始まりの生活(ライフ)
まだまだ初心者なのでご満足できるかどうかはわかりませんが、宜しくお願いします。
さて、まずは自己紹介をしたほうがいいのかな?
それとも、この状況を説明したほうがいいのかな?でも、自分でも何が何だかわからない事を説明なんてできないよね。だってここ、誰がどう見たって……。
2日程前、
「あぁぁぁ〜……」
大きなあくびをしながら、いつものような1日が始まる。
僕、天宮司空音は私立使音峯学園の1年生だ。成績は特に普通で運動も特別にできるわけでもない。
正直に言うと、この学園に通っている理由さえまだ掴めていない愚か者だ。ただ、この学園には試験がなく、希望があれば誰でも入学できるという普通ならありえない学園だ。特にやりたいことがなかった俺は、両親に薦められこの学園に進学することになった。当然、楽しくない。
いたって中学の時と変わらず授業を受けて放課後に部活をしたり、街をぶらついたりしている。
一応、僕は文芸部に所属している。やりたいことがないといっても読書は割としている。というか、むしろ好きだ。本には現実ではありえない様々なストーリーが描かれていて面白い。さらに、それを自分の頭の中で再現するというのも一つの楽しみ方だ。
おっと、本の話題はここまでにして、話を戻そう。ここには……
「ど、どいて〜!」
「うおぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ガシャン!
「いってて……って、ちょっ!」
やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい!これは非常にまずい!だって、アレが見えてる!男子にはなくて女子にしかない、正確には下半身の部分の……?
(あれ? なんでこんなものが見えてるんだ? )
コイツ、もしかして、ノーパ……!
「いつまで見てんのよ! このバカッ!」
バチン!
その場に鳴り響いた轟音は、今日の最悪な1日の始まりだった。
読んでいただき、ありがとうございます。どうでしたか?つまらないなどの感想が多いと思いますが、これからどんどん楽しくしていきたいと思います。