帰り
「そう言えばさぁ…さっきからずっと気になってたんだけど…」
「おお、奇遇だな。俺もだよ。」
「どうしたんだ?」
俺は何も気になっている事がないので、利紀由と京に問う。
「…普通気付くだろう……」
「バカって、いいわね。」
「人をばか扱いとは。俺はいたって普通だが…」
そしてようやく、みんなが気になっている事に気がついた。
「俺も、ようやく気がついたよ…」
俺は息を吐き言う。
「お前たちの目には、俺の身長が伸びたようにに見えるのだろう?」
成長期だからな。前よりも6cmのびてたんだ。
「バカ。」
「自意識過剰バカ。」
「…ボケチビ。」
「これなのでバカは…」
なぜか、全員が頭を俺に背を向けて頭を抱えている。
そしてさっき言われた言葉については、お、俺の…ガラスのハートがぁ…
「清忠君。貴方ホントに何も気づいていないの?」
「いたって、通常と変わりはしないだろ?」
いつもは、これよりちょっと優しい目を向けられているのに
クズを見るような目で見られた。
挽回せねば…俺のこれからの印象が…
「冗談…冗談。」
苦笑いでそう告げた。
「あっ、そうなの?てっきりホントに気づいてないんだと思ってた。」
「流石の清忠でも気付いたのか。」
なんか、こいつら単純過ぎて…罪悪感が生まれてくるのだが…
どうしたものかぁ…心の中で俺は頭を抱える。
「じゃあ…どうすれば良いのですか?清忠君は。」
そして、お志津が指を指す。
俺はお志津の手の方向をおうように顔の方向を向ける。
「なんだ…ありゃ…」
そこに気になっているものの正体があった。
目の前にいるのは…この時代見た事もない顔をしている奴がそこに倒れていた。髪色が黒ではなく黄色が含まれているような、輝きが絶えない髪色の
持ち主。瞳の色は…黒なのに対して肌の色が好けるように白い。着物を着ていても目立つ。年は同い年くらいの女子か。
けど、ここは江戸。鎖国中だから貿易は九州でしか行われていないはず。
なんでこんなとこに…日本人離れした奴こんなとこに…
「半分の人ですね。」
すると、お志津が興味しんしんでその子人ににじり寄る。
その人は、気を戻して立ち上がり。もちろん、後ずさる。
お志津に興味示されたが最後だな…この人。
「…?…!」
「あの…ここ日本国なんだが…、何でこんなとこにいるんだ。」
すると、喧嘩を売った覚えもなければ、何かした訳でもない。
ガッっ
「え…あぁ…あの?」
来ている着物の服を持たれる。いやいやいや…俺はそっち系は苦手で…
というか、越久に京に利紀由にお志津!助けてくれねいのか…
「あに…」
「兄?」
どこの自分の兄上と勘違いしてんだろうか…
「ちょっとあなた!清忠君困ってるじゃないですか。町奉行所呼びますよ、
離してあげてください。」
そうお志津が言うと、この人は手を緩めた。
どうやら、日本語は理解できるようだ。
「ご…みん…No…ゴメンなサイ。」
途中聞こえない部分があったが、謝られたのが分かった。
「えっと。とりあえず名前はなんていうんだ?」
「…土井…もと…」
変わった名前だな…




