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#10 どうすればいいのよ?

こんな時間で申し訳ございません┏●


私事ですが・・・最近、凄く楽しいです(*⌒▽⌒*)


お楽しみ下さい┏●

閑古鳥のサクラさんが恋愛相談所で働く事になったわ・・・

正直、どんな仕事が出来るか分からないから、看板鳥として相談所に居てもらう事にしたわ。


その日の夜・・・私は自分で部屋で寝ていたんだけど、体を揺らされて目が覚めたわ。


「サクラさん?でもサクラさんは鳥だから、私の体を揺らせる訳無いし・・・」


「あの・・・昨日も来たんですけど・・・僕の相談に乗って・・・」


「ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


*********************


今日も眩しいわね〜。

太陽さん、ご苦労さん!っと・・・

痛いと思ったら、二の腕に手形が付いてるし・・・

やっぱり私・・・呪われてるのかしら・・・


「おはようユカリ。あっ!それってゴースト族の手形じゃない?」


「知ってるの!?教えてサクラさん!」


「ゴースト族。正しくは、ゴースト種ヒューマン族が触ると付いちゃう物ね。放っておくと体の生気を吸われて、最悪・・・死んじゃうわよ。」


「ゴースト種って事は・・・・・・やっぱり、お化けだ〜!!どうしようサクラさん!」


「教会に行けば大丈夫よ。朝ご飯を食べてからでも、行きましょ。」


<ゴースト種・・・幽霊や霊体と呼ばれ、死んだ者の魂だけで存在する種族。厄介なのはアニマル族とヒューマン族。どちらも執念深く、対象の体に生気を吸い尽くす紋を施す。カラーワールドの教会でなければ取り除けない。>


*********************


早速、教会でお祓いっぽい事をして貰ったが、結果は無理だって・・・

非常に執念深く、私が話を聞かない限り生気を吸い尽くすらしいわ・・・

幽霊の恋愛相談なんて、どうしろって言うのよ!

幽霊同士の恋愛とか、生きてる人との恋愛とか、私にアドバイスなんて無理よ!

だって幽霊怖いんだもん!!

こっちからは触れないし、夜に来るし、何より異世界の幽霊は手形まで付けるのよ!

怖がるなって言う方が無理よ!


*********************


来てしまったわね・・・

今日は絶対に寝ないわ!

コーヒーをがぶ飲みしたし、サクラさんにも起きててもらうから、幽霊が来てもへっちゃらよ!


バンッ・・・・・・バンッ・・・・・・ピシッ・・・・・・ピシッ・・・・・・


誰もいないのに、窓を叩く音がするしっ!

本格的に怖くなってきたわ・・・


スッ・・・スッ・・・スッ・・・ギィィ・・・


足音もするし、相談所の入り口が開く音もするし!!

もう、部屋の前まで来てるかも!

あわわわわわわわわわわわわ!


「あの・・・恋愛相談を・・・」


「驚かせないでよ!これでも、くらいなさい!」


私は市場で買った塩をドアにぶつけてみた・・・

すると、ドアをすり抜けて、半透明の男性が部屋に入ってきたの!!


「しょっぱいよ・・・僕は君に何もしてないじゃないか・・・」


異世界の幽霊に、塩は効かないみたいです。

意識・・・手放しても良いですか?良いですよね!

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