エリクサー
「さ、さっ!リビングはこっちだよ♪ユートさん!こっちのソファーに座ってください」
「モモさん、ありがとうございます」
「敬語なんて使わないで♪自然体のユートさんが知りたいな♪お願い!うーん…命令?(ニッコリ)とりあえず、足の怪我を治しちゃおうか!エリクサー持ってるからすぐに治るよ!」
「えっ!!?エリクサー!?…そんな貴重で高価な物…俺なんかにつかうのは…申し訳ないよ……。」
ユートさんは一瞬、嬉しそうな顔をしたけど、また申し訳ないって感じに落ち込んでいた。
「…ユートさん、私ユートさんのことが好きなの、一目惚れなの…好きな人の怪我は治したい!遠慮なんてしないで!それにエリクサーはすぐに買えるの、今だって在庫3本あるしね(ニッコリ)本当に遠慮しないで!それに、これから護って欲しいのよ(ニッコリ)アイテムボックス!エリクサー!ねっ?使って!お願い…いや、もはや命令です!!エリクサーを使って怪我を治しなさい♪(ニッコリ)」
ユートさんにエリクサーを渡す。ユートさん!は静かに泣いていた…
「モモさん…ありがとう…!モモさんへの気持ちは、まだ…自分でもよくわからないけど…エリクサー…とてつもなく感謝している!!モモさんありがとう!!」
ユートさんはエリクサーを半分足にかけて、半分は飲んだ…ユートさんの体が光る!2人して戸惑う…オロオロしてる間に光りはきえた
「ユートさん少し歩いてみて?その後大丈夫そうならジャンプしてみて?」
「わ…わかった」
ユートさんはゆっくり歩く、ハッとした表情のあと、ジャンプをして、次にリビングをぐるぐる走り出した!
「ユートさん良かったね(ニッコリ)」
「モモさん、モモさん、モモさん!(ガバッ!ギューーーッ)ありがとう!!」
ユートさんが抱きついてくる!?!…う…嬉しい!幸せ!(ドキドキッ)私もユートさんをギュッと抱きしめる…
「ユートさん良かったね(ニッコリ)」
時よ止まれ!!…という願いも空しく、ガバッっとユートさんは離れた
「わっ!ごめん!モモさん!いきなり抱きしめて(アワアワッ)」
「抱きしめて貰えて嬉しいかったよ(ニッコリ)毎日抱きしめて欲しい!…うん!命令!エヘヘッごめんね」
「わかった…。」
真っ赤になったユートさんは了解してくれた。か…可愛いーーーーユートさん可愛い!!幸せだなぁー…おっと、遅くなったけどお昼ごはんたべよう♪うーんと…サラダとデミグラスソースのハンバーグとロールパンかな?
「ユートさん、お昼ごはん一緒に食べよう♪」
「食事はモモさんの残りで良いよ?(グーッとお腹の音)」
「遠慮しないで!2人でいっぱい食べよう♪幸せになれるよ(ニッコリ)おかわりもたくさんあります!(ニコッ)」
「モモさん、ありがとう」
「じゃ準備するね、アイテムボックス!サラダ!ハンバーグ!ロールパン!ナイフ&フォーク!はい♪食べよう♪」
「わかった(ゴクリッ)いただきます」
「はぁーい♪いただきます♪」
「うまい…!!(モグモグ!ガツガツ!!)」
「美味しいー♪幸せー♪(モグモグ)」
「…………モモさん…おかわりしても良いですか?」
「うんうん♪たくさん食べてね(ニッコリ)アイテムボックス!サラダ!ハンバーグ!ロールパン!はい♪どうぞー♪」
「ありがとう!(モグモグ、モグモグ)モモさんは料理が上手いんだね、今まで食べた料理の中で1番美味しい…。」
うん…あーーーーー…。
「この料理、私のスキルで買ったんだ。とりあえず食事終わったら説明するね。今は美味しいごはん食べよう♪(ニッコリ)」
「え?スキル?あぁ、わかった。(モグモグ)」
ユートさんは晩御飯が食べられなくなるくらいお昼ごはんを食べていた。嬉しいけど…晩御飯大丈夫かな?食後の休憩の時に私の秘密をユートさんに話そう…。