だった。そして王女を助けた指名手配犯



誘拐かと間違われたが、なんとか町まで入れた

「いやー大変でしたね」

「主にあなたのせいですけどね!」

町に入る門で水晶玉を使用され、自分がレッドネームの指名手配だと言うことがバレて、ごたごたしたが魔法の誓約書を書くことでなんとか入れた

(人殺し、盗み、一定以上の滞在。全部やる予定はないから大丈夫だな)

「全く、何故最初に言わないんですか」

「言う理由が無かったので。というか追い出さないですね」

「あなたが犯罪者でも、今の私に味方は多い方がいいので」

「そうですか」

(裏切る可能性を考慮しても、味方にしたいのか。それか暴れられたら困るから、目に着く所に置いてるのか)

「王女着きました」

「ありがとう」

案内してくれた兵は警戒した目でこちらを見てくる

「狭いですね」

「うるさいですよ」

案内された部屋は相当狭く、4人ほどで部屋に入ったら、ギチギチになるんじゃないかと思うほどだ

「姫様!」

姫の騎士が息がきれながら、扉を行き良いよく開けてきた

「無事でしたか?」

「はい!姫様はお怪我などは、、」

騎士は跪き、姫を心配する

「大丈夫ですよ」

「・・・」モグモグ

「あの、あの人は?」

「・・・私を助けてくれた指名手配犯です」

「!」

指名手配犯と聞いた瞬間、騎士は姫を守る形で姫と自分の間に割り込んだ

「剣振らないでくれよ。埃が飛ぶ」モグモグ

「何故姫を?」

騎士は警戒心をむき出しにしながら、こちらに問いを飛ばす

「人が追われてる様子は心配になるやん。俺が言うのもなんだけど」

「・・・」

チャキ

「!」

剣を抜こうとした騎士の、真ん前に剣が出現し、騎士に飛んで行った

「ク!」

頭一つで騎士は避け、剣を壁に刺さった

「これは姫を狙う奴の仕業かな?俺に構ってたら姫様死ぬよ」

(?なんで剣飛んできたんだ?)

「一時的にだ、協力するのは」

自分だけでは姫を守れないと、すぐさま理解した騎士が一時休戦を提示してきた

「いいよ。姫を守ろう」

それを龍桜雫は了承した。姫は剣にびっくりして転んだが、騎士に気づかれなくて若干怒っている


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