第22話 冒険者
「さてヨースケ、色んなこと聞きたいと思うが何を聞きたい?何でもいいぜ、シャr…うぅん、アルレシャが来るまでは暇だからな」
「う〜ん……何から聞こうか……」
「おう悩め、悩めば悩むほどいい質問が出るってハンスも言ってたしな」
誰だよハンス
聞いていいか迷ってたこれ聞いちゃうか
「その髪型はどうしたの?」
「悩んで聞くのそれかよ!w
もっとあるだろ冒険者同士の常識とかよww
んじゃ答えるけどよ、つまんないぜ?
俺の仕えてるアルレシャが髪を結うのが好きなんだよ、だから俺の髪を毎朝結わせてんの
あ、あと俺が髪を伸ばしてる理由は俺の加護で必要になるときがあるからだ、以上!
他に聞きたいことは?」
怒濤の情報量だ…叡智さんに複雑な質問した時に似てるな……
でも他に聞くこと、あ!そうだ、ランク制度的なのが無いか聞いてみよう
「じゃあ何か階級制度ってある?」
「あるぜ、下から順に
紙、鉄、銅、銀、金、白金
だ、下2つはカードの材質で表されてる
銅以上はギルドカードに対応する色のマークが付く、ほらこんな感じだ」
そう言って自分のギルドカードを見せてくる、銀色のマークが付いてるからハマルは銀ランクなんだな、結構高いな
「階級が上がる条件は銅までは依頼の成功数だ、銀以上は成功率と指定依頼の成功、それと毎月払う税金を安定して払うこと」
税金あるの!?
「え、税金あるの?」
「そりゃあるだろ、税金が存在しない国から来たのか?その国よく存在できてるな?」
「いや、そりゃそうだけど冒険者っていろんなところ転々とするんでしょ?なら一つの国に税金払えなくない?」
「まぁそうだな、定住するやつもいるにはいるが少数派だ、じゃあどこに払うのかって言うとギルドだ。
毎年全国のギルドが代理で国に納税するんだよ、その国にいた期間によって俺たちが払う税金も変わる、基本的にその国の国民税+住民税だな、ただし普通の市民と違うのは月払いや日払いに対応してるところだな、市民は年1で決まった時に払うんだが、冒険者は税金を日割りして好きな時に払えるんだ
他にも冒険者は基本税の一部がなくなったり減ったりすんだよ、まぁ定期的に依頼をこなさなきゃなんねぇから市民として生きるなら登録しないほうがいいんだけどな、どうだ?うまくできてるだろ?」
よく考えられてるな……つまり僕も今後税金払わなきゃってとこか
「あぁそうだ、税金は未成年に支払い義務はねぇからそこの嬢ちゃんの分を払う必要はねぇぞ、今何歳か知らねぇがその見た目で18ってこたぁねぇだろ」
「僕もまだ17です」
「そっか、じゃあ1年は払わなくていいな、金貯めとけ、貯蓄税みたいなのはねぇから今のうちに稼げるだけ稼いどけ」
「そうさせてもらうね」
そんな話をしてたら右側から「くー」とかわいらしいお腹の音が鳴った
「……ごしゅじんさま、おなかすきました」
「ガハハ!かわいらしい訴えじゃねぇか!
悪いな嬢ちゃん、奢るって言ったのに注文もしてなくてな!」
笑いながら注文に向かうハマルを見ながら差別しない人でよかったと思う、この世界に来てから出会うのは良い人ばかりだ
「ごめんねルリ、ご飯にしようね」
「ありがとございます」
「お、イチャイチャしてんな、注文してきたぜ俺のオススメだ」
「ありがとうハマル、あとイチャイチャしてないから」
「照れんなって」
本当にロリコンが通常性癖の可能性が出てきたな
「一応確認なんだけどロリコンって犯罪だよね?」
「ロリ…?幼女趣味のこと言ってんなら普通に犯罪だぞ、ただ奴隷は問題ないけどな」
「少女の奴隷連れてるだけでそう思われる感じ?」
「そりゃ極端すぎっがそう思うやつがいんのも事実だな」
「ハマルもそう思う?」
「俺はそもそも誰が誰を好いてようが興味ねぇよ」
「そっか、ならいいか」
「おっ、んこと言ってる間に料理できたみてぇだ、取りに行くから手伝え」
「わかった、ルリはここで待っててね」
「わかりました」
カウンターに置かれてる3人分の料理を取りに向かう




