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合流

 ◇樹海 入り口◇


      

「ギリス~ぅ、ギリスだぁ~」


 待ち合わせ場所である樹海の入り口に、すでにギリス一行がいる。

 マニスはそこに兄のギリスを見つけると、両手を広げて走りながら兄の名を呼んだ。

 マニスに久しく会い、その再会を歓迎するギリスとその仲間達。


「今夜はここで暖をとることにして、そろそろテントを張ろう」

「「御意」」


 * * *

 

 ギリスとマニスは、サラヤの警護のもと、温泉滝に湯あみに出た。

 手をつないでそれはそれは幸せそうに話をしているギリスとマニスを見る一行。


「なんだかんだ言ったって、結局は・・・」

「幸せそうでなによりじゃないか」


 マルーンの言葉に、足元の小石を蹴るヨハン。

 文句なし、と言わんばかりに頷きながら作業をしているマルーン隊。

 いぶかしそうにしているヨハン隊。


「隊長?なにが結局何なんです?」

「幸せそうでなりよりじゃないか、って、ねっ」


 不思議そうに首をかしげあうヨハン隊。


「嫉妬の匂いがしますが、なにやらいつもの癇癪とは違う・・・」


 テツロウが言う。


「ヤキモチじゃね?」

「な~るほどねぇ~・・・や、き、も、ち」


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