紅葉の楽しい学校生活その②
その②です。日々の日常を書きたかったからVRジャンル選んだので2話目まで続いちゃいました。
次話では引っ張ったあれがでるので許してください。
「次柿明、暗梨」「「はい」」
現在、紅葉達は体育の授業で50m走の測定を行っていた。
「位置についてよーい、どん」
「やぁぁぁぁぁぁぁあああ!」
「はぁぁぁぁぁぁぁあああ!」
奇声を上げながら疾走する2人の少女は無論クラスメイト達の注目の的である、2つの意味で。
「おいお前どっちよ俺は断然暗梨さんだなぁ」
「うっせぇロリコン、男は黙って柿明さんだ、あの胸で母性で甘やかされたいなぁ」
クラスの男共は、彼女達が走(って胸が揺れ)るのを見ながらそんな会話をしていたのであった。
「暗梨7,3秒。柿明7,6秒」
「あーまた負けた〜紅葉ちゃん速いなぁ」
「何を言ってるんだかこの娘は、そんなたわわなもの揺らしながら私に迫るとかちょっと意味が分からないです。」
紅葉だって小さい訳じゃないのだが、というかは年齢相応なのだが響が立派なものを持っているので相対的にしょぼく見えてしまうである。
「むー、紅葉ちゃん私が気にしてるの知ってるのにわざといってるでしょー」
「ふん、私だってちゃんとあるもんいつかは、追い抜いてやるもんね」
男達の視線を他所にそんな会話を繰り広げる2人であった。
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「で、どんなゲームなの?」
「えっとね広い世界を自由に探検できるゲーム。その他にはね色んなスキルを取って色んなことが出来るようになったらもっと楽しいよ空飛んだり、魔法使ったり、剣を自在に操ったりね」
「空...か、飛べたら気持ちいいだろうなぁ」
「よしそんじゃうち来てやろうソフト押さえてあるしきっと響ちゃんも今から一緒にやろう」
「うんじゃあやってみよっかな?ちょっと楽しみになってきた、よしほら速く紅葉ちゃん家まで競走だーい」
女の子達がワクワクした顔で走っていく様はなんとも言えない微笑ましさがある。犬の散歩をしていたお爺さんや買い物帰りの主婦達は優しい笑顔でどこか懐かしそうな笑顔を浮かべながら2人の少女を見送って行くのであった。
読んでくれてありがとう