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竜とわたしの従者  作者: 朔真サク
第1章
6/20

1-6 泣いてたらもったいない



 ――パタン。


 ローザに「おやすみなさい」と言って寝室に入ったミーナは、ベッドの上に置いていた卵を手に取って、ベッドの上に腰かけた。そのままごろん、と寝転がる。



「わたしが、『救世主』……」



 卵を撫でながら夕食のときの話を思い出し、ぽつりとつぶやいてみた。あまりに現実味がなく、自分に似合わない響きで思わず乾いた笑いがこぼれた。

 きっと、これ以上考えても仕方がないことなのだ。近い未来、何らかの『危機』が訪れるのかもしれない、けれど今のミーナがいくら頭をひねったところで皆目見当もつかないし、自分がどのように関わるのかも全く想像できないのだから。


 まだ起こってもいない危機に備えることはできない。

 自分がたとえ『救世主』だろうと、ミーナの目標は変わらないのだ。今日の話で王宮へ行くのが少し怖くなってしまったが、ミーナにはほかに行くあてがないのだから仕方ない。そこでなんとか仕事を見つけ、お金を貯めて、ローザとアンナに会いに行く。その間にもしかしたら危機とやらが訪れるのかもしれないが、それはそれだ。ミーナの目標は変わらないし、変える必要もない。



 そう結論付けて、大人しく眠ることにした。卵を抱きしめて目を閉じるが、何故か一向に眠気が訪れない。昨日はあんなにすぐ眠れたのに。

 ミーナはぱちりと目を開けると、なんとなく心細くなって、卵を抱えたまま寝室を出た。廊下と居間をつなぐ扉の隙間から光が漏れている。まだ起きているようだ。ミーナがそっと扉を開けると、中央の椅子に腰かけて本を読んでいるローザの姿が見えた。



「……ミーナさん?」



 ローザはミーナに気付くと、本からぱっと顔をあげた。


「どうかしましたか」


 そう言って、彼は本気で心配しているような顔をしてミーナのそばへ歩いてくる。その顔を見たら、安心すると同時にギュ、と胸の奥が痛んだ。その理由は考えないように彼から目をそらして、ミーナは卵を抱きしめた。



「……えっと。なんだか眠れなくて」



 ローザは少しの間ミーナを見つめていたが、やがて気遣わし気な表情で「……そうですか」とつぶやくように言った。そのまま窓の方へ向いて、「今日は星が綺麗に見えますよ」と続ける。

 ミーナも顔をあげて窓の外を見た。夜空には墨汁を垂らしたような濃い黒が広がっており、そこにぽっかり穴が開いたような真白い月は見えるけれど、部屋の中から星は見えない。



「ミーナさんの世界で、星は見えますか?」

「……見えます」

「では見比べてみませんか。異世界の星空と」



 彼は面白い遊びを思いついた子供のように、無邪気にミーナへ笑いかけた。






 ふたりで家の外に出た。扉を開けてすぐに飛び込んできた星空に、ミーナは「わあ……」と感嘆の声をあげた。

 絵の具で均等に塗りつぶしたような濃紺の夜空の上に、細かな光の粒がたくさんに散りばめられている。こんなにも鮮明な満天の星空をミーナは見たことがなかった。

 この森には現代日本のように、夜中でも煌々と明かりがついているようなブラック企業のビルもなければ、もくもくと黒煙を吐き出す工場の煙突も存在しないのだ。遮るものが一切ない夜空はこんなにも美しく星が見えるのかと、ミーナは感動した。


 家の前で夢中で空を見ていると、ローザが「せっかくだから、屋根の上にのぼって見ましょうか」ととんでもないことをさらっと言った。

 

「えっ!? のぼ、のぼるんですか? 屋根に!?」

「あのくらいの高さなら、なんとか乗れますよ」

「乗れますよ!?」


 驚くミーナに構わず彼女のそばまで来ると、ローザは「卵、落とさないようにしてくださいね」と言ってひょいっとミーナを抱き上げた。


「!? ろ、ローザさん――!?」

「飛びますよ」

「へ……? ――きゃああああ!!」


 言うが早いか、ローザは文字通り『飛んで』屋根の上にすとんと舞い降りた。この家は一階建てではあるが天井がそこそこ高いので、高さとしては5メートルくらいある。猫科の生物を軽々超える跳躍力を見せつけておきながら、口をぱくぱくさせるミーナに「よかった。無事乗れましたね」と嬉しそうに報告してくる。この男、たまにものすごく人の話を聞かない。


「きゃ、脚力どうなってんですか……」

「人より少し運動神経がいいだけですよ」


 そんなわけがあるか。卵を抱きしめて震えるミーナを、ローザは楽しそうに笑いながら屋根の上に下ろす。その笑顔にもドキドキしながら、ミーナは屋根の上を歩くという初体験をした。この三角屋根はそこまで傾斜があるわけではないので、気を付けて歩けば落ちることはなさそうだ。


 ふたりは屋根の上に並んで腰を下ろした。こんな真夜中に星空を見るため誰かと外に出るなんて、本当に久しぶりな気がする。異世界に来てからというもの、そんなことばかりだ。

 ミーナの両親が生きていた頃、流星群の日に父が『星を見に行こう』と言い出して、家族三人で山へドライブに行ったことがある。そのときの星空を、ミーナは思い出せなかった。



――最後に日本で星を見たのは、いつだったっけ。



 思い出せない。ミーナの中の『星空』の記憶は、いま目の前に広がるこの景色に塗り替えられてしまった。

 次に日本の夜空を眺めることができるようになるのは、一体いつになるのだろう。……もしかしたらそんな日はもう、二度と訪れないのだろうか。



「……泣くのを、我慢してはいませんか」



 ふいに隣からそう問いかけられて、ミーナは声がした方を見た。ローザが、優しい瞳でミーナを見つめていた。

 彼の白い肌は月明かりに照らされてますます綺麗に透き通り、漆黒の黒曜石には星空と、彼を見つめ返すミーナが映りこんでいる。




「……泣くのは、いつでもできます」




 どこまでもお人好しで自分を気遣ってくれる恩人に、ミーナは歯を見せて明るく笑いかけた。

 ミーナはこの世界に来てから、まだ一度も泣いていない。魔物に襲われかけたときも、過去に自分の世界へ帰った【客人】はいないと知ったときも。これから自分の身に危険な何かが起こると知ったときも、彼女は自分の身を悲観して涙を流したりはしなかった。

――だって泣くのは、いつでもできるから。



「朝だろうが夜だろうが、自分を憐れんでドン底まで落ちるのは簡単です。自分はなんて可哀想なんだろうって泣いてれば、他のことは目に入らないし世界は勝手に回ってくれる。でもいつまでもそうやって自分以外から目を背けてたら、近くにあった大事なものまで無くしちゃうんですよね」

 


 ミーナは両親を亡くして一年後、自ら命を絶とうとしたことがある。


 後悔に苛まれたからというわけではない。確かに『あのとき自分がああしていれば、きっと両親は死ななかった』という後悔は一年経ってもずっとミーナの心を支配していたけれど、だから自分も死のうなんて発想にはならなかった。

 ただ不意に、消えてしまいたいと思った。

両親を亡くして以来、後悔の念をひたすら柔道にぶつけて生きていた頃。心が動かず、身体だけが呼吸をして可動している人形みたいだった。今思えば、きっと心を壊していたのだと思う。

 心配してくれる祖母も学校の友達も先生も、皆が嫌いだった。放っておいてくれと心の底から思っていた。自分が生きている世界のすべてがどうでも良くなって、ある日、ふと命を絶とうと思い立ったのだ。

 家で首を吊ろうとしたところを止めてくれたのは、他でもない祖母だった。彼女は泣きながら『お願いだから死なないで』と言ってミーナを抱きしめた。

 そのときようやく、ミーナは自分以外の涙に気がついた。自分が死ぬことで壊れてしまう存在があることに気がついたのだ。



「今はまだ、泣くときじゃありません。だってわたしはこんなにいい人に助けてもらって、今こんな綺麗な星空を見てるんですもん。泣いてたらもったいないですよ」



 星空に負けないくらい満点の笑顔でそう言うミーナを、ローザはしばらく目を見開いて見つめていた。それから、眩しいものを前にしたかのように目を細める。


「……もったいない、ですか。確かにそうかもしれませんね」

「そうですよ。それに、泣いてる暇がないくらいローザさんが親切にしてくださるから。この恩をどうやって返すか考えるので精いっぱいで、わざわざ自分を落ち込ませてる余裕とかないです!」


 ミーナの言葉を聞いて、もし彼女が泣くのを我慢していたらと考えていたローザは、今度こそ白旗を揚げて笑みをこぼした。それを見て、ミーナが嬉しそうに笑う。



「……でも、さすがにちょっとお世話になりすぎました。できれば明日か明後日には、王都に向けて出発したいです」


 

 10年間、名前も姿も知らない誰かを待ち続けるローザ。

 今、自分が借りている寝室が『その人』のためのものであろうことに、ミーナはちゃんと気がついていた。ふたつある椅子も、必ずセットで置いてある食器類も、すべては『その人』が来たときのため。

 それを自分が当然のように使っているのが、ミーナは心苦しかった。

 早く出て行った方がいい。できることなら、明日にでも。

 もともとその予定だったのだ。これ以上ローザの親切心に甘えるわけにはいかない。自分の立場もようやくわかって今後の目標も出来たのだから、もうここに居座る理由はないのだ。


 ミーナの言葉に、ローザは心なしか寂しげに目を伏せた。



「……王都に行くのは、いつでもいいですよ。私はずっとここにひとりでいたものですから……ミーナさんがいて下さる家は、なんだか新鮮な気持ちがして、飽きません」

「ほ、本当ですか?」

「ええ。どうしても明日、出発されるというなら準備しますが……あまり焦らないでくださいね。ミーナさんが王都へ向かいたいと思ったときに出発しましょう」

「……ありがとうございます。本当に……」



 お礼を言いながら、ミーナは知らず膝の上の竜の卵を抱きしめていた。

 『王都へ向かいたい』と思える日が来るかどうか、本当は少し不安だった。もし許されるなら、自分がこの世界に召喚された理由など無視してずっとここにいたい。ローザとこんな風にいつまでも星空を眺めていたい。……不可能な願いだとは、わかっているけれど。

 ミーナはローザと離れる日が来るのが、今、何よりも怖かった。



「……まだ眠くなければ、せっかくなので竜の話でもしましょうか」



 ローザはミーナの膝の上にある卵に目を向けて言った。

 竜の話。つまり、昨日の『それは貴女の竜です』という彼の言葉の意味を教えてもらえるということだろうか。ミーナはパアッと顔を明るくして「聞きたいです!」と言った。



「ではまず、この世界にいる竜の種類からですね」

「種類……? いっぱいあるんですか?」

「いいえ、大きく分けて二種類だけです。身体が青色の【青竜(せいりゅう)】、それ以外の色の【特竜(とくりゅう)】。その卵は【特竜】ですね。卵に緑色の模様があるので、おそらく緑竜です」

「うひゃあ……み、緑色の竜ってことですよね?」

「はい」

「そうなんですね、わあ~……!」



 色が分かると、具体的にその姿がイメージしやすくなって興奮した。本当に産まれるのだ、この卵から。緑色の身体の子竜が! 考えるとワクワクしてきた。

 ニコニコして卵を抱きかかえるミーナをローザは微笑ましそうに見つめていたが、次の言葉を発するとき、その表情は先ほどより少しだけ真剣なものに変わっていた。



「次に……【竜の契約】についてです」

「えっ。け、契約……ですか?」



 これから産まれる竜の姿をイメージして舞い上がっていたミーナは、予想していなかった言葉のチョイスに驚いた。またなんか難しい名称が出てきたぞ、と眉を寄せる。


「はい。竜と人間が交わす契約です。この契約内容が、【青竜】と【特竜】で異なります」

「ほ、ほう……?」

「まず【青竜】について。すべての竜のうち9割が【青竜】だと言われていて、【青竜】と心を通わせた人間は、【竜の契約】を結び唯一無二のパートナーになれます」

「……ぱ、パートナー……ですか」

「言い換えれば『戦友』、『親友』みたいなものです。竜と人間の心の結びつき、いわば『絆』が強くなればなるほど、【青竜】は強くなっていきます。なので、契約を交わした【青竜】と一緒に旅をする冒険者というのもいるんですよ」

「ほ、ほーう……」


 ミーナは必死で頭をフル回転させて、内容を整理しようと試みた。

 つまり、仲良くなった【青竜】と【竜の契約】とやらを結ぶと、一緒に戦うパートナーになれて。仲良くなればなるほど、【青竜】はパワーアップする……ということだろうか。なるほど強そう。まさにファンタジーだ。



「竜とそんなに仲良くなれるなんて、すごいですね。しかも一緒に戦うとか……」

「まあ、人間と契約を結びたがらない【青竜】の方が多いので、竜と一緒に戦う人間を見かけることは滅多にありませんがね」

「そうなんですね……。ええと、その【青竜】というのが人間とパートナーになったりするっていうのはわかりました。で、【特竜】は……?」



 ミーナはドキドキしながら尋ねた。ここからが肝心だ。

 先ほどローザは【青竜】が9割を占めると言っていたが、つまり【特竜】であるこの卵はかなり希少ということではないだろうか。ローザが『保護したい』と申し出るのも理解できる。

 ローザはミーナを一層真剣な瞳で見つめ、話し始めた。




「【特竜】が人間と交わす【竜の契約】は、いわば『従属の証』です」

「……じゅう、ぞく……?」




 聞き慣れないにもほどがある単語に、ミーナはポカンと口を開けた。

 ジュウゾク……従属……?


「『従属』の意味はわかりますか?」

「い、一応……。身分が上の人に従うってことですよね」

「そうです。【特竜】と【竜の契約】を交わした人間は、その竜の主になるんです」

「……それってあの、いわゆる『ご主人様』ってやつですか」

「やつです」

「わあ……」


 ミーナの頭の中で、メイド喫茶のにゃんにゃんメイドが『ご主人様』と語尾にハートマークをつけて呼ぶ姿が浮かんだ。

 しかし竜はにゃんにゃんメイドではないので絶対こんな感じではない。きっともう少し格好いいやつだ。ミーナの頭の中で、今度は強くて貫禄のある男性が後ろに竜を従えている様が浮かんだ。



「【特竜】は、主人への『忠誠心』が強くなればなるほど竜としての力も強くなります。【特竜】に関しては何体でも契約できるので、複数の【特竜】を従えている人間というのも稀にいます」

「えっ、それすごくないですか……? 強すぎません……?」

「強いと思いますよ。ただ【特竜】自体の数が少ないので、複数体と契約する人間は世界的に見ても両手の指で足りるくらいでしょうね」

「ひえええ……」

「それと【特竜】は【青竜】と違って、【竜の契約】を結ぶ竜がほとんどです。生まれたときから本能で主人を探し求めるので」

「えっ」



 竜を従えるなんてすごい、と他人事のように考えていたミーナは、最後のローザの言葉で固まった。ここにきてようやく、昨日のローザの言葉の意味に思い当たる。



「えっ、じゃあ、この卵は……」

「文字通り、貴女を『主人』に選んだ。『それは貴女の竜です』」



 ローザはあえて昨日と同じ言葉を口にした。ミーナは再び口をポカンと開けて卵を見つめる。彼の言葉が正しければ、自分は産まれてくる竜の主人になるらしい。


「ほ、本当ですか? この子がわたしを選んだって、なんでわかるんですか……?」

「それは……竜と縁があるから、ですかね」

「そ、それでわかるんですか……!?」


 やはり謎が多すぎる、この男。

 先ほどまで呑気に竜の姿を想像して興奮していたミーナだったが、『主人』などというこれまでの人生とは無縁すぎる役割を突然課せられてしまい、卵を前に困惑した。

 そんなミーナを見つめ、ローザは「……でも」と言った。




「その竜は生まれてから死ぬまで、ずっと貴女のものです。貴女がこの先どんな困難にぶつかろうと、その竜は必ず貴女の味方をし、貴女を守るでしょう」

 



 ローザの言葉には、一切の迷いがなかった。

 ごく当然の事実を述べるように、ハッキリと彼は言い切った。

 

 それを聞いて、先ほどまでの戸惑いの気持ちが小さくなっていく。ミーナは真白の卵に触れ、呟いた。



「……ずっと、わたしの……」



 王都に着いてローザと別れたら、暗い森を彷徨ったあのときのように、自分はまたひとりになるのだと思っていた。

 でも、この卵は。この竜は、これから先もミーナと一緒にいてくれるらしい。

 どうして自分が主人に選ばれたかはわからないが、そのことはミーナの不安な心を幾分か和らげてくれた。

 ローザはそんなミーナの姿を、目を細めてじっと見つめていた。






 時間は少しさかのぼり、ミーナとローザが竜の話を始めたばかりの頃。

 

 屋根の上で仲良く竜話に花を咲かせるふたりの男女を、森の奥から見つめる三人組がいた。

 上背だけが高くひょろっとした細身の男、その二倍ほど背と筋肉、ついでに脂肪も蓄えた大男、彼らの真ん中を陣取り、ニヤニヤしながら双眼鏡でミーナの膝元を見つめる中背中肉の男。



「ありゃァ【特竜】の卵だぞ、お前ら……! まさかァ、こんなところであんなヤァベエもんに出くわすとは思わァなかったな」



 なぜあんな小娘が持っているのかはわからないが、まだ卵の状態で発見できた幸運に男は感謝した。卵ならまだ【竜の契約】を結ぶ主人も決まっていないはずだ。孵化する前に奪い、【特竜】の主人になりたいと望む金持ちに売り払えば一攫千金だ。


「ぐふふふ……」

「ほ、本当に、竜の卵なの? 本当に?」

「オレ、もう眠い。寝る……」


 金の匂いにほくそ笑む真ん中の男の横では、心配性の細身の男がオロオロし、後ろで大男が寝転んでいる。全く統率のとれていない三人組である。


「ったァく、なんなんだよ! っち、ねぐらに帰るか」


 男は吐き捨て、他の二人組を連れて森の奥へと消えていった。




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