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第104話勝利は確定している

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「はぁはぁはぁ」

「耐えましたか」

「流石に魔力切れはぁ、だな」

「私のこと見すぎじゃないですか?」

「はぁはぁ」

「分かってないようなので言いますけど、あなたは今までどんな奴と戦っていましたか?」

ハッとしたようだが、遅かった

「取った」

後ろから急に雫が現れ、門番の幻影に触れると、本体と思われる鏡を掴み、逃げ始めた

「貴様!」

幻影が崩れる

「はっや!」

雫は【多段ジャンプ】を駆使しながら、逃げているがその速さが異常なまでに速い

(多段ジャンプの壁踏む度に加速してるやん)

翼に力を込め、翼を羽ばたかせる


「えっほえっほ」

「離せ!」

「蟲の樹海?」

雫は蟲の樹海と呼ばれている。森まで頑張って走ってきた

杏夏は飛びながら雫を見続けていた

(祭壇?小さいから弱神かな)

「神。目当ての物を持ってきたぞ」

「いやー助かったよ。欲しかったんだよね。これ」

祭壇から黒色の手がにゅっと出てくる

「あ」

鏡は何かを言おうとしていたが、その声は二度と聞こえなかった

「ほれ。報酬だ」

「サンキュ。じゃあねー」

「じゃあなー」

黒色の手は祭壇から消える。祭壇も一緒に消えた

(・・あの神相当ヤバい神ですね)

「杏夏!」

「呼びました?」

バッサと音を立てながら地に降りる

「帰るぞ。セレス達の所まで」

「分かりました」

「グオ!」

(ドラゴン?小さいな)

「ミラ!お前賢いな!」

「ガオガオ!」

雫がドラゴンの頭を撫でる

「・・・」

「何かね」

「ワンちゃん撫でられないかなって」

「ほらよ」

杏夏は雫に頭を撫でられる

「。。。」

「早く戻るぞ」

「・・・」

「鎖」

ジャラっと体に括り付け、引っ張り、ミラの背中に乗せる

「さあ戻るぞ」

放心状態になった杏夏を連れて砂漠にまた戻る


「やあセレス。今日も元気かい」

「元気。うわ杏夏いる」

セレスは嫌そうな顔で失礼なことを言う

「・・・」

「どうしたんですか?杏夏さんは」

「頭撫でたらこうなった」

「ああ」

納得した表情のヤド

「町壊滅してない?」

「柱振り回してたら、人おらんくなった」「お腹減ってたのでいっぱい食べました」

「まあいいや。自分関係ないし」

「マスター!」

後ろからカジキの声が聞こえた

「あなたのせいでバイト代が無くなったじゃないですか!」

「物品盗め」

「・・・ああ」ぽん

それは盲点だったとばかりに手を叩き、家を漁りに行ったカジキ

「攻略完了かな?平和だな」

杏夏を連れ、王宮?と思われる所に入って行った




「魔導士杏夏、、まさか探してた奴があの厄介者とは。計画の修正が必要だな」

水晶玉を見ながらローブに包まれた、何かが不吉な考えを張り巡らせる


杏夏がいる時点であの鏡の敗北は決定していた

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