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番外編2 卒業後のライブ 5

 ヘリアンサスガールズを知っていなければ今の自分はないだろうと僕は本気で思っている。僕は、改めてユニットに感謝の気持ちが湧きだした。 


 2曲目は「鏡よ鏡」。2024年に公開されたシングルの曲であり、「鏡よ鏡 答え 教えてほしい 誰も知らないその道はどこへとつながる?」や「高い壁も超えれるほどに強くなりたい」という歌詞が特徴的な曲だ。


 基本的には1期生と2期生が一緒に歌う曲が多いが、「2つ目の希望」の英語版(2期生の曲)や「希望と言う名のあこがれ」(1期生の曲)なども少なからず存在する。僕は、一生懸命にサイリウムを振ってそかかを含めたメンバー7人を応援した。


 数曲歌ったあと、なっきぃが次の曲を読み上げる。


「次は、『タイムマシン』。6年前のアニメ『ラストラベンダー』のエンディングテーマです!」


 ラストラベンダーは僕にとって決して忘れることのできないアニメだ。3年前、なっち(バンド仲間として彼女を指す場合は『なっち』、アイドルとしての彼女を指す場合は『なっきぃ』と使い分けている)が元アイドルだということを知ったのは、このアニメのエンディングムービーに彼女の名前が載っていたからだった。このアニメがなければ彼女が元アイドルだということを知ることはなかったといっても過言ではないと思っている。


 いつだったかカラオケで歌ってくれたこともはっきり覚えている。英語版の歌詞だって正確ではないかもしれないが大まかには覚えていた。僕は泣いてしまいそうになったが、彼女が楽しそうに歌っているところを見ると泣くのも変だなという気持ちになった。


「7つ目のラベンダーが咲いて夏がやって来る 僕らの夏が」


 歌詞のこの部分が非常に印象的だ。前に言っていたが、ヘリアンサスガールズの1期生のメンバーの名前がラベンダー(および、作中ユニットのSeptieme Lavande(意味:7つ目のラベンダー))のイメージに合っているということでラストラベンダーのエンディングテーマを務めることになったようだ。

 

 前田”夏”なっきぃ 笠山”爽”そかか 川上”芽”(かわみん) 福島”七”(なーなん) 鈴木”紫”(しふぉん)


 夏・爽・芽・七・紫。この5人でなければエンディングテーマを務めることなどなかったのかもしれない。そう考えると、(ここまで考えてはいなかっただろうが)プロデューサーさんにも感謝の気持ちがあふれてきた。


「タイムマシン 映す未来 一つ どこに進もうか? 

道標 目指す先は 地図に載ってない明日へ」


 僕は、6年前に放送されていたアニメである「ラストラベンダー」のDVDを見ているとき、エンディングテーマ「タイムマシン」を歌っているユニットの1人のメンバーの名前が目に留まったのをいまだに覚えている。その名前が「前田夏樹」だった。


 あれから3年がたつ。僕は、時の流れは速いと実感していた。


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