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いざ、万博……の前に

大阪関西万博にハマったおばちゃんの備忘録

二〇二五年三月、大阪市で幕を開けた大阪関西万博。

十月までの半年間開催されたこのイベントは、関西を熱狂させた。


開幕前や初めの頃は悪評ばかりで、オープニングの「一万人の第九」も参加する気にはなれなかった。

ただ、我が家には夫が仕事関係で頂いたニ枚のチケットがあった。まあタダだし一度くらいは行こうか、と五月のGW明けに予約、既に情報はSNSに溢れていたので情報収集に明け暮れる。

ユスリカの大量発生は騒がれていたが、海の方に近付かなければ大丈夫だとの情報もキャッチ。


しかし、大きなハードルが待ち構えていた。万博に行かれた方ならご存知「パビリオンの予約」だ。アカウントを登録し来場予約をしたら、行きたいパビリオンの予約を取るのだ。

まず、夫のIDを私のIDにまとめ登録し入場予約を取る。パビリオンの予約は、ニヶ月前予約と七日前予約、三日前空き枠抽選、当日予約と四種類あるのだが、その時は既にニヶ月前予約が過ぎていたため七日前予約を申し込む。

よくわかっていなかった私は、五つある申込枠でいくつかの予約が取れるのかな?と思いパビリオンの場所、会場の移動時間など見ながら被らないように必死に研究し申し込んだ。しかし実際に予約が取れるのはその中で一つのみ、しかも全部外れることもあるということを後から知る。

結果、すべて落選。当てたければ、行きたいパビリオン一つか二つくらいに絞って時間(枠)を変えて申し込めば当たりやすいところ、五つの枠全てをバラバラのパビリオンに申し込んでいたのだから当たる確率は低かったのだ。


三日前予約は、三日前の午前零時に開始されるためその瞬間でないと取れないという難儀なものだった。このせいで寝不足になった万博民もいたと思うが、後から思えばこの戦いはまだ序の口だった。


それでも、まあ行くだけ行って並べば入れるところに行こう、と気楽に考える私と、事前に情報を調べ上げて徹底的に計画を立てたい、でも仕事で時間がないからママが研究しといて!という丸投げ夫とではうまくいくわけがないのだがそこはグッとこらえ、SNSにかじりついて「折りたたみ椅子があったほうがいい」「食べ物が高いし並ぶから軽食を」などなど情報を仕入れ、準備に勤しんだ私は偉かったと思う。


万博に行かなかった方にとっては、ここまでの話はどうでもいいだろう。それどころかなんて面倒なんだろう、と思いましたよね?

私も、この時まではこんな面倒なことならやっぱり一回行けばいいか、と思ってたのだ。

広そうだし、すごく歩くだろうし……元々あまり体力ないから一通り見たら帰ろう、と。


そんな私が、15回行った万博のお話。

のんびり更新しますので、お付き合い頂ければ幸いです。






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