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万博1回目

初万博

パビリオンの予約が全く取れない、という事が一体どうなの?楽しめるの?と不安なまま入場。ただ、海外パビリオンのほとんどが並べば入れるという情報は得ていたので何とかなるだろう、と楽観的な私に対して、何にせよ情報を精査したい夫はちょっとナーバス。


日本館は朝なら並べば入れるということで、当日予約の端末(会場内に数カ所ある)に並ぶ事を諦めまずは日本館へ。

これが初めて入るパビリオンだったので、いかに日本館が素晴らしかったかという実感のないまま見終えたことに後悔。

あとから思えば、藻に対するアプローチと展示の美しさ、見やすい導線、丁寧な説明は万博の中ではトップクラスだった。もっとよく見ておけばよかった……


その後混まないうちに何か食べようということでスイス館のレストランへ。海外パビリオンのほとんどが、パビリオンに入れなくてもレストランは入れる作り。

並び列の外国人スタッフは日本語が通じず、英語も語尾しか聴き取れないがなんとかレストランには入れた。

なかなか料理が出てこないと思い日本人スタッフに聞いたら、

「すみません、担当が休憩に行ってしまったようで……すぐ呼んできます」

こんな所も外国らしい。

スイスのチーズは絶品でございました!


フランスやアメリカなど有名所も並べば入れたけれど、暑さとの戦い。悩みつつ見送る。


コモンズ館(数ヶ国が小ブースで合同出展している)は並ばずともすんなり入れる。中に入っても人はまばらで、ゆっくり見ることができた。

スタンプ帳を途中で購入(最初から買えばよかった……)し、遠足の小学生にまみれながら押して回った。コモンズ館はA〜ᖴまであり、各パビリオンで一色ずつ重ね押ししてできあがる浮世絵風スタンプがある。これが本当に美しい。


午後になると比較的並ぶ時間も少なく、ドイツやスペイン、トルコ、マレーシアなど楽しめた。

ドイツは環境問題について、一人ずつ渡される「サーキュラーちゃん」という丸っこくかわいいキャラクターの端末の説明を聞きながら回る。

スペインは海や日本とのつながりについて。色がとてもきれい。外には時折行われるフラメンコなどを生で見ることができるステージもある。

トルコは展示自体は映像と民芸だが、一番奥に売店がありそこに力を入れている様子。

この時はまだ万博価格に慣れておらず、高いな〜!と思い何も買わなかったが、会期終わり頃もう一度見たいなあと思ってももう並ぶことすら困難なほど人気だった。

マレーシアは衣食住の文化や産業に対しての展示。それ以上に、外のステージで頻繁に行われる歌や踊りのショーが大人気!

レストランも回転がよく、ここには結局何度も助けられた。

ドリアンのアイスを買って食べたが、まあまあ食べやすくしているのか、完食。


食べ物はやはり、とにかく高い。ちなみにドリアンのアイスは普通のカップ(ハーゲンダッツくらい)で六百円。


モロッコ館のワインBARに一旦は並びはしたが、メニューを見てその価格に恐れをなし列を抜けた。

だって……グラス一杯が二万とかよ……(安いのは日本でもそのへんで飲めるもの)

一番高いのはグラス一杯で五万ですよ……


大阪ヘルスケア館は夕方になるとガラガラなので、自由見学のエリアを見た。人間自動洗濯機は面白そうだった。会期最後のあたりで聞いた話では、実際何件か販売されたそう。

IPS細胞を使った心臓の動きを助ける細胞膜も見ることができた。


大屋根リングに上ると夕焼けもきれいで、全体を見渡せ気持ちよかった。


朝から帰宅まで約二万歩。

帰り着く頃には脚が悲鳴を上げていたが楽しかった方が上回った。


五月中なら通期パスが一割引で買える、というのは知っていたが、これは!買わねば!と思い購入。さあ、何度行けるか……!?

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