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Archives of collapsing stories  作者: 仙人
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ループ・サウィルダ 第21話

【クエスト:闇の町インバスを救え!を完了いたしました】

システムログが流れ、これでクリアになったようだ。

「インス、レイのことはすまない。」

「いや、大丈夫だ、こちらこそ巻き込んで済まない。」

報酬はおそらくこの日本の刀だけだろう。

一応、冒険者ギルドへ報告に向かう。

一階にいた人たちは、みんな正気に戻っていた。階段からみんなで降りていくと町の人たちは泣いていた。

記憶があったそうで、同じ町の人を襲ったりするのはやはり堪えたのだろう。


城をでて冒険者ギルドへ向かい、今回のクエストの報告をする。

「お疲れ様でした。今回の報酬はこちらになります。それと、町長からお話があるそうなので、こちらへ向かってください。」

受付のお姉さんから金貨4枚と地図を貰う。

貰った地図の場所へみんなで向かう。

城ほどではないが、大きな屋敷につき、中へと入る。

メイドさんが入って所で待ち構えていて、案内してくれた。

ソファのある部屋に通され、しばらく待つように告げられる。メイドさんがお茶を入れてくれ、少し話をしてくれた。

町長はすごく感謝していると。この町は長年ヴァンパイアに支配されており、やっと解放された。私からも感謝いたします。

そんな話をしていると町長が入ってきた。

「冒険者の皆さんこの度はインバスを救っていただきありがとうございます。報酬にあのお城をご自由に使ってください。」

「長い間、ヴァンパイアが使っていたもので、誰も使いたがらないでしょうし。もちろんいらなければそれで構いません。」

「町のもの皆、冒険者様たちに感謝しています。」

「闇の町インバス…。ですがこれからは新しい希望に満ちた、希望の町エスポワに改名いたします。」


なんとお城を貰えることになった!いや正直いらないんだけど。それに分けれるもんでもないし。

町長の家を出る。一枚お城の所有者を書く紙を貰い、これに名前を書いてギルドに出せばその人が城の所有者となるわけだ。

ひとまずみんなで宿屋へ戻るか、と提案したところ。

「打ち上げじゃー!」

「疲れたよお!「抱き付くなアペティ。」

「確かに、打ち上げするか。報酬のお金からひいとくぞ。」

買い物に出かけると、なんとか一軒だけお店を再開しているところがあったので、そこでつまみと酒を買って宿屋へと戻る。

「改めて、みんな集まってくれてありがとう、おかげでクリアすることができた!インスには申し訳ないが。」

「しょうがないよ、むしろ助けてもらってありがとう。」

「またいつでも呼ぶがいい!王は民を見捨てぬ!」

「こんかいの報酬は金貨4枚、青い刀ことアンリ―の魂と赤い刀ことアリストの魂、そして城。」

「金貨はだいぶ減っちゃったけどねえ。」

酒の入ったグラスを掲げながらユウキが笑いながら補備する。

「どうやって分けようか。」

「んー、じゃんけん?」

「そうだね、それがいいかも。」

「俺は正直役に立てた気がしないし、お金を少し分けてもらえたらそれでいい、アイテムと城は譲るよ。」

インスが申し訳なさそうにしている。

「そんなことはない!お前や、レイ!あと名前忘れたけどもう一人が頑張って倒してくれたから勝てたんだ!だからお前も参加しろ!おれは城があればいいけどな!」

「わかった。ありがとう、城なんて何に使うんだ?」

「それは秘密だ!俺が勝ったら教えてやる。」

「じゃあ参加自由で、城がほしいやつはいるか?」

「はい!おれおれ!」

キングのみ手をあげる。

「あれ、みんないらないの?」

「私はもっとちっちゃな家が欲しい。もらえるならー。」

アペティがわがままを言う。

「じゃぁ、キングの不戦勝ってことで言いいな?」

城はキングが勝ち取った。俺が所有者の紙をキングに渡す。

「じゃあ次はアリストの魂のこの刀ほしいやつ。」

俺、キング、インス、シアンが手を上げる。

「じゃぁ、いくぞ、じゃんけんぽん。」

グー、グー、チョキ、パーでお相子。

「あいこでしょ。」

チョキ、グー、チョキ、グーでキングとシアンの勝ち。

「刀もすべて俺がもらう!」

パー、チョキでシアンが勝つ。

「ぬあああああ!!ぱああああああああああああああ!!!」

「はい、シアン。」

叫んでるキングをよそにアリストの魂を渡す。

「アンリ―の魂ほしいやつ。」

俺、キング、インス、アペティが挙手。

「じゃんけんぽん。」

グー、グー、グー、パーでアペティが一発で勝ち取る。

「やった♪」

「結局なにももらえなかったな。」

はははと乾いた笑みを浮かべるインス。


「ここで重大はっぴょーう!!」

キングが立ち上がり、両手をひろげ、みんなを見渡す。

「クランを立ち上げます!名前はまだ決まってないけどな。クランに必要な、クランハウス、そしてクランマスターになるための王冠も手に入れてある!」

あの王冠はクランを立ち上げるためのものだったのか。

「そしてみんなをクランに誘います!」


こうしてヴァンパイアに占拠された町インバスでの…、いや、エスポワはこれから始まる。

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