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30年前のこと〜千晴side 〜

千晴side


12月23日 私の誕生日まであと2日。



みんなが静かだ。それもそうか。クラスの人数が10人減っていたんだ。驚くだろう。


黒幕が、動き出した。

私たちも急がないと、全員消えてしまうかもしれない。

そう思ったから紗矢に声をかけた。


「とりあえず、株谷を探そうよ。」


そしたら、仲岡と一緒に行っちゃった。

私、紗矢に嫌われている。前は優しかったのに、悲しいよ。でも、しょうがないか。







仲岡が株谷浩介を見つけた。やっぱり、教師だったんだ。

みんなから少し離れたところに紗矢がいた。そして、私は紗矢の後ろにいる。

紗矢は生徒名簿を見ているみたいだ。


河那 千春


古谷 紗夜


この名前を見た途端、紗矢の表情が変わった。何かに、気がついたかな。

千晴って書いてあるから、私に話をしにくるかもしれない。

だから、少しの間だけ、姿を隠すことにする。


紗矢は知らない方がいいよ。


ごめんね、紗矢。

私、また間違えちゃったみたい。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 千晴がこの事件の全容を知ってるの!?うわぁ、更に怖い! ますます気になります! [気になる点] もともと誰が主人公?最初千晴だったんだから、このお話千晴sideって書かないで、紗矢の話のや…
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