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星と神さま

作者: 秋葉竹



(短歌十一首)


夜はいま小さな恋を突きつける月も涼しく笑ってくれる



幸せを積みあげた指が照れながらあっかんべーって顔して笑う



ただ気だるい日曜日にはただ好きなスイーツの店をただ探す午後



傘をもつ手が震えるのは寒いからじゃなくて君に触れているから



水のない川を歩いたみあげると鉄橋を走るSL列車



麦ちゃんは抱きたいときは来てくれず「ごはん」と聴けばすり寄る愛猫



夕べみた極彩色の夢どおり陽の射す教会で聴く賛美歌



神さまはこの湖の底にいて正直者を探してはいる



星が落ち転がっているアフリカの砂漠に吹くのは静かな夜風



さみしげな月が西への弧を描きたった一人でみている時計



星たちを吊り下げている糸を切り流れ星でもみせてあげるね









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