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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

そっちがその気なら、こっちにも考えがある

作者: 紫ヶ丘





どうしてオレはコイツが好きなんだろう?



五歳の時、父に将来お前がお仕えする方だと紹介されたあの日から、オレの心はコイツ一色だ。

自己紹介も未だなのに、一目で恋に落ちた。

声を聞いて深みにはまった。

笑顔を見て一生を捧げようと思った。



不思議なんだ。

あの時、まるで何かに操られたかのように、オレはコイツを好きになった。

お前の意思なんて知ったことじゃない、お前の心なんてどうでもいい、お前はコイツを好きになる運命なんだと、誰かに決めつけられたかのように、オレはコイツを好きになったんだ。



オレには前世の記憶がある。

しがないサラリーマンで、三人の女性と付き合ったものの、結局親の勧めで見合いした妻と三十四歳で結婚、二人の子どもを儲け、七十六歳まで生きた。

詳細は覚えていないが、そこそこ幸せな人生を生きたと思う。



物心ついたときには既に前世の記憶があって、今世は侯爵家の三男という境遇に生まれたのだから、お金持ちで美人で働き者の奥さん家に婿入りしたいと思っていた矢先、コイツに出会ってしまった。


オレの恋愛対象は女性だ。

前世からずっとそうだし、今も女性と結婚したいと思っている。

……なのに、オレの心はコイツの傍を離れたくない、コイツと添い遂げたいと思ってしまうんだ。

前世の記憶が有るせいで、心が分裂したのかもしれない。



オレの心も知らず、目の前で眠りこけるコイツにデコピンしたい気持ちになるが、この国の第一王子様に無体を働くわけにもいかない。


……そう、オレの好きな相手はまさかの王子様。

どう足掻いても悲恋。

成就する未来はない。

悲劇?

いいや喜劇だ。


心はともかく、オレは女性が好きで、女性と結婚したい。

あくまでコイツは親友なんだ。

恋愛対象じゃない。


いくら会う度愛しさが募り、胸が高鳴っても、この気持ちは本物ではなくまやかしなんだ。

いつかは覚める夢。

きっとコイツが結婚すれば、この想いから、目に見えない何かから解放される。

そしたらオレも女性と結婚出来るし万々歳だ。



だから今は、まだ誰のものでもないコイツの寝顔を独り占めしながら、二人だけの穏やかな時を過ごしたい。

それくらいならオレにも許されるだろう?
















「オリヴァー様、お待ちになって!」



はぁ、厄介な女だ。

次のターゲットはオレか?

本当に節操がない。



「オリヴァー様、今、お時間よろしいかしら?折り入ってお話がありますの。出来れば人目のない温室に移動したいのですが……」


「気安く名前を呼ばないでもらえるか?私と貴女は同級生なだけで友人ではない。このようにべたべた触られるのは不愉快だ。品位を疑われたくなければ距離感を覚えた方がいい。……貴女に使う時間はないので失礼する」


「……メーア様、移動するのは貴方のためなんです。ここでは誰に聞かれるか分かりませんもの」


「貴女と話すつもりはない」


「……分かりました、今日のところは出直しますわ。ごきげんよう、メーア様」



思わせ振りな笑みを残し、ロイン子爵令嬢は去っていった。


入学して間もなく、婚約者の有無にかかわらず、高位貴族の子息に近づき惑わす令嬢が居るという噂を聞いたが、流石に第一王子やその側近候補には近付かないだろうと思って自ら調査しなかった。

学園とはいえ、許されることと許されないことがある。

己の立場を理解しているなら、弁えると思っていたのだ。


だが、かの令嬢は規格外だった。

二年に上がった頃から、第一王子の周辺に出没するようになったのだ。

まるで行き先が分かっているかのように、けれど、さも偶然を装って現れる彼女をオレは気味悪く思った。

彼女の紡ぐ耳触りのよい言葉は定型文を読み上げているかのように嘘っぽく、そこに込められているはずの感情や温度を感じられなかったが、そう思う自分は少数派のようで、多くの男が彼女の言葉に一喜一憂し、感じのいい子だと褒めそやした。


今のところ第一王子や大半の側近候補は一定の距離感を保っているが、学園は、まるで底無し沼にはまったかのように、日毎、ロイン子爵令嬢に侵食されている。


この間、側近候補の一人が自分の婚約者を差し置いて、ロイン子爵令嬢に目の色のアクセサリーを贈ろうとしていた。

ロイン子爵令嬢にかまけて関係が悪化している現状、そのようなことをすれば婚約を解消されるかもしれない、後ろ楯を失えば側近から外されることになるぞと言うと、目が覚めたのか、婚約者との関係改善に努めるようになった。


彼等がオレの言葉で我に返る様は、まるで催眠術から覚めたかのようだった。

一様に首をかしげながら、どうして彼女に夢中になっていたのか分からない、彼女の何が良かったのかも分からない、でも多分好きだったと思う。

そう話す彼等を見て、オレは確信した。


五歳のあの日感じた違和感は気のせいではなかった。

オレ達は、目に見えない何かに操られている。

運命という言葉を免罪符に、心を都合のいいように書き換えられているんだ。

人生を、生殺与奪権を握られているかのような薄気味悪さに、思わず腕をさする。


こんなこと、きっと誰も信じないだろう。

話しても、頭がおかしい奴だと笑い飛ばされるだけだ。

いや、前世の記憶があると思っている時点で、オレは頭がおかしいのか。
















「……メーア様、私、全部知っているんです。貴方が何故婚約されないのか、どなたをお好きなのか、全部全部知っているんですよ?」



くつくつと笑うロイン子爵令嬢。

屋上の片隅で対峙しながら迂闊だったと自責する。

散々この女が先回りするところを見てきたというのに、何故自分は大丈夫だと思ったのか。



「最近、皆が冷たいんです。エドワード様もルイス様も、ナイル様やナイン様まで距離を置きたいなんて言うんですよ。あれだけ上手くいってたのに、このままじゃニュクス様ルートに入れなくなりそうなんです。……貴方のせいですよね?貴方が皆に何か言ったんでしょう?いくら好感度を上げていないからって酷くないですか?」


「言ってる意味が分からない」


「ええ、そうでしょうね。分からないと思いますよ。分かってもらう必要もありませんし。でも、私怒ってるんです。七人いる側近を三人以上落とさないとニュクス様ルートに入れないのに、貴方のせいで人数も期間もギリギリなんです。これ以上、私の邪魔をしないでください。……じゃなきゃ貴方の秘密をニュクス様に言っちゃいますよ?」


「話に付き合う気はない」


「私、BLものが苦手なんです。聞くだけで鳥肌立っちゃって、正直近寄りたくもないんですよね。だから今まで近づかなかったんです。だって気持ち悪いでしょ?澄ました顔してヤンホモとか」


「昼休みが終わるので失礼する」



この世界にBLTサンドはあるがBLという言葉はないし、ヤンホモという言葉もない。

オレも詳しくは知らないが、前世で娘がはまっている恋愛ゲームアプリについて、妻から相談を受けたことがあった。

その中に好感度や個別ルート、BLやヤンデレという言葉が出てきたような気がする。


知り得ない言葉を知っているということは、ロイン子爵令嬢も前世の記憶があるのか?

オレと似たような世界を生きていたなら、存在しない言葉を当たり前のように話すことにも納得がいく。



「待ってください!良いんですか?ニュクス様の傍に居られなくなっちゃいますよ?」


「それを決めるのは貴女ではない」


「私の邪魔をしないと誓って、貴方の目の色のアクセサリーをくだされば、胸の中にしまっておきます。あ、次のパーティーでエスコートしてくださるなら、うっかりもなくなるかもしれません。私、こう見えて口は固いんです」


「私を脅す気か?」


「まさか!正当な報酬ですよ。エスコートとアクセサリーで墓まで持っていく秘密が守れるんですから。お安いものでしょう?私だって本当は貴方なんかに近付きたくないですが、日数的に貴方のルートの派生でニュクス様ルートに入る方が確実ですからね。ここはWin-Winでいきましょう?」


「断る」


「あー、良いんですか?私、言うといったら本当に言っちゃいますよ?もしかして、子爵令嬢ごときの言葉を誰も聞くはずがないと思ってますか?残念でした、貴方が思ってるより、私人気者なんです。……これが最後ですよ?ニュクス様に嫌われたくなければ私に協力してください。貴方の悪いようにはしません。オリヴァー様、ニュクス様を悲しませたくないでしょう?」


「気安く私の名前を呼ぶな。授業をサボる気はないので失礼する」


「オリヴァー・メーアの想い人は第一王子リヒト・ニュクス殿下。…………あれ?どうしたんですかぁ?もうすぐ鐘、鳴っちゃいますよ?授業、サボるんですか~?」



くつくつ笑うロイン子爵令嬢。

一瞬止まった足を動かし、階段を下りる。



「……男が好きとか、ホント気持ち悪い」



扉が閉まる瞬間に聞こえた言葉は、あえてオレに聞かせたんだろう。

嫌な女だ。














「……ノル?」



失敗した。

この顔は何度か呼び掛けに反応しなかった時の顔だ。



「悪い、ボーッとしていた」


「ロイン嬢から聞いたんだが、彼女にお前の宝玉を贈るというのは本当か?」


「まさか。宝玉を贈る意味、知ってるだろ?そんなこと、天と地が引っくり返っても有り得ない」



この世界では、男児が産まれる際、目の色の宝玉をそれぞれの手に握って産まれてくる。

二個の宝玉は特別な力を持つとされ、結婚指輪等の特別なアクセサリーに用いられる。

大きさには個人差があるが、一つ直径三センチ程度あるため、結婚指輪以外にもアクセサリーを作る事が多い。


婚約者が居ないものは、愛の告白に宝玉……目の色のアクセサリーを贈る事で相手に本気度を知らせ、相手もOKならばその場でアクセサリーを身に付け、断るときは受け取らない。

受け取ってはいけないのだ。

その気もないのに宝玉を受け取ると不幸が訪れるから。


嘘のようだが本当の話だ。

過去にはそれが原因で家同士の諍いになり、お家取り潰しになった事例もある。

そういった意味でも宝玉は特別なんだ。

そんな大切なものを、あんな性悪女に贈るわけがない。


しかし本当に性格が悪いな。

あの女はコイツを通して、その気になればいつでも告げ口出来るんだぞってオレを脅してるんだろ?

コイツ、この国の第一王子だぞ?

子爵令嬢ごときが王族を利用するとか何考えてるんだ?

ただのバカか、ろくな教育を受けてこなかったのか、この世界が夢か幻と思っているのか。


……まさか、宝玉を知らないとかないよな?

この世界の常識だもんな?

いくら常識はずれだからって、目の色のアクセサリーを言葉通りに、相手の目の色のアクセサリーと思ってないよな?

パーティーにはオレの目と似た色味のエメラルドや翡翠を身に付けて行けばいい、エスコートもオレに急用が出来たと誤魔化せば問題ないとか思ってないよな?



「ノル?大丈夫か?」


「……この学園に宝玉を知らないヤツっていると思うか?」


「宝玉を知らない?いや、流石に居ないと思うぞ」


「じゃあ、目の色のアクセサリーが宝玉を使ったアクセサリーだと知らないヤツは?」


「ロイン嬢のことか?」


「ああ。ロイン子爵令嬢がいくら常識はずれと言っても、流石に王族に嘘を吐くのが不味いということは分かるだろ?それなのに何故そんなバレバレの嘘を吐いたのかって考えたんだ」


「つまり彼女は、目の色のアクセサリーを、相手の目の色のアクセサリーと思っていて、ノルの目が緑だから、エメラルド等のアクセサリーを身に付ければ問題ないと勘違いしていると?」


「普通なら有り得ない。オレも自分で言っておきながら信じられない。だが、彼女の言動は学園だから見逃されているが、貴族としてはあるまじきものだ。それを多くの者が訝しがることなく、褒めそやす現状が、オレは薄気味悪くて仕方ない。だってさ、もしロイン子爵令嬢が、ただのエメラルドをオレから贈られた目の色のアクセサリーだと言ったら、回りは彼女が嘘を吐いたと思わず、オレが偽物を贈ったと思うかもしれないってことだろ?」


「ロイン嬢がノルを嵌めようとすると?」


「例え宝玉のことを知っていても、先日の敵意むき出しの態度を見れば、ないとは言い切れないな。オレは彼女にとって邪魔者らしい。一方的に絡まれたあげく気持ち悪いって言われたし」


「へぇ、それは興味深いことを聞いた。ロイン嬢のいつもの態度はまやかしなのか。だが、ノルはエド達と違って接点がなかっただろう?嫌われる理由が思い付かないな」


「エドワード達の目を覚まさせたことが気に入らないんだってさ。上手くいってたのに、邪魔するなって文句言われたし」


「まさか、ロイン嬢はエド達の婚約者に成り代わろうとしていたのか?」


「いいや、エドワード達は餌だ。大物を釣るためのな」


「大物?もしかして……私のことか?」


「その通り。流石は第一王子様、モテモテだな?」


「全く嬉しくないな。……次のパーティーは十日後か。欠席する気だったが、ロイン嬢の自滅を見物しに行くのもいいかもしれない」


「……大丈夫か?ロイン子爵令嬢は、転んでもただでは起きない厄介な女だ。嘘を吐いたのも王子を釣り出すためかもしれないぞ?全ては彼女の思惑通り、オレ達は手のひらの上で転がされていたりしてな」


「では念のため、メーア侯爵とロイン子爵に報告しておくよ」


「ああ、そうだな。オレも家に知らせとく」
















「──きゃっ!」



ガシャンッと大きな音が間近で聞こえて振り返ると、涙目で恨みがましくオレを見上げるロイン子爵令嬢がいた。

どうやら転んだらしく、周囲には食器がひっくり返り、スカートにもソースが飛んでいる。

もう少し落ち着いて回りを見て歩けばいいのに。


第一王子からの報告を重く見たロイン子爵によって、ロイン子爵令嬢は半月ほど領地に呼び戻されて再教育を受けたと聞いたが、あまり成果は出ていないようだ。


だが、何故オレは睨まれているんだ?

件のパーティーに出席出来なかったことを恨んでいるんだろうか?

自業自得なのに。



「……メーア様、足を引っ掛けるなんて酷いです」



は?

オレが足を引っ掛けた?

接触すらしていないのに転ばすなんて、どんな超能力者だよ。



「私のことがお嫌いだって知ってます。でも、こんなことまでするなんて……痛っ!足が──」



ポロポロ涙を流して悲劇のヒロイン気取りか。

ロイン子爵に釘を刺されたって言うのに全く懲りてないんだな。

でも、これで分かった。

この女はオレに喧嘩を売ってるんだ。

ならばその喧嘩、買ってやろうじゃないか。

激熱カレーうどん定食を乗せたトレーをおもむろに傾ける。



「ギャッ!!熱っ!?」


「ああ、これはうっかり。足を引っ掛けていないのに、言い掛かりを付けられたから、つい手が滑ったようだ」


「熱いっ!水!誰か水を──冷たっ!痛い!ちょっと止めて!」


「氷入りの水なら早く冷える。遠慮しなくていい」


「何考えてるのよ!?こんなことして、許されると思うの!?」



カレーまみれで食って掛かってくるロイン子爵令嬢が苛立たしげに床を踏み鳴らす。

足を捻ったというのも嘘か。



「先に謝罪すべきはそちらだろう?貴女が変な言い掛かりを付けてきたせいで、私のカレーうどんがこのようなことになったんだ。それに、むしろ感謝して欲しいくらいだ。あのような、あからさまな冤罪で私を非難すれば、貴女の言い分を信じなかった者達が何をするか分からない。それが私のうっかりで防げたのだから。ああ、安心していい。クリーニング代は出そう」



財布から紙幣を取り出し受け取らせる。

間食用のパン代が無くなったが、今日は我慢しよう。



「……ねぇ、私がバラさないと思ってるの?貴方がそんな態度なら、今この場で貴方の秘密をバラしてもいいのよ?それが嫌なら皆に聞こえるように大きな声で頭を下げて謝罪しなさい」



怒りの限界点が越えたのか、無表情になったロイン子爵令嬢がオレにだけ聞こえるように小声で言ってくる。

馬鹿だな。

もうそんなのどうでもいいのに。



「あのさ、お前いつまでオレの上位に立ってるつもりなんだ?オレの秘密をバラされたくなければ頭を下げろ?は?何様のつもりだよ。バラしたければバラせばいい。好きにしろよ。ただし、そっちがその気なら、こっちにも考えがある。お前が考えなしに喧嘩を売った相手がどんな奴か、オリヴァー・メーアの名に懸けて、骨身に染みるまで思い知らせてやる」



品行方正の仮面を脱ぎ捨て、ロイン子爵令嬢に啖呵を切ったオレの豹変ぶりの驚いたのか、周囲がざわつく。

やるなら徹底的に。

それがメーア侯爵家の家訓だ!

中の人年齢約百歳のオレを舐めんじゃねーぞ!



「……オレはここに宣言する!シェーモ・ロイン!お前はオレの敵だ!トコトン邪魔してやるから覚悟しとけ!」





【オリヴァー・メーア】

愛称はノル。

前世の娘がはまっていた恋愛ゲームアプリの世界に転生したが、全く気付いていない。

第一王子を名前で呼ぶとときめいてしまうので普段は王子と呼んでいる。

学園生活の残り約一年、本性むき出しでロイン子爵令嬢と対決するが、妨害すれば妨害するほど第一王子との仲が深まっていくことに気付いていない。


本来は第一王子命のヤンデレのサブキャラ。

好感度を上げなければ邪魔をされるが、上げたら上げたで邪魔をされる。

途中で個別ルートが追加されたが、何故かエンディングがノーマルとバッドしかない。



【シェーモ・ロイン】

主人公補正を搭載したヒロイン。

第一王子が最推し。

BLが嫌いで、リヒトの忠犬気取りのオリヴァーも大嫌い。

邪魔をしないなら放置の予定だったが、VSモードに入ったので、オリヴァーのバッドエンドを利用して処分したいと思っている。


ゲームでは下がらない好感度が、下がっていることに気付いていない。

バッドエンドは思いの外すぐ傍にある?



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― 新着の感想 ―
[良い点] メインの男性キャラクターの性格はとても好きです。 王子もその立場に見合った強かさを持っていそうですし、主人公もどこまでどうするのかワクワクしました。 [気になる点] 最後が啖呵切って終わり…
[気になる点] スクロールバーが仕事しなくて、王子たちの結果が解らない [一言] とても、とてもよかったです 続きができたら読みたいです
[一言] これで終わるのもったいないです。 是非ともシリーズ化してほしい。
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