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試験官の後を、歩いていると石で造られた鳥居が立っている。
その鳥居に、試験官が懐から取り出した紙切れを貼り付ける。
すると鳥居の内側で、空間が渦を巻くかのように回転し次の瞬間、別の空間を映し出す。
「この鳥居の先が本試験会場なので合格者のみ遅れないようについてきてください」
無表情のまま、歩き出し鳥居をくぐる寸前に。
「合格者以外はここから自力で帰ってください」
そのまま、鳥居を通り抜ける
合格した受験者たちが鳥居をくぐる中、一人の受験生が通り抜けようとすると。
雷鳴と閃光が轟き通り抜けようとした受験生が吹き飛ばされ吐血しのた打ち回り動かなくなる。
ざわざわとした雰囲気の中鳥居の中から試験官が現れ・・・。
「私・・・言いましたよね合格者以外は帰れと」
呆れ顔をしながら倒れている少年を見ると
「死んではいないようですね彼のようになりたくなかったら不合格者は通らないように」
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試験会場
合格した60人程の、受験者がコロシアムのようなところに集められる。
最初の試験官を含めて3人の試験官が受験生を監視している。
最後に会場に到着した試験官が残りの二人に話しかけ最後の一人の試験官が一歩前に出る。
「これより本試験を開始する 既定の人数を倍程度超過しているため 1対1の決闘方式で勝者を本試験合格者とする」
会場がざわめく、だがその声を気にせず試験官は話つ続ける。
「ルールを説明する
この試験会場にあるものならどんなものでも使用可能とする ただし受験生及び試験官の所持品は例外とする
決着は相手を気絶させるか 明らかに戦闘不能状態にさせる ただし死亡させた場合は勝敗に関係なく失格とする
ルールは以上だほかに細かいルールはない対戦相手はこちらが適当に決める」
ルールを説明すると3人の試験官は控室に戻っていった。




