焼き肉のタレ
「地図も手に入れたし、お腹空いたし、ご飯♪ご飯♪」
ルンルン気分で市場&屋台へ行く。
「おぉーやっぱり賑わってるなぁー♪定番は串焼きかな?おっ!行列発見絶対美味しいはず!」
何々、
レッドボアの串焼き 1本銅貨5枚
コッコの串焼き 1本銅貨3枚
魔物のお肉美味しい確定だわ!どっちも食べたい!うん、よし!買おう♪待つこと20分
「へぃ、嬢ちゃんいらっしゃい!なんにすんだい?」
「レッドボアとコッコの串焼き1本ずつお願い!」
「あいよ、ちょっと待ってな!…そら、おまちどうさん!銅貨8枚だよ!」
「ありがとう♪はい、銅貨8枚!」
空いてる場所を探す
「よし!いただきます!先ずはレッドボアの串焼きから♪」
モグモグ…うん…美味しいよ…素材その物の味が………。
「アイテムボックス焼き肉のタレ!これをサーッとかけて…(パクッモグモグ)おっ美味しいーーー!!コレコレ♪」
注目をあびてしまう…近くで同じ様に串焼きを食べてた男性が声をかけてきた
「お嬢さん、そのタレを少し分けてくれないかい?とても美味しそうに食べるから気になってしまって…」
「はい!良いですよ。焼き肉のタレをかけますね。はい、どうぞ」
「食い意地汚なくて、お恥ずかしい。ありがとう、早速いただくよ(ガブッモグモグ)!!………お嬢さんこの焼き肉のタレという商品は何処で手に入るんだい!!?こんなに美味しい物は初めて食べた!是非教えて欲しい!」
あーっ…うん、ねっ!そこはかとない焦り…。
「えーっと…たしか…近日中に商業ギルドで販売されると思い…ます!」
「おぉ!!そうか!ありがとう、お嬢さん!こうしては居られない!友人にも教えてなくてはっ!!ご馳走様!美味しかったよ、ありがとう。」
男性は走り去って行った…しかし、この様子を見ていた、あの行列の出来る串焼きを買った人々が集まって次々声をかけてきた!先ほどの男性と同じ内容で……うん♪断わり時って難しいよね…とりあえず今、手に持ってるビンの中身が無くなるまで焼き肉のタレをかける人になった…もちろん近日中に商業ギルドで販売される予定も伝えて…。うん♪明日また、商業ギルド行きだな♪ミリーさん、ギルド職員の皆様ご迷惑おかけします。ほんのり罪悪感…塩、胡椒、砂糖だけでもてんてこ舞いっぽそうだったのに大丈夫かな?うん…本当、ごめん!ちなみに、コッコの串焼きはそのまま食べました…うーっ贅沢を言えば照り焼きのタレ!それか、焼き肉タレで食べたかった…。なんか、疲れた…明日の商業ギルドに売るしかない焼き肉のタレを通販で大量に買わないと…宿に戻るか…。
「甘い物が食べたい(ボソリッ)」
うん!宿の部屋で甘い物コッソリ食べよう♪そうだ!商業ギルドの差し入れで甘い物でも持って行こう!コッソリ食べてくださいって一言添えて…。宿に帰るとおかみさんが声をかけてくれた
「あんた、もう帰りかい?お帰り!今朝は塩と胡椒と砂糖の情報ありがとうよ!晩ごはんはどうするんだい?」
「ただいまです。喜ん貰えて嬉しいです!ば…晩ごはんは大丈夫です…。」
「そうかい?塩を大量に買ったからねぇ、美味しいから食べたくなったら何時でも食堂に来なね!」
「ありがとうございます!部屋に戻ります(ペコッ)」
「ああ、ゆっくり休むんだよ!」
おかみさん好い人…なんか嬉しいな気を使ってもらえて。部屋に着いた、カギを閉めて…
「通販!フレンチトースト&ハチミツ!からのぉーアイテムボックス!フレンチトースト&ハチミツ!コレコレ!いただきまーす♪くぅーー美味しい!幸せぇー♪あっ、飲み物忘れた!アイテムボックス!コーヒー!ゴクッくはぁー!天国か?」
アホな事言いつつ、食事を楽しんだ。一息ついて、明日の準備をする
「通販!焼き肉のタレ!うーんと、塩、胡椒、砂糖1000袋で在庫切れパニックになってたから、焼き肉のタレも今の在庫1000本くらいじゃ心配よね。それに、アイテムボックスに入ってる間は賞味期限ないからドーンっと買いますか!あと、商業ギルドの差し入れも買おう!私の大好きなフィナンシェなんてどうだろう?うんうん!フィナンシェ嫌いな人なんて居ない!!とりあえず、差し入れの数は200個くらいかな?多い分には困らないだろ(ブツブツ)虹金貨1枚チャージ!購入!よし!準備バッチリ!」
全身クリーンと結界魔法をかけてちょっと暗くなってきたし、寝ちゃおう
「お休みなさい」