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26 学園祭準備4

 「水性絵の具ってどの辺にあったっけ」

 「知らないなら無理についてこなくてもよかったのに」

 「いや、ショウは油性買ってきそうだから」


 決まりで、絵の具は水性の物を使うことになっている。さすがの僕でも、そのルールは理解していた。なっちは僕を割と本気で心配していたようだが、さすがに大丈夫だ。


 「これくらいでいいかな?」


 LINEで太田に、どのくらい買ってくればいいかを聞くと、だいたい500円分くらいでじゅうぶんと返事が返ってきた。なっちと確認して、間違えないように水性の絵の具を買った。


 9月になるが、外はまだ地獄のように熱い。天気予報で温度を確認すると、33℃とのことだ。今年は記録的な猛暑ということで、それが長引いているようだった。100円ショップから学校まで向かっている途中、暑すぎて目眩めまいがしてしまった。


 「暑いね、早く冬になってほしいんだけど」


 (関係あるのかないのかわからないが)1月6日生まれの僕は、夏より冬の方が好きだ。なっちは4月19日生まれということで、花粉症を除けば春明けの季節が一番いい、と言っている。


 「1年中15℃くらいの気温だったらいいのにね」


 なっちと話しているおかげなのか、暑さはあまり気にならないが、それでも暑い。早くスポーツドリンクのEnergyエナジー Marinoマリーノを飲んで、塩分を補給したいと感じていた。


 「涼しい!」


 校舎に到着すると、僕となっちは同時に声をあげた。入ってすぐのところに自動販売機があるので、僕はEnergy Marinoを買って、コップ1杯ほどの量を飲んだ。


 「美味しい!」


 塩分が体から抜けているせいなのか、最近食べたものの中でも特に美味しく感じられた。スポーツドリンクを美味しいと感じると、熱中症が進みつつあるらしい、と聞いたことがある。僕はウォータークーラーで水分を大量に取った。


 「あ、長谷川ありがとう!」


 僕は、教室に戻って太田に絵の具を渡した。その後、なっちと太田の指示に従って段ボール塗りを始めていった。


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