#7 初カップル
お楽しみ下さい┏●
あとがき、良かったら見てください┏●
翌日・・・
今日はアンサちゃんだけを呼んでるから、みっちり話せるわ。
でも・・・アンサちゃんの性格が・・・
治らないのは仕方ないわね!
ヨシッ!気合い入れてアドバイスするわよ!
「おはようございま〜す!ユカリさん居ますか〜?」
「どうぞ〜。昨日と同じ部屋で話しましょ。」
恋愛相談所が完成した昨日から、2階にある部屋で寝起きしてるわ。
恋愛神?夜中の間に帰ったわ。
何も言わずにね!
「それじゃあアンサちゃん。昨日の続きなんだけど・・・アンサちゃんがユウモさんを好きなのは充分伝わったわ。だから、具体的なアプローチを考えて行きましょ!」
「そうですね!そうそう、今日もユウモさんが起きるまで寝顔を見てたんですけど、ユウモさんったら起きた瞬間ビックリしちゃってて、もう笑っちゃいましたよ!」
今日もって言ったわね・・・
うん。もう気にしないわ・・・
「そ、それじゃあアンサちゃんは、どんなアプローチが良いと思う?」
「私が考え付く事は全部やり切りましたから・・・やっぱりバレンタインチョコに血を入れるだけじゃ足りなかったんですかね・・・?」
「充分よ!それ以上は逆効果だから、絶対にやらないでね!ね?ね?」
まさか現実に血を入れちゃう人が居るなんて・・・
恋する乙女は怖いわね・・・
でも、昨日の反応を見るにユウモさん的にはアンサちゃんに好意を持っているハズ・・・
アンサちゃんのアプローチに引いてるのは確かなんだけど・・・そうか・・・ユウモさんのプライドが邪魔してるんだわ!
「ねぇ、アンサちゃん。これから私の言う事をよく聞いてね・・・・・・」
*********************
<正午を少しまわった時、ユカリとアンサはユウモが働くドワーフ建設の前にやって来た。>
「いい?私の言った通りにすれば大丈夫だからね?」
「は、はい!が、がが頑張ってみます!」
<アンサがドワーフ建設の入り口を潜るとスグにユウモを発見した。ここで、ユカリから言われた事を実践する。>
「ユ、ユウモさん!わ、私は・・・私はユウモさんの事が好きです!でも・・・ユウモさんが気付いてくれないせいで私は・・・別の人と結婚します!」
「な、ななななな・・・なにーー!!ちょっ、ちょっと待ってくれ!俺はアンサちゃんの気持ちに気付いてたぜ?なのに別のヤツとなんて・・・」
「だったら・・・だったら何で告白してくれないんですか!告白してくれないユウモさんなんて・・・ユウモさんなんて・・・」
<ここで鼻をすすりながら、アンサは入り口に手をかける。>
「待ってくれよアンサちゃん!俺は・・・俺も好きなんだ!別のヤツと結婚するなんて、俺が許さねぇ!俺と・・・俺と結婚してくれアンサ!!」
<そう叫んだユウモはアンサを後ろから抱き締めた。>
上手くいったわね!
ラブオーラが重なって、綺麗にハート型になってるわ!
あぁ・・・良かった良かった。
まともに相談受けたのが初めてのワリには上手くいったわ!(メリスの相談は交換条件だったのでユカリの中でノーカンだった。)
「明日からは広告も出して、本格営業ね!待ってなさい恋する乙女達・・・そして私とラブオーラがバッチリな運命の王子様・・・」
あとがきまで目を通して下さり、ありがとうございます┏●
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