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ズボラ通販生活  作者: ice
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焼き肉のタレ ②

おはようございます!たくさん寝て、目覚めスッキリ♪今日も商業ギルドに行かないとね、頑張ろう!朝食はサラダとエビカツサンドイッチとコーヒーにしよう♪


「アイテムボックス!サラダ、エビカツサンドイッチ、コーヒー!いただきます♪(モグモグ)くはぁー!美味しい!本当に最高よね♪」


幸福感に浸りつつ、今後の事を考える。いくら、アイテムボックスがあっても…ずっとこの町に居るのは不自然かしら?でもミリーさんのことが好きだしなぁーあの、笑顔がたまらん…町の地図買ったけどかなり大きな町みたいだし、すでに気に入ってるしなぁー…しかも、魔物や盗賊とか恐いよ!とりあえず…たまに買い付けと見せかけて旅すれば良いかな…隣町とか?もちろん!護衛の人件費はケチりません!安全第一!じゃあ、お金もあることだし…家でも買っちゃう!?はぁはぁ…(興奮)いつまでも、宿でご飯食べなかったら不自然だものね。というか、地球の商品をギルドに売ってたら、相当贅沢しない限り、遊んで暮らせる!最高かよ!神様!涙!ありがとうございます!祈り!…そして、フッと思う…淋しい…恋人欲しい…。欲望の塊だな…私は…。でも、35歳!独身!いい加減彼氏が欲しい!でも私には秘密にしなきゃ命の危機に繋がる…通販ってスキルあるし………もはや奴隷を買うか?!(追い詰められてる)おっ…おっ…お金なら、ある!(本当に淋しい女である)…うん…手っ取り早い!罪悪感はあるけど、もう一度言う35歳!独身!彼氏が欲しい!ここに苦悩あり、または楽天的である。そうこう考えてる間にけっこう時間が経っていた!


「はっ!ヤバッ!!いい加減商業ギルド行かないとっ!」


気持ち急ぎめで身じたくをする。といっても、商業ギルドから一番近い宿だ5分もかからないだろう。


「ハッ!焼き肉のタレを売るから味見でブタ肉でも焼いて持って行った方がいいかな?うんうん!アイテムボックス!ブタ肉、フライパン、菜箸、ケータイガスコンロ!」


パパッと炒めて、木製のお皿へ…そしてアイテムボックスの中にしまう。


「よし!行くか!」


11時24分に商業ギルドに着いた。


「ヤバーッ!かなり時間たってる…朝一番は気合い入りまくりだったのに…あっでも、お昼頃って丁度商業ギルドの商人達とかもあまり居ないし、ラッキーかも?!(ボソボソ)」


ちなみに、塩、胡椒、砂糖の販売窓口が出来ていた…その窓口は行列が出来ていたけどね…。うん。ミリーさんを探す。居たっ!ラッキー♪待つこと10分。


「こんにちは、ミリーさん!また売りたい物があって昨日みたいに個室へ行きたいのですが…大丈夫ですか?」


「モモ様、こんにちは!はい、大丈夫ですよ(ニッコリ)受付を他の者と引き継ぎますので、少々お待ち下さい」


「ありがとうございます!よろしくお願いいたします」


ミリーさんの引き継ぎを少々待つ。


「準備出来ました、ご案内します」


「はい!お願いいたします」


昨日と同じ部屋に案内される


「モモ様、どの様な商品を売って頂けるのでしょうか?…もしかして、焼き肉のタレという物でしょうか?」


「!?…はい!焼き肉のタレです…なぜ分かったのですか?」


「やっぱり!いえ…失礼いたしました。昨日の夕方から焼き肉のタレという商品はいつ販売されるのか?との問い合わせが殺到しておりまして…もしかしてと思いました!良かった!商品担当呼んで参ります!」


早歩きでミリーさんはソフィアさんを呼びに行った。あー…うん…商業ギルドの皆様、すみません。反省。5分くらいで、ソフィアさんとミリーさんが来た


「モモちゃん♪待ってたわぁー♪早速焼き肉のタレの味見させてくれるかしら♪」


「…はい!(若干ソフィアさんのテンションに付いていけない焦り)これです!あと、味見用にお肉も焼いてきました!」


「ありがとう♪モモちゃん♪先ずは何もかけないで(パクッモグモグ)美味しいわね?オークのお肉かしら?ウフフッじゃあ、焼き肉のタレをかけて♪(パクッモグモグ)!!?(ゴックン)…美味しいわ!!!今まで食べた中でもこれほどまで美味しいタレは初めてよ!!!売れる!、大ヒット間違いなしね!!…賞味期限は短かいかしら?」


「開封しなければ、半年は大丈夫です!開封したら…とりあえず涼しい所で保管すれば……1カ月くらい大丈夫だと思います!」


「素晴らしいわぁー♪また、大量に在庫はあるかしら?」


「はい!(ニコッ)大量にあります!」


「…モモちゃん…倉庫半分くらい…在庫あるかしら?…(ゴクリッ)」


「はい!大丈夫です!」


「!!モモちゃん!最高よ!!あと値段は1本銀貨5枚でどうかしら?(祈り)」


「はい!大丈夫ですよ!」


交渉成立である。


「でも、ソフィアさん、ギルド長に確認しなくて良いんですか?」


「モモちゃん、大丈夫よ♪昨日の問い合わせの時点で、もしも焼き肉タレを売ってくれる商人が来たら倉庫単位で買えって兄さんには言われてるのよ」


あー…うん、すみません。心の中で謝る


「支払いはギルド口座でいいかしら?」


「はい!大丈夫です!」


「モモちゃん!ありがとう♪大好きよ♪」


…テレる!嬉しい…(ドキドキ)


「早速、倉庫へ行きましょう♪」


「あっちょっと待ってください!実は商業ギルドの皆様に差し入れがあって、是非食べて欲しいのですが…フィナンシェです!アイテムボックス!フィナンシェ!(ドサドサッ)袋を開封しなければ1カ月は賞味期限大丈夫です!(ニコッ)コッソリと秘密に職員だけ食べてください(ペコッ)」


「きゃー♪美味しそうだわ!嬉しいわぁー♪みんなでいただくわね!本当にありがとう!」


「モモ様、ありがとうございます!嬉しいです!」


エヘヘッ…嬉しいな♪その後倉庫半分を焼き肉のタレでいっぱいにした…そしてまた、職員がテキパキと焼き肉のタレを運ぶ。あと、そうだ家欲しい!ミリーさんに聞こう!


「ミリーさん、家が欲しいのですが手続き出来ますか?」


「はい!モモ様、手続き出来ます。詳しい話しは先ほどの部屋でしましょう」


「モモちゃんこの町に住むの?嬉しいわぁー♪ミリー、良い家案内してあげてね!じゃあ、私は管轄外だから戻るわね♪モモちゃん♪またねー♪」


ミリーさんと2階の部屋に戻る。よし!気合い入れて家探しだ!




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