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他人任せ異世界論  作者: 百足ムカデ
王都編
30/30

第30話 ばしゃのじょしかい(Side:ルリ)

 いまのごしゅじんさまはおかしい、なにもめいれ(命令)いしてこないし、ふくもかってくれた

 はじめはうれしいよりこわかった、これからなにをされるんだろうって、でもいやな目からまもってくれたし、わたしのへんなかごをみてもきらいにならなかった

 だから、しんじてみたいって思った

 みんな、わたしのことを「るり」ってよぶ、いろのなまえなのになんでだろう、でもじぶんのことを「るり」ってよぶと、ごしゅじんさまがよろこぶからじぶんのことを「るり」ってよぶことにしてる、あとわたしがたの()しそうにするとごしゅじんさまもたの()しそうにしてるから、できるだけかんじょ(感情)うを出すことにしてる

 いまはしろいおにいち(ハマル)ゃんとふくのおねえちゃん(アルレシャ)のすんでるばしょにむかってる

 ごしゅじんさまはべつのばしゃでちょっとさみしいふくのおねえちゃん(アルレシャ)はずっとはなしかけてきてるけどごしゅじんさまのかご(加護)かって(勝手)にはなしたからきらい


「ルリちゃん……ごめんね」


 かなしそうなかおであやまってくる……ふくのおねえちゃん(アルレシャ)はなんではなしたんだろう


「なんでかごのことはなしたの?」


「私の加護で見たのをうっかりハマルに話しちゃったの……」


 うそだ、かげをみればわかる


「うっかりじゃないでしょ」


「どうしてそう思うの?」


「かげのうごきかた」


「う〜ん……ルリちゃんの加護は移動系と補助系って見えたんだけどな……」


 やっぱり、ふくのおねえちゃん(アルレシャ)はかってにぬすみみ(盗み見)たんだ


「ごめんね、代わりに私の加護を教えるね、ヨウくんにも言って良いからね」


「るりはかって(勝手)にひとにはなしたりしないもん」


「うっ……」


 むねをおさえて、くる()しんでる、だいじょうぶかな?きらいだけどしんじゃうのはかなしい


「だいじょうぶ?ごしゅじんさまよぶ?」


「い、いえ…大丈夫よルリちゃん……ちょっと心に来ただけだから……!」


 なにがきたんだろう、おばけかな


 おねえちゃんのかご(加護)はちょっとむずかしくてよくわからなかった、すうじがみえるらしい


***


 まどからみえるのが()からおうちになった


「あ、そうだルリちゃんその服に刺繍していい?」


「ししゅー?」


 ししゅーってなんだろ、ごはんのなまえ?


「刺繍っていうのはね、糸を使って服に装飾…服にお絵かきするのよ」


 そーしょく?はわからないけどらくがきはいやだ


「これはだいじなものだかららくがきしちゃやだ」


「落書きじゃくて…そうだ!ハンカチがあったわね」


 そういってハンカチをみせてくる、金色でなにかかいてる……文字かな?文字読めない


「なんてかいてるの?」


「アルレシャって書いてるの、私の名前よ」


「るりのふくにもあるれしゃってかくの?」


「さすがにそんなことしないわよ、猫ちゃんを描くの」


 ねこちゃんはかいてほしいかも、でもごしゅじんさまからもらったたいせつなふくだし……


「ごしゅじんさまに()いてからでいいですか?」


「そうね、保護者の許可は取るべきよね

じゃあ良いって言われたら描きましょうか」


「はい」


 いいよって()ってくれるかな、ねこちゃん、たのしみ

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