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Archives of collapsing stories  作者: 仙人
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ループ・サウィルダ第11話

霧の晴れた森を歩きながらゴブリン達の痕跡や、当人たちを探す。

北からくることが多いという情報から、北上していく一行。

今回は五人いるので、少し距離を開けて二組に分かれている。

ユウキ、アペティ、キングの三人とシアン、俺の二人組で別れている。

シアンと俺で敵を探しつつ、シアンに対する急襲を防ぐために俺が護衛。

敵を発見して、2人で倒せそうならそのまま倒し、無理そうなら釣ってユウキ達のもとへ連れてくる。


シアンは<索敵>が使えるので急襲なんてできないと思う。

現に今も10m先にいるゴブリン達を発見した。一体だけなので、俺が近づいていき狼牙棒で潰し殺し、さらに北へ向かっていく。

徐々に北へ向かっていくにつれてゴブリン達が増えてきた。

先にもゴブリンの群れがいるようだ。ホブゴブリン一体と、ゴブリン二体、ゴブリンアーチャー一体、ゴブリンシャーマン一体だ。

シアンが<投擲>を使ってゴブリンに攻撃する。首元に刺さり倒れこむ。

気づいたゴブリン達がこちらに向かってくるので、そのままユウキ達の元へ下がっていく。

ユウキ達と合流し、ユウキを先頭にしてゴブリン達を迎え撃つ。

だがゴブリンシャーマンが来ていない、ゴブリンが来てないのは分るが、なぜだ?もしかしたら前線で戦うことができないから引いたのかもしれない。


ゴブリンアーチャーの弓が飛んできたのをユウキが循環の盾で防ぎ、ゴブリン達へ詰めていく。キングや、アペティ、俺もついていく。

シアンはいつの間にかいなくなっており、おそらくアーチャーを狙いに行ったのだろう。いまもアーチャーからの攻撃が続いており、ユウキの循環の盾の後ろに2人で隠れる。

キングはすこし横にずれ、狙いを一つに絞らせないようにしているのだろう。

ホブゴブリンは2m弱の巨体でこん棒を振り回し近付いてきた。ユウキが循環の盾でガードしている。

ゴブリンが持っている剣でアペティに回り込んで切りかかろうとしていたところを、狼牙棒で突きを放ち、牽制し、一歩引いたところにアペティが切りかかる。見事にゴブリンを燃やしながら縦に切り裂いた。

ホブゴブリンはユウキとキングが相手をしており、攻撃スピードが速く、こちらから攻撃するチャンスがないようだ。

素早くホブゴブリンの後ろに回り込み狼牙棒で頭を狙って<薙ぎ払い>を放つ。ヒットしたが、首でそのまま受け止められてしまった。振り向きざまに振り払われたこん棒に殴られてしまう。

背を向けることとなったホブゴブリンに、ユウキとキングが切りかかるが、大して深く切れずに反撃をくらう。ユウキは防ぐのが間に合ったが、キングはもろにダメージを食らってしまう。

そして体勢を崩したキングに矢が飛んできて、左肩に刺さる。

「ぐぁっ!?」

アーチャーの方へ向くと頭にシアンがシグネメントを突き刺したところだった。

「すまない!」

とシアンが謝罪の言葉を投げてくる。

「おう!気にすんな!盾が無くても戦えらぁ!っておい、シアン後ろ!」

シアンの後ろにゴブリンが迫っていた。

シアンはすぐ振り返るが、剣で斬りつけられてしまう。

アペティがそれをみて急いでシアンの元へ向かう。


ホブゴブリンの猛攻はキングが盾を失ったことで、ユウキが全面的に受けることとなる。

しかし、時たまユウキの盾が光っているのはきっと循環の盾の効果が発動しているのだろう。ホブゴブリンの力を吸収しユウキの力に変えているのだろう。

また光った瞬間にユウキがこん棒をはじき返し、ホブゴブリンに<ダブルスラッシュ>を放つ。腹が裂け、唸るホブゴブリン。

合わせて狼牙棒を腹に突き刺す。キングも体に斬りつける。

だが倒しきることはできずに、キングが反撃を食らう。弱っているのがキングだと分かっているのだろう。慌ててユウキがキングの前にでて<ヘイトハウル>をするが、ホブゴブリンには効果が薄いようだ。

循環の盾で受け止めた力はさっきの<ダブルスラッシュ>で使ってしまったのだ。溜まるまでもうしばらくかかるだろう。


シアンに斬りつけたゴブリンは体勢を崩したシアンに首に刺さっていたナイフを抜き、お返しといわんばかりに投げつける。

ぎりぎりで躱すことができたが、なぜあのゴブリンは生きているのだろうか、もう一度殺そうとシグネメントを構えるが、ゴブリンの後ろからなにかが飛んでくる。シグネメントで斬りはらうと、パリンッと小気味いい音が鳴り何かが降りかかる。

力が抜け、その場に倒れこんでしまう。

恐らく瓶だったのだろう。そして睡眠剤がはいっていた。

とどめを刺そうとするゴブリンにアペティがフランベルジュでガードする。そのまま蹴り飛ばし、ゴブリンに突っ込みフランベルジュを突き刺しとどめを刺す。

燃え上がるゴブリン。フランベルジュを抜き去った瞬間瓶が飛んできてゴブリンにあたり、ゴブリンは起き上がり、こちらに体当たりをしてきた。フランベルジュで今度は首を跳ね飛ばし今度こそとどめとなったようだ。

燃え上がったままだったので、アペティは火傷を負ってしまう。

ゴブリンシャーマンは逃げて行こうとするので、飛び上がり剣を叩き付ける<シャットダウン>で倒す。

シアンをやさしく起こす。

「大丈夫?」

「ありがとう、アペティ、そっちこそ火傷ごめんね。」

「ううん、大丈夫。もどろう!」

2人はユウキ達の元へ急ぐ。

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