表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/34

番外編1.「海に行きたい」

※このお話は、本編とはまったく関係ありません。

 癒し回を書いてみました。挿絵は描いていません。



 ティビィ「――――海行こうぜぇー!!!」


 アミュ「……はあ?」


 ティビィ「だから、海行こ――――」


 アミュ「いや、突然過ぎるし、わざわざ私の家までなんで来たし!電話とかメールとかでいいだろ!」


 ティビィ「……! かき氷食べたい! シロップはブルーハワイだな!!!」


 アミュ「いや、聞けよ!!! あぁ、もう!」


 シピス「海に行くと聞いたから、アミュの家に参上したゼ!」


 アミュ「お前はいつからいた!?」


 おじさん「そいつは残像だ! ハーハッハッハッ! 私についてこれるかなぁ~!」


 ティビィ・シピス「な、な、何を~!?」


 アミュ「アイツ誰だよ」




 ~一方その頃、トーカの家では~




 リール「す、す、涼しぇ~」


 トーカ「おばあちゃんがすいか切ってくれたから、食べよ~」


 シャクシャク。


 トーカ「……夏だねえ」


 リール「……だねえ」




 ~~~~~~~~~~~~~~~




 ティビィ「うわー! この豪邸がヴィネの家かー! で、で、でっけー!」


 アミュ「おい、そんな騒ぐなよ、ご近所さんに迷惑だろ」


 ティビィ・シピス「おーい! ヴィィィィィィィィィィネェェェェェェェェェェェェェェェ!!!」


 ゴチン。


 ティビィ・シピス「いってぇ~~~~!? や、や、やりやがったなぁ、アミュ!!!」


 アミュ「さっき騒ぐなよって言ったばかりだろうが!」


 カチャ。玄関扉が開く。


 ヴィネ「……あら? どうしたの?」


 アミュ「いやあ、実はティビィがさ――――」


 ティビィ「海行こうぜ、ヴィネ! 夏っていったらやっぱり海だろ!!」


 カチャ。玄関扉が閉まる。


 ティビィ・シピス「ヴィ、ヴィ、ヴィネェェェェェェ! うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」


 アミュ「お、おい……泣くなよ……」


 カチャ。玄関扉が開く。


 ヴィネ「……」


 ティビィ・シピス「……ヴィネ!」


 カチャ。玄関扉が閉まる。


 ティビィ・シピス「ヴィ、ヴィ、ヴィネェェェ!? うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」


 カチャ。玄関扉が開く。


 ヴィネ「……プッ」


 アミュ(おい、お前こいつらで遊んで楽しんでるだろ……)




 ~~~~~~~~~~~~~~~




 トーカ「ゲームでもやる?」


 リール「やるかぁ!」


「「おーい!」」


 トーカ「あれ、誰か来たっぽい?」


 トテテテテテテ。

 ガチャ。


 トーカ・リール「はーい――――」


 ティビィ「夏といったらやっぱり海! というわけで海行こうぜ!!!」


 シピス「ドンドン☆パフッパフッ!」


 リール「……どうしようトーカ、不審者がいる」


 トーカ「そうねえ……110番、110番っと……」


 ティビィ「あっ、あっ、ちょ、ちょっと待てえ~い!!!」


 アミュ「……あー、トーカとリール? なんか、ティビィが急に海行きたいって言ってさぁ……で、こいつらうるさいから……一緒にきてもらえないかなぁ……? アハハ……」


 トーカ「まあ……アミュが言うなら……」


 ティビィ「あれ!? アタシとアミュとで扱いの差がちがう!?」


 トーカ「え、だって……うん」


 ティビィ「え、なんだよそれぇー!」




 ~~~~~~~~~~~~~~~

 



 アミュ「……着いたな」


 ティビィ・シピス「ヤッホー! うっみだぁー!」


 アミュ「もうそういうことをやる歳頃じゃないだろうに……」


 ヴィネ「Zzz……」


 アミュ「ヴィネは寝ちゃうし……」


 トーカ「私達も水着に着替えますか」


 アミュ「そうだな」


 ドン、ドン!


 トーカ「ふわぁぁ、アミュは大胆だねえ……胸でかい……」


 リール「」(ペターン)


 アミュ「リ、リール、気にすることはないぞ、まだ成長するから!」


 リール「」(バタン)


 アミュ「リ、リールゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」


 トーカ「……あれ、ツッコミ役がいなくなっちゃった」


 キャッキャッウフフ。


 トーカ「そーれぇ!」


 パシャ。


 ティビィ「やったな~!」


 シピス「ティビィの裏から攻撃するわ! ハッ!」


 リール「トーカ、ビーチボールガードだぁ~!」


 キャッキャッウフフ。


 アミュ「あれ? ヴィネは行かなくていいのか?」


 ヴィネ「いえ、だって……その、カナヅチだから……」


 アミュ「ああ……」


 お兄さんA「あれ、君達かわいいねぇ~」


 お兄さんB「俺達と一緒に遊ばない?」


 アミュ(……ハッ!これがナンパ!)


 ヴィネ(……なんか、アミュが怖いんだけど)




 ~~~~~~~~~~~~~~~




 ティビィ「……ふぅ! そろそろお昼にするか!」


 トーカ「そだね」


 リール「……あれ? ヴィネとアミュは?」


 シピス「……いないね」


 お兄さん達「――――ひえええぇぇぇぇぇ! た、た、助けてくれぇー!!!」


 アミュ「……フッフフフフフフフフフフフフフフ! ……男……男がいるぞ……♂が!」


 ヴィネ「誰か、アミュをとめてぇ~!」


 ティビィ「……あちゃ~! お兄さん達もやっちゃったなぁ~!」


 トーカ「あれはそのまま放っておいていいかな……」


 シピス「いいと思うよ……」


 リール「なんかヴィネがかわいそう」




 ~~~~~~~~~~~~~~~




 ティビィ「う~ん、やっぱり海といったら海の家だよなぁ~!

いや~食った食った~ゲフゥ」


 アミュ「ティビィ、はしたないぞ!」


 ティビィ「そうだかき氷頼も! おばちゃん~! メロン1つ!」


 アミュ(あれ、こいつブルーハワイ味のかき氷が食べたいとか言ってなかったか)


 トーカ「あ、私はイチゴを」


 リール「私もイチゴ~!」


 ヴィネ「ミルク……」


 シピス「ワタシ、ブルーハワイ!」


 アミュ「えっと……じゃあ、レモンで……」


 おばちゃん「あいよ」




 ~~~~~~~~~~~~~~~




 おばちゃん「かき氷、メロン1つ、イチゴ2つ、ミルク1つ、ブルーハワイ1つ、レモン1つ。お待ちどー!」


 ティビィ「くぅ~やっぱ、うめぇなぁ~!」


 シャクシャクシャクシャク。


 ティビィ「あ、あ、頭が痛~!」


 アミュ「早く食べるから……」




 ~~~~~~~~~~~~~~~




 ザザーン、ザザーン。


 ティビィ「いやぁ、今日は楽しかったなぁ~!」


 アミュ「かなり疲れたけどな、特にティビィのお守りとか……」


 トーカ「帰りますか」


 アミュ「そうだな」


 トボトボトボトボ。




 ~~~~~~~~~~~~~~~




 トーカ「……じゃあ私の家こっちだから、またね~」


 アミュ・ヴィネ・リール・シピス「バイバイ~」


 ティビィ「おう、ちょっと待てえい!」


 ティビィ以外全員「?」


 ティビィ「今日はトーカの家に泊まろうぜ!」


 アミュ「お、おい、さすがにそれは迷惑だろ……」


 プルルルルルルル。


 トーカ「あ、おばあちゃん? 今日、友達が1日泊まりたいって言ってるんだけど、大丈夫? え! ほんと! うん、うんわかった。じゃ」


 ティビィ「どうだった?」


 トーカ「大丈夫だって!」




 ~~~~~~~~~~~~~~~




 ――――夏の思い出。楽しかった思い出。

 明日は何が待っているかな?


 番外編1.「海に行きたい」 END

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ