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 江戸と刀と家庭事情  作者: 秋穂
一章 日々
4/9

帰り

「そう言えばさぁ…さっきからずっと気になってたんだけど…」


「おお、奇遇だな。俺もだよ。」


「どうしたんだ?」


 俺は何も気になっている事がないので、利紀由と京に問う。


「…普通気付くだろう……」


「バカって、いいわね。」


「人をばか扱いとは。俺はいたって普通だが…」


 そしてようやく、みんなが気になっている事に気がついた。


「俺も、ようやく気がついたよ…」


 俺は息を吐き言う。


「お前たちの目には、俺の身長が伸びたようにに見えるのだろう?」


 成長期だからな。前よりも6cmのびてたんだ。


「バカ。」

「自意識過剰バカ。」

「…ボケチビ。」

「これなのでバカは…」


 なぜか、全員が頭を俺に背を向けて頭を抱えている。

 そしてさっき言われた言葉については、お、俺の…ガラスのハートがぁ…


「清忠君。貴方ホントに何も気づいていないの?」


「いたって、通常と変わりはしないだろ?」


 いつもは、これよりちょっと優しい目を向けられているのに

 クズを見るような目で見られた。

 挽回せねば…俺のこれからの印象が…


「冗談…冗談。」


 苦笑いでそう告げた。


「あっ、そうなの?てっきりホントに気づいてないんだと思ってた。」


「流石の清忠でも気付いたのか。」


 なんか、こいつら単純過ぎて…罪悪感が生まれてくるのだが…

 どうしたものかぁ…心の中で俺は頭を抱える。


「じゃあ…どうすれば良いのですか?清忠君は。」


 そして、お志津が指を指す。

 俺はお志津の手の方向をおうように顔の方向を向ける。


「なんだ…ありゃ…」


 そこに気になっているものの正体があった。

 目の前にいるのは…この時代見た事もない顔をしている奴がそこに倒れていた。髪色が黒ではなく黄色が含まれているような、輝きが絶えない髪色の

持ち主。瞳の色は…黒なのに対して肌の色が好けるように白い。着物を着ていても目立つ。年は同い年くらいの女子か。

 けど、ここは江戸。鎖国中だから貿易は九州でしか行われていないはず。

なんでこんなとこに…日本人離れした奴こんなとこに…


「半分の人ですね。」


 すると、お志津が興味しんしんでその子人ににじり寄る。

 その人は、気を戻して立ち上がり。もちろん、後ずさる。

 お志津に興味示されたが最後だな…この人。


「…?…!」


「あの…ここ日本国なんだが…、何でこんなとこにいるんだ。」


 すると、喧嘩を売った覚えもなければ、何かした訳でもない。


ガッっ


「え…あぁ…あの?」


 来ている着物の服を持たれる。いやいやいや…俺はそっち系は苦手で…

というか、越久に京に利紀由にお志津!助けてくれねいのか…


「あに…」


「兄?」


 どこの自分の兄上と勘違いしてんだろうか…


「ちょっとあなた!清忠君困ってるじゃないですか。町奉行所呼びますよ、

 離してあげてください。」


 そうお志津が言うと、この人は手を緩めた。

 どうやら、日本語は理解できるようだ。


「ご…みん…No…ゴメンなサイ。」


 途中聞こえない部分があったが、謝られたのが分かった。


「えっと。とりあえず名前はなんていうんだ?」


「…土井…もと…」


 変わった名前だな…

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