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番外編2 卒業後のライブ 1


 僕は、大学1年生の夏休み(というか、長期休み)にヘリアンサスガールズのライブに1度行っておきたいと思っていた。ヘリアンサスガールズに屋外ライブは基本的にはない。外は暑いが、そのことの心配をする必要はないとなっちにいわれていた。


 高校卒業後、なっちとは別れたという体をとっている。本当のことを言うと別れずに済むのなら別れたくないのだが、そうもいかないだろうと覚悟はしていたことだ。実際LINEで話すこと自体はあるものの、お互いに友人だという認識で話すようになっていた。


 ゴールデンウィークに軽音部仲間で1階集合したときに、なっちは「地元でアイドルをやっている」という事実を仲間内に明かした(僕としては、なっちがかまわないなら明かしてもいいよと伝えてあった)。彼女が元アイドルだということを知っているのは僕だけではなくなってしまったのだ。


 そしてしふぉんとは大学同期になった。一応LINEを交換はしたものの、基本的にはTwitter上(ハンネ:しふぉん)かリアルでしか喋っていない。


 なお、しふぉんが元アイドルだったということを知る者は少ないようだ。僕としても、そのことを他の人たちに明かそうとは思っていないし、しふぉんと付き合いたいとも思ってはいないのが現状だ。


 8月17日に行われるライブに行く予定だ。そのために、前日から泊まり込んでおく必要があるだろう。僕は8月16日、飛行機に乗り込んで四国まで向かっていった。


 なっちには、空港からライブ会場の最寄り駅:A駅周辺までどうやって行けばいいのか聞いてある。彼女の説明に沿って、A駅前のホテルまで向かっていった。


 観光したいと思ってはいたが想像していたより何もない。僕は、近くのコンビニで夜ご飯を買って食べた。


 僕はしふぉんに、Twitterのダイレクトメッセージで「ライブ行く」という旨のことを伝えた。彼女は楽しんでね! とメッセージを送ってくれた。


 アイドル時代の活動を小説風に描いたしふぉんの日記(2022年のライブで買ったもの)を読みながら、僕は時間をつぶした。10万文字近くあるので、読み終わったころには寝るのにちょうどいい時間になっていた。


「3年前のライブで買った本、まだあるよ!」


 僕は彼女に写真を送った。しふぉんはかなり喜んでくれているようだった。


 気づいたら23時。明日行われるライブを楽しみにしながら僕は眠りについた。



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