第17話 接続
再起動にかかる時間も教えてくれないまま再起動しちゃった
きょうび勝手にアプデするパソコンも時間教えてくれるのに
まぁもう寝るだけだし明日には使えるようになってるでしょ、ちなみに歯ブラシセットは来客用の使い捨ての物を使わせてもらった
歯磨き粉もちゃんとあったのには驚いた、虫歯になる心配はしなくてよさそう
早いとこ寝室行って寝よう
寝室に着いたら獣っ娘が床で寝てた
僕ベッドに寝かせたはずなんだけど……
とりあえずもう一度ベッドに寝かせて僕は床で寝る、落ちた音は聞こえなかったし寝相とかじゃないでしょ多分
***
……体が重い、鳥のさえずりも聞こえる、もう朝か……
目を開けると獣っ娘が体の上に乗ってる、馬乗りじゃなくてうつ伏せに乗ってる
可愛い寝顔で起こすのが憚られる
叡智さん、今何時?24時制で
【木・1時23分です】
なんか2重に聞こえてくるのに気持ち悪さはなくスルッと頭に入ってくる
怖っ!ていうか昨日接続してたな、それの影響か?
【世界との接続が完了した影響で各機能の強化】
【生命体の鑑別の際、条件を満たせば生い立ちや所有加護を知ることができるようになりました】
【条件は本人からの許可、もしくは隷属化、それと一定の信頼ランクです】
……使いにくくない?
ていうか奴隷に対してプライバシーとか皆無じゃん
奴隷ならそれが普通なのか…?奴隷の常識なんて知らないしよくわからないな……
とりあえず獣っ娘には使わないことにしよう、隷属化状態でも許可が必要に設定できる?
【可能です、設定しました】
仕事が早い!
とここでドアが3回ノックされた
「ヨウスケ、起きてるか?」
「はい、僕は起きてます」
「そうか、入るぞ」
いやノックした意味!
「……何をしてるんだ?」
…?どういうこと……あ!
「いや違います、これは起きたらこうなっていただけで別にそういう事をしていたわけでは」
「まぁ…ほどほどにな?」
「致命的な誤解をなさっている!!違います!!」
朝から散々すぎる!ノータッチだよ!
「ん〜……あさ……?」
「ほら、お姫様の起床だぞ」
腑に落ちない…!
「起きた?」
「おきました」
「朝食はテーブルの上に置いておいたから自由に食べろ、私は先に共用馬車へ行く、木の2時までには着くようにな、場所はすぐわかると思うぞ目印の旗が立ってるからな」
「わかりました」
今は木の1時34分だから26分あるな
「じゃあ、ご飯食べに行こうか?」
「わかりました、ごしゅじんさま」
立ち上がる時によろけてたから歩きやすいように手を繋いでリビングに向かう
それにしてもご主人様か……
あとこの子の名前も考えなきゃな、いつまでも獣っ娘はよろしくない
これでストックは終わりなのでこれ以降の投稿頻度はガクッと下がります、ご了承ください




