塩、胡椒、砂糖
「では、買い取りを行います。商品と量はどれくらいですか?」
「今日は調味料と食品を買い取りお願いします!量は大量にあります!種類も多いです…」
「かしこまりました(ニッコリ)買い取り部屋にご案内いたします。少々お待ちください(ニッコリ)」
待つこと、数分。
「モモ様、ご案内いたします!お待たせいたしました(ニッコリ)」
「はい!よろしくお願いいたします!」
商業ギルドの2階に移動する。部屋に入るとなんと美人なエルフが居た!!わぉっ!眼福ですぅー!スラリとした体型に金髪で瞳はエメラルドグリーン!理想そのもの!私は慌てて挨拶をする
「初めまして、桃と申します!調味料と食品の買い取りよろしくお願いいたします!」
「あらあら、可愛いわね♪よろしくねモモちゃん♪初めましてソフィアよ。私は食品にはうるさいわよ、あと肉も魚も卵も食べられるからね♪あとお酒も大丈夫よ!」
へー…今時のエルフってなんでも食べるんだなぁー…良かった!よし!食品無双だ!自重はしない…ニヤリ…
「さぁ見せてくれるかしら?」
「はい!先ずは塩、胡椒、砂糖です!」
「あらあら、全部貴重品じゃない♪あら?この袋は透明なの?!凄いわ!しかも塩と砂糖が真っ白で綺麗だわ…とても良い品ね。味見は出来るのかしら?」
「はい!味見してみてください!」
袋を開けてソフィアさんが味見をしている…もちろん、自信しかないニヤリ…
「………凄いわ…こんな高品質なんて…でも買い取り金貨が高すぎるのも…大量に商品あるって聞いてるし…ブツブツ…1袋銀貨5枚はどう?」
「はい。大丈夫です!」
「安すぎるわよねぇー…やっぱり……えっ?!良いの?!」
「はい!大丈夫です!」
通販スキルで銅貨1枚が銀貨5枚♪最高かよ…フフフッ心の中でガッツポーズの私
「……ちなみに、何袋くらい売ってくれるのかしら?…ゴクリ(大量に売ってお願い!心の叫び)」
「とりあえず、塩、胡椒、砂糖、1000袋ずつなら大丈夫です!ニコッ」
「!!!?……さ…最高だわ!!アタフタ!ちょっとミリー!兄さん呼んできて!」
「はい!すぐに呼んできます!!!ドタバタ!」
あれー?なんか、大事になってない?ちょっと疲れてきたんだけど…やっぱり1000袋ずつはダメだったかな?反省…。でも、ソフィアさんとミリーさんがとても喜んでる…と言うか、テンション高すぎてついていけない…私、陽キャのフリした陰キャだから辛い…少しフリーズしているとミリーさんとソフィアさんのお兄さんが来た
「ソフィアさん!ギルド長連れてきました!」
「ありがとう!ミリー!兄さん!大変なの!聞いて!…カクカクシカジカ!」
うわー…ソフィアさんのお兄さんってギルド長なの?!だよねー…定番だよね…ウンウン…しかもまたイケメンだなぁー!よーぉーし、気合い入れてもう少し頑張るかな!ソフィアさんとお兄さんとミリーさんは3人で味見や値段、売ってくれる量の話でヒートアップしていた…。うん………帰りたい…ダメダメ、ファイト私!嬉しい様な恐い様な複雑な気持ちの中待ってると、やっと話し合いが終わり、ギルド長から挨拶があった
「これは失礼しました。初めまして商業ギルド長のルジェルだ!よろしく頼む」
「初めまして、桃と申します!よろしくお願いいたします!」
「早速だが、本当に塩、胡椒、砂糖を1000袋ずつ売ってくれるのかい?しかも1袋銀貨5枚で!商品はアイテムボックスの中かい?」
「はい!はい!そうです!」
「ちなみに、また塩、胡椒、砂糖を仕入れて来る事は可能かい?」
「はい!大丈夫です!ニ…ニコッ!」
「素晴らしい!早速取引しよう倉庫へ案内する!」
「はい!よろしくお願いいたします!」
倉庫で商品を出し、お金をミリーさんから受け取り、他にはどんな商品がありますか?との問いかけはまた後日売りに来ます!との一点張りで商業ギルドを後にした。商業ギルドから一番近い宿でとりあえず一週間だけ料金を払い(一泊銀貨5枚食事は別料金)その後は追々考える事にした。とりあえずクリーンからぁーのーぉーお弁当!美味しい!からのぉークリーン!バタン!お休みなさい…あっ!結界!(ブォン)よし!今度こそ、お休みなさい