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徒然なる化け猫と人間賛歌  作者: 椎名理央人
1/1

動物語

 化け猫。

 それは古来より日本で信じられてきた存在。

 何年もの歳月を生きた猫は化け猫と化し、人を欺き、笑い、躍らせる。

 「まあ、化け猫つっても実態はどうも違うものがあるよな」

 『あん?なんか言いたいことがあるなら目を見て話せよ、目を見て』

 そう言って、ものすごいプレッシャーをかけてくるのは一匹の猫。波のような模様の毛並に、少し欠けた右耳。満月の様な瞳。

 「いや、別にお前に言ってるわけじゃないんだよ市波(いちなみ)

 『は、どうだか。あたしは知ってるぞ。人間てのは嘘をつく時は決まって目を逸らすんだ。白露から聞いたぞ』

 「ぜ、全然そんなことないし!」

 精一杯ごまかしてみる。

 市波は毛を逆立てて、ぼくを睨みつけてくる。キランと光る爪がまた恐ろしい。

 しかし、このままでは一向に宿題も片付きそうにないので白旗を上げることにした。

 「ああ、わかったわかった。ぼくの負けだ。気に障るようなことを言ったのなら謝る」

 『い・や・だ・ね!』

 ええええええええっ⁉

 いやいや、ここは「ふん、だ、だったら許してやらなくもないぞ」なんて照れながら言ってくれる場面じゃないのか?

 「あ、あのー市波さん」

 そっぽを向いてこっちを向いてくれやしない。よほど機嫌を損ねてしまったようだ。

 猫って気分屋な動物だからなあ。

 仕方ない、そっちがその気ならこっちにも考えがある。

 ぼくはポケットから常備しているあれを取り出す。

 「おーい、市波」

 『は、お前の言うことなんか聞いてやるかよ、って⁉』

 ふりふり。

 猫じゃらし。

 ご存知の通り、猫の好奇心を刺激するフォルムが市波の目の前で揺れる。

 「ほれほれ」

 『ああ・・・・・・』

 恍惚の表情(猫だが)で、猫じゃらしを見つめる市波。

 前足でパシパシつつく姿がなんともかわいらしい。

 ふふ、所詮猫だな。簡単に落とせる。

 どうだ、これが人間だ!

 だが次の瞬間、ぼくの目の前にはさっきまでの猫の姿はなく、代わりに一人の女の子の姿があった。年齢的には同じく十八歳くらい。

 「もう許さねえ。ここまでコケにされて黙ってられるか・・・・・」

 「い、市波さん・・・・・?」

 「歯ぁくいしばれ人間――――!」

 「ちょ、待てって、ぎゃあああああああああああああああああああ」

 化け猫。

 それは人を欺き、笑い、躍らせる存在。

 つまりは、全治一週間、顎関節脱臼ということだった。

 


朝、顔を洗うために洗面台の前に立つ。

 寝ぼけ眼にぼさぼさの髪。ウイズ顔にできたひっかき傷。

 どうやら昨日の夜中もばたばた遊んでいたようだ。まあ夜行性だしな、猫って。

 『・・・・重かった』

 ふう、今日も天気は快晴、絶好の勉強日和だな。

 『おい、聞いてるのか?』

 せっかくの休日だし布団でも干そうかなー。

 『ひっかくぞ、おい』

 ・・・・・・。

 『そうかそうか、ひっかかれたいか』

 「さ、今日はどこのお魚屋さんにいこうか!」

 さて、いきなりすぎる展開で正直ついていけてない感じだから一応言っておこう。

 ぼくは今猫としゃべっている。

 しかもその猫と言うのがただの猫ではない。

 「最近思うんだけどさー、やっぱり人型の方が生活しやすいよな」

 「ナチュラルに人型になるなよ!お前猫だろ!」

 そう、つまり化け猫、妖怪に分類されるあれである。

 土曜の朝には不釣り合いすぎる光景が目の前に広がっていた。

 「うるせえ、あたしは低血圧だって言ってるだろーが!」

 「いっちょ前に低血圧とか言うなよ・・・・・」

 ただでさえ非日常的光景なんだからさ。

 最近普通って感覚が薄くなってきてる気がするんだよね・・・・。

 しかし、いつまでもこんなバカ猫とギャアギャア言い争っているほど昨今の受験生は暇ではない。さっさと朝食を済ませて、図書館に行かなくては。

 「おい人間、今日の朝ごはんはなんだ?あたしは鮎がいいぞ!」

 「居候の分際でメニューまでリクエストすんな。そもそも今は鮎のシーズンじゃない」

 「な、なんだと⁉」

 もちろん嘘だが。いちいち鮎のシーズンまで調べるか。

 「代わりにサバ缶でも食ってろ」

 「ぐぬぬぬ・・・・」

 やっとおとなしくしたところで朝食。

 今朝のメニューはシンプルにトーストにサラダ、その他もろもろ。

 育ちざかりの高校生の朝食としては少し寂しい気もするが、一人暮らしの朝食なんてこんなものだろう。簡単に済むからな。

 一人もぐもぐとトーストを食う。

 目の前では波の様な模様の毛並の猫がサバ缶をもぐもぐ。

 こいつ、やっぱりどこから見てもただの猫だよな・・・・。

 『ん、なんだよ、人が飯食ってるのを見て何が楽しいんだ?』

 「しれっと自分のことを人って言うな。いや、やっぱりお前どこから見てもただの猫だなって思っただけだよ」

 『は、最初会った時と全然変わらねえこと言うな人間。あたしは百年以上生きてる、いわば猫の中の猫、キングオブ猫だ!』

 「いや、お前メスだろ」

 キングじゃない、キングじゃ。

 猫って気ままなイメージあるけど、こいつは唯我独尊、傍若無人、猫パンチって感じだ。

そういう意味じゃ確かにキングかもな。

 「おっと、いけね。そういや(あし)(がみ)さんから呼ばれてるんだった」

 『葦神?ああ、白露んとこの姉ちゃんか』

 「そういうわけだからお前は留守番してろよ」

 こいつを連れて歩くのはなかなか骨が折れるからな。

 だが、この天邪鬼がおとなしく言うことを聞くと思ったぼくはだいぶ甘かった。

 百歳以上生きていようと、こいつの中身は子供なのだ。ダメと言って、うんというわけではない。

 「別にあたしは猫のまま行くとは言ってないぞ。ほら、これならどこからどう見ても人間の高校生だろ?」  

 そう言って今度はさっきの姿に、女子高校生らしい制服姿。街中を歩けば大抵の男なら振り向いてしまうだろう美少女風。

 「いや、そうじゃなくてさ・・・・・」

 別にぼくは猫の姿だから連れて行かないわけじゃなくて、ただ単純に面倒だから連れて行かないわけで。

 「ま、どっちみちあたしはお前の言うことを聞くつもりはないけどな、人間」

 「・・・・・さいですか」

 もうどうにでもなれだ、ちくしょう。

 やや憂鬱な気分ながら、さすがに表に出ればいい天気だし少しは気分が晴れる。

 うーん、やっぱ人間日の下に出なきゃなー。

 『おー、おはようございます、市波姉さん』

 「おっはよー(くろがね)

 ・・・・・。

 ぼくは声のする方向を見る。

 自宅アパート前の電柱の上、一羽のカラス。

 『お、なんだ人間、市波姉さんに手え出しやがったらぶっ飛ばすからな!』

 あー、本当にぼくのこの能力なんとかならないかな。

 何が悲しくて朝からカラスにいちゃもん付けられなきゃいけないんだ・・・・。

 「最近見ないと思ってたらお前どこ行ってたんだ?あたしゃ少し心配したぞ」

 『そ、そんな。市波姉さんに心配してもらえるなんて・・・・。不肖鉄、感涙の極みです!』

 「あ、いや、いじるやつがいなくて暇だったんだよ」

 「・・・・・・」

 『・・・・・・』

 そりゃコメントに困るよな!

 心配されてると思ったらまさか過ぎる返事だろ、それ。

 『くっ、だがおれはめげませんよ。今日は姉さんのお供をさせてもらいますからね』

 「いや、ついてくるなカラス」

 『な、何いいいいいい⁉』

 だいぶ大げさなリアクションだが、本当についてこないでくれ。これ以上おれはボケを連れて歩けるほど裕福なパーティを組むキャパシティはない。

 ()ノ(の)(もり)町で町一番の番長カラス鉄。こいつも実はただのカラスではない。

 市波が化け猫なら、こいつは化けガラスってこと。

 「おい、こら人間!姉さんはおれが守る、文句あるなら拳で勝負だコラああああ!」

 黒いつなぎに、目つきの悪い青年風の姿。顔には絆創膏。

 これが化けガラス鉄の人型の姿だ。

 「だったら頼むぞ。今日はお前がこのバカ猫の面倒をみてくれ」

 面倒が一気に片付いてこっちも万々歳だ。

 隣で市波がこの世の終わりみたいな顔をしているが、気にしない。

 「いやいや人間、このあたしを置いていこうなんざいい度胸じゃねえか。幾千もの化け猫を従えてきたこのあたしに勝てるとでも思ってるのか?」

 知らん、勝手に従えてろ。勝負なんかしないし。

 スタスタ歩き、もう完全に無視。

 「仕方ないですよ姉さん。どうです、今日は久々に日ノ守神社にでも行きませんか?」

 「嫌だ、お前が一人で行けばいい」

 「ね、姉さん⁉」

 がっくりうなだれる鉄。

 見ているこっちが辛くなる光景だった。

 しかし、本当にわがままな猫だ、あいつは。

 市波がうちに勝手に住み着いて早ひと月、もうこういう類の連中には慣れてしまった。化け猫に化けガラス、その他もろもろ。こいつが猫のまま暴れて大家さんが来た時は本当に言い訳に困った(その時は人型に化けさせて、いとこだと言ってごまかした)。

 初めのうちは例の能力が悪化したのかと思っていたが、こいつは本当に化け猫で、その上この町で一番の化け猫ときたもんだ。ストレスで胃に穴が開くかとまで思う日々が始まったわけだが。

 もう、知らん・・・・。

 ぼくは人間諦めが肝心だという先人の意見を採用した。

 「人間人間!これなんだ?」

 「あーなんだよ・・・・・」

 ふらふら歩きながらいつの間にか商店街まで来てたみたいだ(結局猫もカラスもついてきた)。

 市波の指さす先、和菓子屋。

 よほどアピールしたいのか、新作の和菓子の店頭販売らしい。

 なんだマンゴー大福って?一体どの層のニーズに応えているのか。

 「やあ、荒風くんじゃないか。今日はどうしたんだい?」

 店番をしてたのは和菓子屋の店長さんだった。いつものように手拭いをかぶり、店名の書かれた前掛けをつけている。

 「ああ、今日はちょっと図書館に勉強しに行こうと思って」

 「ほー、受験生ってのは休みの日も大変なんだなぁ。と、そっちの二人は誰だい?」

 「さあ、誰でしょうかね?」

 「お前、あたしを知らんやつ扱いか!」

 「姉さんを知らんやつ扱いとは!」

 ぼくは指で耳をふさぐ。

 あー聞こえない聞こえない。

 それはともかくどうせ葦神さんのところに行くなら、手土産の一つや二つ持っていくのも礼儀だろう。べつに市波のおかげということでもないが、このマンゴー大福とやらをひと箱買っていくことにした。

 さっきの質問にぼくは代金を払いながら答える。

 「いや、ただの友人ですよ。さっき途中で偶然会って」

 あたりさわりのない返事で適当にごまかす。

 他に言いようもないしな。化け猫です、なんて言っても信じる方がどうかしてる。ここは妥当な返事だろう。

 何か言いたげな目で市波に見られたが、無視。市波の扱いも最近じゃだいぶ手馴れてしまった。

 ほいと言われ、ひと箱マンゴー大福の箱を手渡される。ヤシの木のイラストが南国の雰囲気を際立たせている。まあ、葦神さんなら喜んでくれるだろ。

 マンゴー大福が売れることを祈りつつ、和菓子屋を後にする。

 「しっかし、人間てのは妙なもんを食いたがるよな。神経疑うぜ」

 「いや、お前カラスだろ」

 とりあえずカラスのお前だけにはそれは言われたくない。

 雑食なのはカラスとて同じこと。

 「あはははは、同感だぞ鉄。あははははは!」

 「お前はお前でどこにツボってるんだ・・・・」

 まったく化け物コンビめ。

 商店街を抜け、ここからはちらほら住宅街が続く。そしてここからは・・・。

 『おーい人間、何持ってんのー?』

 『何々、何持ってるのー?』

 『あれ、あの二人って・・・・』

 普通の人からしたらワンワン、にゃーにゃー聞こえるだけだが、動物の声が聞こえる僕からすれば騒音の嵐だ。

 そして、例のふた、いや、二匹は。

 「あのさ、そうやって人の懐に入るのやめてくれない?」

 速攻で猫とカラスに化ける。

 市波は制服の隙間から懐に、鉄はぼくの頭の上に。

 ガタガタ震える市波の姿はとても化け猫とは思えない。鉄はなんだか放心状態。

 ぼくは市波の首根っこをつかみ、引っ張り出す。

 「暑いから出てくれ」

 『ばっ、やめろ!犬は本当に無理なんだ、本当に!』

 うるうるした瞳で見るな、くう・・・・。

 やむなく懐に市波を入れ、鉄は放心しているので頭に乗せたまま行くことにした。

 毎度毎度ここを通るたびにこれだから連れてきたくなかったのだ。

 ていうか、鉄は飛んでいけばいいんじゃないのか。カラスの羽は飾りじゃないだろーよ。

 ともあれ、葦神さんを待たせるのも忍びないので、ここは気にせずさっさと行くことに。外野からの声がうるさいがこれも無視。

 ここいらの住宅街は割と裕福なブルジョワが多いのだが、今向かっている葦神さんの邸宅はとんでもなくでかい。個人宅に大規模な植物園や、国会図書館にも引けを取らない蔵書量を誇る図書館、国宝級の品々が収められている倉。

 何回行ってもなかなか慣れないよなぁ、あそこの家。生まれて初めてメイドさんとか見たし。

 『む、なんでこいつの頭の上に乗っかってるんだおれ?』

 もそもそと起き出す鉄。

 やれやれ、やっと起きたかカラス。

 「いい加減降りろ。そしてどこか飛んで行け」

 『それが今目を覚ましたヤツに言うセリフか!』

 「うるさい、羽もぐぞバカガラス」

 『ひでえ!』

 ばさばさ羽を散らして抵抗する鉄。

 鬱陶しい・・・・・。

 『ったく、ひでぇ目に遭ったぜ』

 そのセリフ、そのまま返そう。何なら利子つきで返すがな。

 ちなみに市波はそのまま懐で眠り込んでいた。かなりいい迷惑だ、重い。

 曲がり角を曲がる。ここからはもう目と鼻の先だ。だが、

 ぼふっ。

 目の前が真っ暗になる。

 「あら、ごめんなさいね・・・・、って真咲くん?」

 ぼくよりやや高い位置から声がする。ぼくの身長は日本人の平均身長にドンピシャ

なので、それより高いということになる。

 ぼくはその女性の胸元に頭から顔をツッコむ形に。そしてこの声は、

 「ああ、すいません、白露(はくろ)さん」

 「ふふ、気にしないで」

 『てめー!一体どこに顔ツッコんでんだ、変態野郎!』

 ザクッ。

 「ぐぎゃああああああ!か、顔があああああ!」

 いつのまに起きたのか、市波の急襲をくらってしまった。

 「もう、すぐに手を出しちゃだめじゃない、イチ」

 『いや、お前はもう少し恥じらいというか、羞恥心を持ったほうがいいぞ・・・。あと変化してそんなに胸大きくなるのはなぜなんだ⁉』

 くっ、今ぼくは角を曲がろうとしただけでなぜこんなことに・・・。

 顔の傷をさすりながら、改めて声をかける。

 「わざわざ出迎えに来てくれたんですか、白露さん?」

 「ええ、茉莉がね、そろそろ来る頃だろうからって」

 そう答えてくれるのは一見すると大学生くらいに見える女の人。白いワンピースが驚くほど映えている。肌もものすごく透き通る白さ。

 「それにしても、白露さんが人の姿してるなんて珍しいですね」

 「ふふ、やっぱり人型の方が暮らしやすいじゃない」

 少し前に似たようなセリフを聞いたような気がする。きっと気のせいだ、うん。

 『よお、白露、元気してるかー』

 「あら、鉄も今日は一緒なの?ふふ、まだイチのこと諦めてないのねー」

 『ああ、なんだって、知らねー知らねー!』

 あからさますぎるだろ・・・、嘘なのが見え見えだ。

 『ん、なんの話だハク?』

 「はあ、鈍感なのよねえこの子は・・・、自分の気持ちにもね」

 なんだか後半は聞き取れなかったが、おおむね同意できる話だ。あのカラスと市波がくっついてくれればぼくも大分楽になる。まあ、狩る方と狩られる方って関係だがな。

 「まあここで立ち話も何だし早く行きましょう。ああ、そうそう一つ言い忘れてたわ」

 「なんですか?」

 やや見上げる形でぼくは白露さんを見る。

 「イチと鉄は化けておいてね。もちろん人に」

 「え、なんでわざわざそんなことを?」

 「ええ、ちょっと理由があってね。詳しくは茉莉が直接説明するわ」

 ふむ、今まで葦神さんのところに行くことはよくあったが、市波たちが化けてなきゃいけないことはなかった。何かしらの理由はあるのだろうけど、そこは葦神さんに直接聞くしかないな。

 「こんな感じでいいか?」

 そう言って市波はさっきの女子高生スタイルになる。その場でくるりと一回転。

 鉄も同じようにさっきのつなぎスタイルに。

 「ふふ、相変わらず変化が上手いわね、二人とも」

 白露さんも満足げに二人を見る。

 白露さんも相当だが、やはり化け猫としてのランクは並ではない市波である。普通にぼくと比べても、人の姿としてはなんら遜色ない。

 「さ、行きましょう」

 こうしてぼくらは葦神さんの下を訪れることになったのだが、白露さんのあの言葉をもう少し深く考えておければ、案外あの結末は免れることができたのかもしれない。そういう意味じゃぼくはずいぶんと甘かった。

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