ライオン・ロード
20代の男達はその日の昼頃、村の広場に集められた。
村長「お前達は、そろそろ嫁をもらってもいい歳頃だ、これからの村の存続、発展のため、今日から1週間以内に嫁を見つけて、この広場に一緒に連れて来るように。」
男達は騒いだ。
「1週間かよ、なら、もうこの村の女か、東の村の女限定だな。」
「東の村の女は、肥えた女やブスばかりだしなあ。」
「そうそう。できれば、可愛くもないがブスでもないこの村の女がいいが、男がいない余ってる女なんていないしなあ。」
村長「嫁を見つけれなかった者は、罰金を命ずる。では、1週間後にまた会おう。」
そう言って、村長は立ち去った。
シンジ「マサシ、どうする?俺は、東の村に行ってみようと思う。」
マサシ「シンジ、お前、これから先ずっと、肥えたブスな女と暮らしていけるのか?俺は・・・・肥えた女はたぶん、抱けない。」
シンジ「確かに東の村の女は、肥えたブスな女しかいないが、みんな性格がよくて裕福だ、東の村の女を嫁にもらった男達は、それなりに幸せみたいだし。その点、シュンはいいよなあ、あいつ、デブ専だからな、東の村の女は最高!!とか言ってたからなあ。」
マサシ「シンジ、俺は、西の村に行ってみようと思う。」
シンジ「お前、正気か?確かに西の村の女は、美人でスリムないい女しかいないらしいが、あそこに行くには、ライオン・ロードを通らないと行けない、西の村に行って、帰って来た奴は、今まで一人もいないんだぞ!!」
マサシ「そんなことは分かってる!!俺は、ブスで肥えた女を嫁にもらうぐらいなら、ライオンに喰われて死んだ方がましだ!!」
ライオン・ロード・・・・それは、マサシの村と西の村を繋ぐ唯一の舗装されてない道で、周りはライオンがかなりいる草原だ。
シンジ「しかし、マサシ。西の村の女は本当に美人ばかりなのか?そういう噂だけだろ?実際、誰も西の村から帰って来た奴はいないんだぜ。」
マサシ「・・・・確かに。でも俺は行く、俺の家は貧乏だから、罰金なんか払えないし、俺はもう、西の村に行くしかないんだ!!」
シンジ「まあ待て、とりあえず伝説の男、レンジさんの話を聞いてからにしよう。」
マサシ「あの、この村で40代半ばにして唯一独身の男、常に反面教師として出されるレンジさんか・・・・よし、行って話を聞いてみるか。」
マサシとシンジは、伝説の男・レンジの家へと向かった。