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つなぎとめたい恋。

作者: 七瀬

僕たちの恋愛は歪んでいる。

どうしても彼女の心をつなぎとめたい!

どうしようもないぐらい僕は彼女が好きだからだ。


僕の名前は 『修兵』25歳で彼女は 『あゆみ』僕と同じ歳だ。

彼女との出会いは、大学生の時にあゆみと出会った。


僕たちは仲がいい男女のグループにいて少しずつ僕はあゆみと話すようになる。

そこから自然と付き合うようになって...。


でも、あゆみは僕の事がそんなに好きじゃない!

成り行きと言うか? お酒の席でついそういうノリになったと言うか?

だから、僕はあゆみによく言われる事がある。


『別に私は修兵の事がそこまで好きじゃないから~ 別れたくなったら...。』

『僕はあゆみと別れないよ!』

『じゃ今日、他の男の子と遊びに行っていいよねぇ~』

『えぇ!? ダメに決まってるだろう!!!』

『じゃ、別れてもいいよ~』

『うーん? わかったよ~ 早く帰って来いよ!』

『うん。』



あゆみとは長い間、半同棲を続けている。

その日のあゆみの帰りは、㏂3:00過ぎだった。

べろんべろんに酔って帰って来たあゆみに僕は何も言えず......。

僕は、もうあゆみの言いなりだ!


それでも、僕はあゆみと別れたくない!

一方的に好きになるとこうなるんだと......? 今では良く分かる!




こんな事が1年続いた。

きっと、あゆみは男遊びも浮気もたくさんして来たんだろうな!

それでも、僕はあゆみを許し続けてきた。

それもこれも、僕があゆみを大好きだから。




でもそんなある日、僕の運命を変えることが起きた!?

僕があゆみ以外の女性を好きになったからだ。

僕は正直に、あゆみにいう事にした。


『実は、、、あゆみ以外に好きな女性が出来たんだ。』

『えぇ!? でも? その女性とはまだうまくいってないんでしょ?』

『めちゃめちゃ仲良くなったよ! だから、僕と別れてくれないか!』

『ちょ、ちょっと待って! 急に別れて欲しいとか言われても......。』

『別にいいじゃん! あゆみ、僕と別れたいって言ってたし! 問題ない

よな~ 僕はあゆみと別れたら、その彼女と付き合おうと思っている。』

『もう、修兵は...? 私の事、好きじゃないの?』

『まぁ、そういう事だね! 今までありがとう。』

『わかったわかった! じゃその女の子と遊びに行っていいよ~ でも私は

修兵と別れないから~! それだったらいいよ!』

『勝手なことを言うなよ~! 別に遊びの女で、その子を選んだんじゃないん

だよ! 僕はその子の事、本気なんだ!!!』

『今度は、修兵が遊べばいいよ~ どっちにしても私は別れないから!!!』



僕が何度、あゆみに別れたいと言っても...別れてくれなかった。

僕は仕方がなくその彼女とあゆみと両方と付き合う形になった。

僕はこんな事、望んでないのに......。

あゆみが別れてくれない!!!



でも、だんだん慣れてくるのか?

あゆみとの関係と彼女との関係の両立が上手くいっている。

もう、あゆみへの気持ちは全くないのだけど......? 腐れ縁なのか?

今の関係でもいいと思えてきた。


彼女には申し訳ないと思っている!

だけど...? 案外、今の関係が好きだ!


今では、あゆみと僕の関係が裏返った。

僕の方が有利になっている。


今の彼女には、あゆみとの関係はバレていない!




最後までお読みいただきありがとうございます。

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