#02 異世界来ちゃいました
投稿して後にタイトルを変更させて頂きました┏●┏●
混乱してしまった方、申し訳ございません┏●┏●
注意点が2つあります┏●
1・恋愛神や創造神は投稿済み小説のキャラを引っ張って来ました┏●
2・この物語はフィクションです!この物語はフィクションです!大事な事なので2回です。本文のスイーツは作者もたまに飲みます。嫌いではありません。あくまで、日々樹 優花里は良く思っていない。この事だけ、しっかりと覚えて下さい┏●
お楽しみ下さい┏●
山が無い。道も無い。ただ程よい短さの草が生い茂っているだけ。
「えぇぇぇぇ!!ここは何処なのよ!?私の部屋は?私のアドバイザー達は!?」
優花里は恋愛雑誌の事をアドバイザーと心の中で呼んでいる。
誰にも知られてはいけない、優花里だけの秘密のアドバイザーだった。
「ここはね〜アタシが創造神様から貰った世界よ〜。」
「え?創造神?・・・そうか。私、夢を見ているんだわ。えぇ、そうよ!こんな景色、日本に無いもの!!」
「だ〜か〜ら〜!ここは日本が存在した世界とは別の世界なの!良い?アナタは異世界転生しちゃったの!!」
優花里は1人でフムフムと頷きながら、辺りを見渡している。
もちろん、恋愛神の言葉なんて耳に入っていない。
「私って不思議な夢を見るのね〜。でも、草しか無いなんて、少し寂しいわ。」
「はぁ〜・・・仕方ないかぁ〜。」
恋愛神は溜め息を付きながら指をパチンと鳴らした。
すると地面にあった草は消え、真っ白で何も無い景色になった。
「あれ?草原は?あの匂いは?何で全部消えちゃったのよ!?」
「少しウルサイよ〜?黙って座ってて!」
恋愛神が少し強めに発した言葉によって、優花里はその場で、ストンと正座させられた。
(足が勝手に!それに声も出ないし!え?え?怖い・・・何で何で!?)
「耳から聞こえないだけで少しは変わるのね〜。さて、日々樹 優花里さん。アナタは創造神様達の温情によって、世界を越える事が出来ました。日頃からアタシに文句ばっかり言ってた甲斐がありましたね?元の世界に戻る事は創造神様が許しません。アタシも許さないけどね〜?と、言うことで〜。アナタには異世界でモテモテになる事を恋愛神ヨウコの名において命じま〜す!」
(創造神様達とか、温情ってやけに上から目線なのは置いといて・・・ホントに異世界なの?私まだやり残した事あるのに、異世界なんかに連れて来られたら学校とかどうするのよ!?)
「まぁまぁ。少しは落ち着いてね〜?アナタが元いた世界には、アナタとカップルになる人は誰も居なかったの〜。理由は簡単よ〜?アナタのラブオーラが、あの世界と合ってなかったからなの〜!」
ラブオーラ。恋愛神が気まぐれに世界に創った概念で、大きさ・形・色。様々な要因を持ち相性が良い者同士がカップルになれる。
例えば、手のひらサイズの大きさ・ハート型の半分・赤色。のラブオーラの持ち主は、同じ大きさ・相手と反転させた形・混ぜるとピンクに近い色。のラブオーラの持ち主とカップルになる仕組みだ。
「アナタのラブオーラは、大き過ぎたの〜!だから異世界じゃないとアナタの大きさに見合う人が居なかったって訳〜。これで少しは理解出来たかなぁ〜?」
(つまり私は一生彼氏が出来ない世界から、必ずモテモテになる世界に来れたって事よね!)
モテる為。恋愛系が絡むと全て了解してしまうのが優花里だ。
モテる為に髪を切る。モテる為に香水を付ける。モテる為にフリル付きの服を着る。モテる為に食感が悪いツブツブ入りの飲み物を飲む。
{この物語、及び登場する、あらゆる物はフィクションです。インスタに投稿して飲まずに捨てられると噂がある人気スイーツとは一切の関係はありません┏●}
モテる為なら世界なんて軽く越え全てを捨てる。
そうゆう思考を素で行くのが日々樹 優花里だ。
(異世界でモテモテ・・・な〜んだ!良い事しかないじゃない!異世界、最高!!)
「やっと理解したのね〜。それじゃあ力を解いてあげる〜。さ、これからの事を話し合いましょ〜!」
優花里は立ち上がり、声が出せるかの確認をした後、恋愛神との話に花を咲かせた。
たまに{}←この記号を使い、作者からの注意点や意見等が入る事があります。
御容赦下さい┏●
最後まで目を通して頂きありがとうございます┏●
次話もよろしくお願いします┏●