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畏怖の伝承、不思議の説話 Legends of Terror, and Tales of Wonder.  作者: 名無しの作者・英訳者/萩原 學(和訳)
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THE NYMPH OF THE FOUNTAIN; OR, THE MUSK BALL, from the German of Musaus.

泉の精。あるいは麝香の玉

The Nymph of the Fountain; or, The Musk Ball.

from the German of Musaus .

挿絵(By みてみん)

へイニングが Great British Tales Of Terror で紹介した

The Nymph Of The Fountain William Beckford

が、これだろう。本書では珍しく、作者 Musaus の名が明記されているというのに、わざわざウイリアム・ベックフォードの名を重ねる理由がない訳でもない。

本書の転写元と思われる Popular Tales of the Germans という本は2分冊で、本作は第2巻にある一方、第1巻表紙に書き込みがあったりする。

挿絵(By みてみん)

「Vathek 作者による」とは、つまりそういう訳で、とどめを刺すように

挿絵(By みてみん)

本人の署名らしきものがついたものも存在したりする。

何れにしても translated from the German という一文の直下にあるのだから、この人が翻訳したものと一般に解釈されている。


ところがヘイニングの書き方だと、ベックフォードが訳者でなく作者にされていて、これは有り得ない。作者はどこまでもムゼーウスであって、ヘイニングは承知の上で捏造している。何のために?それは判らない。

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― 新着の感想 ―
[一言] これは失礼しました。 いずれにせよ、この件は私のブログでも補足記事をあげるようにします。
[一言] ヘイニングは自由闘士のハイドゥクHajdukを、大公 High Dukeと間違えるぐらいなので、案外文章をキチンと読んでおらず、いい加減な調査をしているのかもしれません。 話は変わりますが…
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