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極夜の鳥籠  作者: 祥之瑠于
序章
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序章

初投稿です。

毎月定期更新できるよう、頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 森も、大地も、すっかり荒れ果てた彼の不毛の大陸の中央には、巨大な白い半球状の物体がある。

 かつて彼の地には、いくつもの文明があり、国家があったとされる。

 近年の研究で、彼の地の文明が滅んだのは、大規模な戦争が原因であったことが判明している。

 高度な文明と、我々の理解を越えた技術力を有した国々が巻き起こした戦禍は凄まじく、人々を焼き、街を焼き、森を焼き、大地を焼いた。

 愚かな争いの果てに、この大陸は死に、生き残った人々も大陸から離れざるを得なかったものと思われる。

 そうして荒れ果てた大陸の中心に、あの謎の白い半球だけが残された。

 まるで下半分を大地に埋めたたまごのようなその姿から、多くの研究者たちは「神のたまご」と呼んでいる。

 一説のよると、たまごの中には、滅んだ文明の生き残りの人々の末裔生きているのだとか――。

 周囲では、近くで人影を見たとか、中から人の声が聞こえたとか、様々な噂が流れている。




 ――――「神のたまごの謎」より抜粋――――

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