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プロローグ
続くか分かりませんがよろしくお願いします。
感想くれると頑張れます。
序章
2XXX年、ここは知る人ぞ知る小さな事務所。
日本の街の中、建物が並ぶ中にひっそりと営業されている、そんな場所に位置している。
その事務所の前に置いてある看板にはこう書かれていた。
""貴方には変えたい、消したい過去はありますか?""
""その過去変えます。""
そんな胡散臭い看板を提げる事務所の名前は
時崎改変事務所
今日も閑古鳥が鳴いている。
夏が終わり秋に差し掛かろうと蝉の鳴き声が止んで来ているお昼の最中、今日も1人の客も来ない時崎改変事務所。
その事務所はモダンな造りで一見ただの事務所には見えず怪しい骨董品店にしか見えない。そんな事務所と呼べるか分からない事務所の中で1人の少年と呼べる年の男が安楽椅子に揺られて珈琲を飲みながら本を読んでいる。
今にも寝そうな昼過ぎの時間、一つの来客を告げる音が事務所に響いた。