新武器と響初プレイ
新武器です。響の活躍は次話で
「そんじゃあ私は先ログインして待ってるから町入ったら合流ね」
ログインしたらチュートリアルが出ると思うからそれに沿ってキャラを設定するんだよ---そう言った紅葉はヘッドギアを付けさっさとログインしてしまう。
「うーんちょっと緊張するなぁ、まぁでも女は度胸だよね」そう言って響も緊張した面持ちでヘッドギアを付け紅葉に続いてログインしていく。
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「えーとここをタッチしたらいいのかな?」
ログインした響は初めて見る設定ウィンドウに戸惑っていた。
「えーとステータスボーナス?はどうしよう、どれ取ったらいいのかなうーん、速さは必要だよね攻撃力も後一つどうしようかなぁ」
なんとここまでまったく紅葉と同じである、そうなれば恐らくあと一つは
「魔法使ってみたいしMPかな」
抗えない運命であった。
「えーと次は名前ね、紅葉ちゃんがこういうのでは 本当の名前使わない方いいって言ってたからそうだなぁ、柿って英語でなんだっけ、ぷらっくみーねって習った気がする、それじゃあミーネにしようかな」
なんと名前の考え方も同じであった。
「よしこれで終わりっと、あれあと一つ項目がある、なになに三つの内から選んでくださいか...それじゃあユニークにしようかな?面白そうだし」
案外響と紅葉はどこか似通った考え方をしているのであった。
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「さてと響ちゃんがくるまで何してよっかな、ん?メールが来てる、えーと あ!アルスさんからじゃん!内容は何かな武器の事かな」
そう言ってメールを確認すると武器ができたから取りに来いとのことだった。
「へーい!アルスさん来たよー!」
「おうやっと来たか嬢ちゃん頼んでた武器ちゃんと作っといたぜ、ただ素材が低級だったから効力増加の為に預かった分ほとんど使い切ったぞ」
「うんそれは大丈夫ですよもともとそういう話でしたし、そんなことより早く見せてください、私の武器!!」
「おうそうだったな、ほらこれだ名前は【 毒閃】ってんだ一応短剣の分類だ」
リーフィンは蛇のドロップである弱毒腺およそ100個を素材としてアルスに渡してあった、それを使い切ったということは弱毒腺100個を濃縮した威力を持つ短剣ということになる。その短剣の効果はこの通りである。
名前:毒閃
短剣
効果
切りつけた相手に継続強ダメージを与える
無機生物以外の敵を確率で即死させる。
「やったー!ありがとうアルスさん!頼んだ効果はちゃんと押さえてあるしオマケに即死ついてるじゃん」
「あぁ それは付ける予定なかったんだけど偶然ついたんだ、まぁ嬢ちゃんの運が良かったってことでいいじゃねぇか」
「それもそうだね、よしそれじゃあ早速探索行ってきます、また今度友達連れてきますね!」
そう言って飛びだして行ったリーフィンであった。
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